糸岡ｼ度り

いよいよ綱渡りの様相を呈してきました。明日から活動を再開します。
道南編を三日で切り上げたときには、明日から再開するつもりでした。しかし直後に再考し、明後日からの三日間にする方向で一時はまとまりかけていました。巡り巡って元の鞘に収まったのは差し迫った事情によります。週が変わると同時に冷え込み、峠では雪に降られる可能性も出てきたのです。その結果、週内に少なくとも盛岡まで駒を進めておく必要に迫られ、逆算によって明日からの再開に落ち着いたという経緯があります。
そのようなわけで、決め手は雪を避けることにあり、その他の点で決定的な違いが出てくるわけではありません。特に、天候については五十歩百歩です。最新の予報によると、明日は曇りがち、明後日は雨で、晴れるとしても最終日がせいぜいとされます。一方、こちらは昨日も今日も目の覚めるような快晴でした。太平洋側で晴れる代わりに雪国では不安定という、冬の気候に近付いてきたということでしょう。北海道から東北を縦断して帰るという行程自体、何度も経験してきたものの、北東北で立冬を迎えるのは初めてです。秋から冬への移り変わりを感じられれば幸いに思います。