日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

寄る年波 2021初夏

2021-06-17 20:48:09 | 
六月の中旬以降に訪れるのが、車の法定点検です。初度登録から18年となる今回も、前年に続き穏当に済ませることができました。30万円台前半の見積もりから、予防的な処置に過ぎないものをひとまず見送り、20万円台に収まるという結果です。点検のために直接かかる出費と消耗品の交換以外は、オイルパンの修繕にほぼ限られます。初度登録から18年の老骨としては上出来といってよいでしょう。
さらに一年走り通して次の車検を迎える頃には、ブレーキディスクと夏タイヤが交換時期を迎えます。その二つだけで今回の総額に迫る代物だけに、来年はさすがに覚悟が要りそうです。しかし、自分にとって現代の車の多くはあたかも家電製品のように映ります。様々な箇所が電動化され、使い捨ての代物と化してきたところが、よく似ているということです。そのようなものに高額な金を注ぎ込んで、自ら所有したいとまでは思われません。いわゆる「所有から利用」という潮流は、起こるべくして起きています。ならば現に「所有」している車をどれだけ長く維持できるかが問題で、乗り換えた場合と比べた損得を気にすることはありません。数十万なら惜しくはないという心境です。
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