２度目の大きな挫折

　今回の挫折は大変痛いです。確かに大変厳しい選挙ではありましたが、皆様にご期待を頂き、折角若くして政治の世界に送り出して頂きましたので、この若さを生かして、あまり目先のことにとらわれずしっかりと次代を見据え、“私たちの子どもや孫の世代のために！”のスローガンのもと、末永く皆様のお役に立ってまいりたいと考えておりました。それだけに、ここでその道が絶たれてしまったことは、誠に残念でなりません。

　これまでを振り返ると様々な挫折はありましたが、今回が大きな２度目の挫折であると思います。１度目の挫折は、高校受験に失敗したときでした。

　前橋高校を受験しましたがある教科で失敗し、その時点で不合格を確信しました。私立高校には合格しておりましたが、その時点で浪人してもう１度挑戦することを決めました。母には大反対をされましたが、今考えるとそれも当然のことと思います。そして、担任の先生からは予備校に行くことを勧められましたが、どこで失敗したか自分ではよく分かっておりましたので、それから１年、朝９時に市立図書館の自習へ通い、終わりまで勉強する日々となりました。放課後や長期休みには、前高・前女に入った同級生も多く通って来ましたので、正直、少し心が痛んだことを覚えています。また、時には途中で勉強がいやになり、早く帰宅してしまったこともありました。自分のことながら、中学生でよくあのような選択したと思います。そして、翌年、その挫折を乗り越え、何とか前高入学を果たしました。

　この度の２度目の挫折も、気持ちを強く持ち、必ず乗り越えられるように頑張って行きたいと思います。