味付け粕漬け

2016年01月31日 | 発酵物


  大根の皮を剥き

食べやすい大きさに切ります。    荒塩をかけて     一晩置けば水気が抜けて、漬け物に薄塩味が付きます。





  カブも同様にして   こちらは長イチョウ切りに。 



 皮むきニンジンも大根の上で塩ふり。




  最後にきゅうり。カブとともに塩ふり。

漬け床の味付けセット。     酒粕5g:砂糖1g:酢1mLの割合で漬け床を作ります。

一昼夜経った塩ふり野菜の水気をとって、漬け床に入れます。  一日すれば食べられます。


おまけ。剥いた皮も捨てないで同様に粕漬けに。
              カブの葉っぱも野沢菜風の漬け物になりそう。   
  



 


アルコールでお湯わかし

2016年01月19日 | 道具
 以前購入したアルコール・コンロ *1 *2です。  左から順に、本体、消火用蓋、火力調整用蓋とそれに丸めて挟み込んだ風防です。  奥の中央に銀色に光っているのは、コーンの水煮缶を利用した、ンロ一式を収納する容器


消火蓋の縁が少し錆びていますね。 これは多分、付着していた水分が原因で、水煮缶がスチール製である為に、一番下に敷いていた消火蓋との間で化学反応してしまったのだと思われます。

これに懲りて、次からはスチール缶の底に紙か布の敷物を置いて消火蓋と直接触れないようにしたいと思います。

下の写真ですが、左から五徳(調理器具を載せるフレーム)、ストーブ本体にかぶせた火力調整蓋と、それに丸め込んだ風防、そして消火蓋が立てかけてあります。  (左隅に移っているのは、東急ハンズで買った50mLビーカーですが、ガラス台の上に乗せてありますので映り込みが合わさって、ビンか何かに見えますね。)


これら一式がまるまるとスチール缶に納まります。

黄緑色なのは、電子ライター、次いでロウソクを数本入れたプラケース、黒いのはスチール缶を包む袋です。サングラスを購入した時についてきたものを利用しました。
スポイトはアルコール注入用に使います(燃焼中は大変危険ですので燃料の追加注入はできません、点火前か消火後にのみ使用)。


後ほどこのコンロと、普通のアルコールランプでお湯を沸かして比較してみることにします。




イモドブロクなんぞに挑戦!

2016年01月18日 | 発酵物
 米のドブロクが調子よく出来上がりつつありますので、これに気をよくしたMH

たくさん作ったけれど大量に余ってしまったサツマイモ(ベニアズマ)をドブロクにしてみようと思いました。

まず最初に、イモ3kgほどと米麹500gほどでモト(発酵のスターターのようなもの)をこしらえておきます。昔はドライイーストなどありませんでしたので、天然酵母が発酵に加わってくれるのをひたすら待っていたようですが、その可能性に賭けている時間がありませんのでイーストを使いました



 軽い米麹が浮き上がって来ています。発酵時の炭酸ガスによるもので、賽の目に切ったイモは大部分が水面下です。  モトを作って加えるやり方よりも、一気に全量を仕込んでしまってもいいのかも知れません。

 まず洗ったイモの皮を剥きます。 この作業と、皮を剥いたイモを賽の目に切る作業が一番手間がかかります。もっとも、米だって刈り取って脱穀して精米して洗って水につけて・・・の手間がかかりますから、それにくらべれば手間そのものは少ないのですがね。



 この時に、イモの傷んだ部分や根、芽の跡などを取り除いておきます。



 ただひたすらに賽の目切りにしていきます。



容器は丁寧にアルコールで拭いておきましょう。



それを蒸かし布に包んで、芯がわずかに残るかぐらいまで蒸し上げます。



用意しておいた屏風山の名水に、アツアツのまま投入。この後、人肌くらいに冷めたら米麹と先ほどの モト を入れてかき混ぜ、後は二週間後のお楽しみ



ドブロクを仕込む時のアルコール消毒

2016年01月02日 | 発酵物
 精白(精米所で無洗米設定で)した米。濁りがあまり出なくなるまで洗い、一晩水浸したものを一時間半くらい蒸したら冷水に投入して米麹を混ぜます。

ヌカ臭さが残らないように無洗米レベルにまで精白しても、洗うと白く濁ります。

完全に無色透明にすることは不可能だと思われますので、適当なところでキリをつけて浸水します。実際、研ぎ過ぎると米粒が壊れてしまい、蒸し布から零れ落ちたりします。

そのほかに気を付けたいのが、
容器などの消毒です。

毒、というよりも、カビや雑菌の影響を防ぐ対策になります。消毒用アルコールをティッシュにつけて、ていねいに容器の内側から拭いていきます。



蒸しあがった米を容器のフタ部分に仮置きしたところ。このフタもアルコールティッシュできちんと拭いてあります。



所定量の水を入れた仕込み容器。この水は屏風山の湧水です。飲料水として地本の人が使用しているほどで、夏に直接飲みますと喉に冷たく滲みわたっておいしい。保健所の水質検査でも折り紙つきの名水です。



アツアツの蒸米を投入してかき混ぜたところ。少し冷えたら、麹とイーストを加えて仕込み完了となるのです。



 二週間ほどで飲めるようになります。楽しみ


明けましておめでとうございます。

2016年01月01日 | 道具

 古い甕を利用して、火鉢にしようと思いつきました。

当時として極一般的だったであろう、普通のカメです。その為、土の材質が現在のものと比べると かなり低品質で、「土混じり」といった感覚があるシロモノですが、味わいそのものは深いものがあるように思えます。

持ち上げる際に取っ手となる口の部分に、すでに「ヒビ」が入っていまして、いつボコッと行くか いささか心配ではありますが、立派に火鉢の役割をしてくれています。

五徳は近くの「こだわりホームセンター」で購入しました。ヤカンやナベを載せてゆっくりとお湯を沸かすのに便利です。火箸もそこの店で買ったものです。
炭は即席囲炉裏でこしらえた、消し炭。   実際、小規模なバーベキューをする場合、火起こしから消火までの間に、必要とされる火力は思ったほど多いものではなくて、消し炭1キロほどで済んでしまうのではないでしょうか。

消し炭、というのはそこらに落ちている山からの木の枝の乾いたものとか、そういう素材を焚火してその時の副産物として得られるものです。熾火となって真っ赤に燃えているものを火鋏でとって、水に入れるだけ。それを乾かしておけば、消し炭として再び使えるわけであります。





 座敷にもってきました。

暖冬のお正月。

暖かい日差しの中で、一風レトロな手あぶりができあがりました。

大切にとってあった本場沖縄の古酒 泡盛をいただこうかと思います。



なんといっても泡盛は、
お湯割りが最高!!!