はしご酒にも多少の間合いは必要です。しかし、早仕舞いが多い現状では四の五のいってもいられません。「山女や」が空いていれば即入るつもりで向かったところ、無情にも袖看板は消えていました。しかし、往生際の悪さが功を奏します。やはり早仕舞いかと落胆しつつもさらに歩くと、提灯の明かりが見えてきました。店内には先客がおり、営業中の札もあります。恐る恐る暖簾をくぐり、もう仕舞いかとたずねたところ、何事もないかのように通されるという顛末です。物騒なご時世につき袖看板の明かりを消し、事情を知る常連客だけ通しているということでしょうか。年に一回訪ねるのがせいぜいの余所者なら、断られてもおかしくはありませんでした。快く迎えてくれた店主の計らいに感謝したいものです。
初めてここを訪ねたのは九年前、それも大震災の翌日です。直視したくない現実が次々報道される中、松本の街は何事もないかのように平穏でした。あのとき以上の騒動に直撃された今回も、店は変わらず賑わっています。健在ぶりは天晴れです。
★山女や
松本市大手4-8-2
0263-35-3139
1800PM-2300PM
日曜定休
将棊頭
一瓢
お通し(白菜)
ササミの明太子巻
シシトウ巻
若どり
もつ煮
もりそば
初めてここを訪ねたのは九年前、それも大震災の翌日です。直視したくない現実が次々報道される中、松本の街は何事もないかのように平穏でした。あのとき以上の騒動に直撃された今回も、店は変わらず賑わっています。健在ぶりは天晴れです。
★山女や
松本市大手4-8-2
0263-35-3139
1800PM-2300PM
日曜定休
将棊頭
一瓢
お通し(白菜)
ササミの明太子巻
シシトウ巻
若どり
もつ煮
もりそば