日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

この季節の楽しみ 2020(11)

2020-07-26 09:14:37 | 野球
目覚めると外はまたもや本降りでした。今のところ判明している十日間の予報によると、終日曇の明日を除いて雨模様です。立秋まであと12日、夏はこのまま往くのでしょうか。長雨に祟られて試合数も激減し、第24日は23大会126試合の開催にとどまりました。
贔屓の長野大会は北信地区を除いて中止され、近畿地区の中継もことごとく流れて、前日までの賑わいからは明らかな落差を感じる一日でした。限られた見所の一つとなったのが、今なお勝ち残っている長崎の離島勢による戦いです。五島は散るも、壱岐は最終回の集中打で快勝し、離島勢では八重山に続く8強進出を果たしました。

非常時にかこつけて、延長戦を一律にタイブレークとする措置が主流となってしまったのは残念でした。しかし、例年通りに戦われる大会も少ないながらあるものです。青森、岩手、長野、徳島、長崎、佐賀と並ぶ例外の一つに大分が挙げられます。
例年はさほど注目することもない小規模大会の一つです。しかし今季はさらに二つの美点があります。一つは、序盤から実況と解説付きで中継されてきたことです。それに加えて、全国的にもここだけだろうと思われることがあります。応援が禁止されていないのです。
関係者以外観戦謝絶なのは同様で、鳴り物による応援もありません。しかし、その代わりに聞こえてくる野球部員らの雄叫びは、往年の千葉ロッテの応援にもどことなく通ずるものです。大会によっては校歌の斉唱すら省かれるところも散見されます。ましてや応援などもってのほかだと詰られかねないご時世に、あえて「自粛」を求めなかった計らいは天晴れです。

★北北海道大会
・旭川支部代表決定戦
 旭川大12-9旭川東
・十勝支部代表決定戦
 帯広農12-0足寄
・北見支部代表決定戦
 北見緑陵10-8遠軽
・名寄支部代表決定戦
 豊富6-7x枝幸
★南北海道大会
・函館支部2回戦
 知内9-1函館商
 市函館3-5ラ・サール
・小樽支部3回戦
 岩内3-1倶知安
・札幌支部代表決定戦
 北海12-1札幌創成
・室蘭支部2回戦
 浦河11-1静内
★宮城大会4回戦
 登米0-7x仙台一
★福島大会3回戦
 福島西15-0会津農林
 磐城11-0安積
★東東京大会1回戦
 文京2-10二松学舎大付
 千早0-25錦城学園
★新潟大会3回戦
 新潟9-4新潟青陵
★長野大会3回戦
 長野東0-10x長野日大
 長野西5-10飯山
★石川大会2回戦
 羽咋工2-7日本航空石川
★兵庫大会2回戦
 龍野北8-6東洋大姫路(延長11回)
★広島大会3回戦
 崇徳2-8広陵(7回終了)
 高陽東9-3西条農(8回終了)
 国泰寺12-1因島
 美鈴が丘1-7呉港
 熊野14-8三次青陵(8回終了)
★香川大会
・1回戦
 香川高専高松3-4高松南
・2回戦
 香川高専詫間0-4高松工芸
 石田2-15高松
★高知大会2回戦
 伊野商4-10高知中央
 土佐3-6岡豊
 高知東工6-2小津
 追手前7-12高知
★福岡大会
・福岡中央地区2回戦
 育徳館2-1直方
・北九州地区2回戦
 門司学園3-2小倉工
・福岡地区2回戦
 春日2-1修猷館
★長崎大会3回戦
 五島0-4長崎南山
 壱岐6-1小浜
★鹿児島大会準々決勝
 鹿児島商0-4神村学園
 鹿児島玉龍3-2川内商工
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