近い順に攻めるかというとさにあらず。三番目に訪ねたのは、自転車でも行くには行ける、しかしいささか遠く感じる西早稲田の銭湯でした。いきなり遠くへ飛んだのは、関越道を下りて自宅へ戻るとき、経路上の左側にある銭湯が、かねがね気になっていたからに他なりません。思わぬ事情で銭湯通いを始めたときから、一度は行ってみたかったのがこちらです。
経験則として、銭湯は目立たない路地裏にあることの方が多いような気がします。しかしこちらは表通りに面しており、存在に気付いたのもそのためでした。宮造りの立派な建屋は暗い中でも存在感を放ちます。その手前に増築された箱形の区画に玄関があり、くぐった先が待合所と番台です。その番台は窓口と呼んだ方が実態には合致しており、昔ながらの造りを残す塩湯のそれより近代的です。
とはいえ何もかも改装されているわけではなく、吹き抜けになった天井回りの造りには塩湯との共通性が感じられます。古い和風建築の造りを残しながらも、時代に応じて部分的に改装されてきたという点で、自身が知る中では京都の孫橋湯を彷彿させる銭湯でした。
★松の湯
東京都新宿区西早稲田1-4-12
03-3203-1655
1500PM-100AM
月曜定休
入浴料470円
経験則として、銭湯は目立たない路地裏にあることの方が多いような気がします。しかしこちらは表通りに面しており、存在に気付いたのもそのためでした。宮造りの立派な建屋は暗い中でも存在感を放ちます。その手前に増築された箱形の区画に玄関があり、くぐった先が待合所と番台です。その番台は窓口と呼んだ方が実態には合致しており、昔ながらの造りを残す塩湯のそれより近代的です。
とはいえ何もかも改装されているわけではなく、吹き抜けになった天井回りの造りには塩湯との共通性が感じられます。古い和風建築の造りを残しながらも、時代に応じて部分的に改装されてきたという点で、自身が知る中では京都の孫橋湯を彷彿させる銭湯でした。
★松の湯
東京都新宿区西早稲田1-4-12
03-3203-1655
1500PM-100AM
月曜定休
入浴料470円