四条大宮ジャーナル

この度の東北太平洋沖地震にて被災された方々へ
お見舞い申し上げます

加藤和彦と京都

2009-10-19 01:15:17 | 京都
学生時代に売り払ったレコードの中で、生き残ったフォークル
2枚組LP


『帰ってきたヨッパライ』でキワモノ的デビューをはたしたフォーク・クルセダーズは
北山修(京都府立医科大)はしだのりひこ(同志社大)
加藤和彦(龍谷大)と、京都の学生が仕掛けたものでした。

一発屋と思いきや、『悲しくてやりきれない』
『青年は荒野をめざす』
など名曲を次々残して解散。

私は45歳なので、リアルタイムに追いついた時には全て懐メロでした。

トノバンこと加藤和彦氏は、その後ミカバンドを経て、まさにジャンルを問わない『音楽家』でした。

映画音楽、歌舞伎、アイドル何でもこいで恐ろしいほどの仕事とお見受けしました。

加藤和彦を知らなくても、映画『パッチギ!』は知ってる若い人、YMOを知っている人
よしだたくろう、泉谷しげる知ってる人
竹内まりや知ってる人etc・・・

みんなと仕事して
足跡残した加藤和彦さん。

だからと言って大物顔せず、京都・円山野外音楽堂に来たときも飄々として。

背丈が高かったなぁ(190cm近かった)ニコニコ笑顔で
多分、アマチュアの頃からと変わらないステージさばきで。

私が物覚えついた時から聴いていた
方がいなくなりました。

ほんまに心に穴、空くってこんなかな。

歌で沢山、私の人生救ってくれましたね。
『青年は~』では1人金沢へ引っ越しするとき歌ったっけ。
『イムジン河』は韓国旅行の時、板門店で歌った。

『日本の幸福』は子供が産まれた時に
呟いた。

『不思議なピーチパイ』は
高校の頃、彼女が好きやった曲。

身近にあった曲ばかりで思い出が多すぎて。

大好きでした。