週末に試合が集中する傾向は今季において特に顕著です。中旬の平日は東北と九州で細々と試合が続きました。再び本格化する週末を前に、昨日までの試合結果を振り返ります。
・第12日(7/13)
佐賀を加えた東北、九州の7大会で34試合が戦われました。岩手では雨で順延されていた本選が始まりました。延長戦を全てタイブレーク制とする今季の主流とは異なり、10回以降もそのまま戦われたことは特筆されます。長崎では7試合中3試合に離島勢が登場し、五島はかつての選抜覇者である清峰を僅差の末に下しました。
・第13日(7/14)
前日に続き東北と九州のみで戦われ、青森、大分両大会を加えた8大会41試合の開催でした。多くの大会が変則的な開催を余儀なくされる中、例年に近い形で開催される大会の一つが青森です。地区予選と本選は分けられず、初戦は平日の三日間を使って戦われます。しいて違いを挙げるとすればシード校がないことです。前哨戦となるはずの春季大会が中止に追い込まれたことによる影響が現れました。その結果、八戸学院光星がいきなり登場して圧勝する一方、昨季8強入りした三沢は儚く散りました。選手権とはあくまで異なる独自大会の位置付けとはいえ、夏の初戦敗退は七年ぶりの屈辱となります。岩手の古豪福岡も盛岡大付に惜敗する中、同じく古豪の盛岡一は七年ぶりの16強入りを果たしました。
・第14日(7/15)
試合数はさらに減り、5大会19試合にとどまりました。古豪秋田は8強を目前に敗退。久々の4強入りを果たした3年前、同じ3回戦で倒した秋田商に惜敗し、雪辱を喫するという幕切れです。大分では10回以降もそのまま戦う、岩手と同じ原則的な延長戦が出現しました。やはり、接戦はこうであってほしいものです。神村学園は順当に地区予選を突破するも、2戦で51得点という圧勝ぶりが特筆されます。
・第15日(7/16)
試合数はますます減り、3大会11試合の開催でした。四日遅れの開幕となった熊本では、県内を城北、市内、城南の三地区に分け、それぞれを予選ではなく大会として位置付けます。各地区から進出した16強で争うはずの本選が、豪雨の影響で見送られたための措置でしょう。地区内だけで戦われるのは福岡、京都に続く三例目となります。異例づくしの初戦では済々黌が不覚をとりました。古豪津久見は藤蔭との接戦を喫し、昨年の雪辱を果たしています。
・第16日(7/17)
細々と戦われてきた東北では試合がなく、北北海道と島根を加えた6大会23試合が戦われました。先入観の割に意外と広い県の一つが島根です。最東端の安来から最西端の益田までは190kmほどあり、東西方向に200kmある静岡と比べてもほぼ変わりません。その県土を東部、中部、西部の三地区に分けながらも、初戦から1回戦と数えるのは、開幕済みのところでいうと秋田、茨城の両大会と同じです。ただし、それぞれ8強、32強までが地区別となるあちらと違い、16強までとなるのが異なります。
★北北海道大会
・釧根地区1回戦(7/17)
霧多布0-9釧路商・白糠・阿寒・根室
羅臼0-7釧路北陽
★青森大会
・1回戦(7/14)
八戸学院光星17-3黒石商
三沢3-8五所川原
七戸13-8三本木農
・1回戦(7/15)
名久井農0-13五所川原工
・1回戦(7/16)
五所川原農林6-14青森中央
柏木農12-1八戸水産
青森西3-13x東奥義塾
八戸高専2-7青森東
★岩手大会
・1回戦(7/13)
久慈1-2水沢商
一関学院16-3水沢商工
宮古3-1不来方
水沢工4-5x花巻農(延長11回)
・1回戦(7/14)
釜石商工2-9x盛岡一
盛岡大付7-4福岡
★秋田大会
・2回戦(7/13)
秋田10-1新屋
秋田工3-4秋田南
・3回戦(7/15)
秋田3-4秋田商
★佐賀大会1回戦(7/13)
佐賀北5-0鳥栖商
★長崎大会1回戦(7/13)
五島1-0清峰
海星6-2五島海陽
壱岐商0-8鹿町工
猶興館・平戸9-6長崎明誠
★熊本大会
・熊本市内1回戦(7/16)
必由館5-1済々黌
★大分大会
・1回戦(7/14)
日田林工4-0国東
・1回戦(7/15)
大分上野丘8-0由布
鶴崎工5-4高田(延長10回)
・1回戦(7/16)
藤蔭4-5津久見
・1回戦(7/17)
情報科学7-6大分南(延長10回)
★宮崎大会
・1回戦(7/13)
宮崎大宮1-4日章学園
・2回戦(7/17)
都城東8-5富島
★鹿児島大会
・南薩地区1回戦(7/13)
神村学園25-0川辺
・南薩地区2回戦(7/14)
串木野0-36伊集院
・南薩地区代表決定戦(7/15)
