医薬品・食品の変遷

例えば毒に当たらずに、初めてフグを美味しく食べた人
例えば毒キノコ・食用キノコが分別できて初めて食べた人
例えば猛毒のトリカブトを焼くと、薬になることを見つけた人
例えばカビでも喰えると、ゴルゴンゾーラを作って食べた人
例えば同じくカビからペニシリンを発見した人

医薬学、食品学は長い歴史の中で無数の臨床の末での構築だ。
食べて飲んで、亡くなった無数の祖先が居るのは間違いない。
細菌は衛生が良くなると、それに対しての耐性をつけて
更に変化し、新たな細菌となって立ち向かう。
そしてまた新たに研究・臨床が続けられる。

関西はここ三日ほど湿気たっぷりな雨が降りっぱなしだが、
気になるのはやはり東北、降ってくれると弱った地盤で新たな災害の
可能性があるのは勿論、以前から危惧している疫病が
出てくる、これが心配。

がれきの塵・芥、或いはがれきの中の遺体（人間・動物）
に寄生する害虫を介して食品につく、ということはないか。
現地の方は被災なされた方は勿論、ボランティアや
応援で入っている方も充分栄養を摂って、体力を
つけておいてください。

そんな話をしていたら、話を聞いていた相手が先日
某医薬会社の株を大量に買ったと、わざわざ報告してくれた。
・・・死ね、と心底思った（笑）。
とにかく、あり得ないことが起こってる状況では
普通の対処をしていてもダメだ、特に現場の方々の
健康状態、精神状態は最悪なのだから。

昨晩、大雨の日にいきつけの焼肉・貴美苑さんに行った。
マスターとは、それに関しての話題は私の方からは
一切言わなかったが、マスターの方から切り出してきた。
「あれ以来、客足が弱くなって」
きっちりトリミングをしておれば、問題ない話なのだが
今回は卸も店も問題があるように思われる。
それと、食品業界は安かろうの流れに終止符を打つ時期かもしれない
安くすれば回転を必要とし、そこに「隙」が生じる。

それは衛生なのか、店舗の安普請なのか、店員の行儀悪さなのか
どこに出るかは判らないが、客に対して必要なピースは欠ける。
それと店をやるなら、どういう客層を選ぶのか。
安くすると言うのは、全ての客層を取り込めそうに思われるが
そうは思えない、静かに食べたい私は安い料飲店には行かない。
（騒いで大勢で行く時には使わしてもらいまっせぇ～～）

マスターが、トリミングで削いだ肉を冷蔵庫から
出してポンッと私の皿に置いてくれた。


うっま！！何これ
「賄い用やけどね」とろける肉とはこの事なり
メチャクチャ美味かった。
マスター、風評にめげず頑張ってくださいよ～
皆の衆、近々行くぞ。

焼肉　貴美苑
大阪府大阪市淀川区十三東3-7-8 第二マンションアサヒ　１Ｆ
06-6886-0139