吹上1-26神村学園
・鹿児島地区代表決定戦(7/17)
鶴丸1-6鹿児島商
・第12日(7/13)
佐賀を加えた東北、九州の7大会で34試合が戦われました。岩手では雨で順延されていた本選が始まりました。延長戦を全てタイブレーク制とする今季の主流とは異なり、10回以降もそのまま戦われたことは特筆されます。長崎では7試合中3試合に離島勢が登場し、五島はかつての選抜覇者である清峰を僅差の末に下しました。
・第13日(7/14)
前日に続き東北と九州のみで戦われ、青森、大分両大会を加えた8大会41試合の開催でした。多くの大会が変則的な開催を余儀なくされる中、例年に近い形で開催される大会の一つが青森です。地区予選と本選は分けられず、初戦は平日の三日間を使って戦われます。しいて違いを挙げるとすればシード校がないことです。前哨戦となるはずの春季大会が中止に追い込まれたことによる影響が現れました。その結果、八戸学院光星がいきなり登場して圧勝する一方、昨季8強入りした三沢は儚く散りました。選手権とはあくまで異なる独自大会の位置付けとはいえ、夏の初戦敗退は七年ぶりの屈辱となります。岩手の古豪福岡も盛岡大付に惜敗する中、同じく古豪の盛岡一は七年ぶりの16強入りを果たしました。
・第14日(7/15)
試合数はさらに減り、5大会19試合にとどまりました。古豪秋田は8強を目前に敗退。久々の4強入りを果たした3年前、同じ3回戦で倒した秋田商に惜敗し、雪辱を喫するという幕切れです。大分では10回以降もそのまま戦う、岩手と同じ原則的な延長戦が出現しました。やはり、接戦はこうであってほしいものです。神村学園は順当に地区予選を突破するも、2戦で51得点という圧勝ぶりが特筆されます。
・第15日(7/16)
試合数はますます減り、3大会11試合の開催でした。四日遅れの開幕となった熊本では、県内を城北、市内、城南の三地区に分け、それぞれを予選ではなく大会として位置付けます。各地区から進出した16強で争うはずの本選が、豪雨の影響で見送られたための措置でしょう。地区内だけで戦われるのは福岡、京都に続く三例目となります。異例づくしの初戦では済々黌が不覚をとりました。古豪津久見は藤蔭との接戦を喫し、昨年の雪辱を果たしています。
・第16日(7/17)
細々と戦われてきた東北では試合がなく、北北海道と島根を加えた6大会23試合が戦われました。先入観の割に意外と広い県の一つが島根です。最東端の安来から最西端の益田までは190kmほどあり、東西方向に200kmある静岡と比べてもほぼ変わりません。その県土を東部、中部、西部の三地区に分けながらも、初戦から1回戦と数えるのは、開幕済みのところでいうと秋田、茨城の両大会と同じです。ただし、それぞれ8強、32強までが地区別となるあちらと違い、16強までとなるのが異なります。
★北北海道大会
・釧根地区1回戦(7/17)
霧多布0-9釧路商・白糠・阿寒・根室
羅臼0-7釧路北陽
★青森大会
・1回戦(7/14)
八戸学院光星17-3黒石商
三沢3-8五所川原
七戸13-8三本木農
・1回戦(7/15)
名久井農0-13五所川原工
・1回戦(7/16)
五所川原農林6-14青森中央
柏木農12-1八戸水産
青森西3-13x東奥義塾
八戸高専2-7青森東
★岩手大会
・1回戦(7/13)
久慈1-2水沢商
一関学院16-3水沢商工
宮古3-1不来方
水沢工4-5x花巻農(延長11回)
・1回戦(7/14)
釜石商工2-9x盛岡一
盛岡大付7-4福岡
★秋田大会
・2回戦(7/13)
秋田10-1新屋
秋田工3-4秋田南
・3回戦(7/15)
秋田3-4秋田商
★佐賀大会1回戦(7/13)
佐賀北5-0鳥栖商
★長崎大会1回戦(7/13)
五島1-0清峰
海星6-2五島海陽
壱岐商0-8鹿町工
猶興館・平戸9-6長崎明誠
★熊本大会
・熊本市内1回戦(7/16)
必由館5-1済々黌
★大分大会
・1回戦(7/14)
日田林工4-0国東
・1回戦(7/15)
大分上野丘8-0由布
鶴崎工5-4高田(延長10回)
・1回戦(7/16)
藤蔭4-5津久見
・1回戦(7/17)
情報科学7-6大分南(延長10回)
★宮崎大会
・1回戦(7/13)
宮崎大宮1-4日章学園
・2回戦(7/17)
都城東8-5富島
★鹿児島大会
・南薩地区1回戦(7/13)
神村学園25-0川辺
・南薩地区2回戦(7/14)
串木野0-36伊集院
・南薩地区代表決定戦(7/15)
吹上1-26神村学園
・鹿児島地区代表決定戦(7/17)
鶴丸1-6鹿児島商
