初めて高山に泊まったとき、酔客御用達のラーメン屋を探しながら、結局見つけることができませんでした。しかし今回、これはという店にようやく出会うことができました。本日のトリを飾るのは「大もり」です。
店は呑み屋街というより駅に近い場所にあり、今まで気付かなかったのもそのためです。釜石で入った仮設の飲食店のごとき、見るからに安いと分かる普請はさておき、地元の酔客で賑わう雰囲気は、こちらが探し求めていた店そのものです。
カウンターに立つのは店主らしきおばちゃんと助手の二名。ただし助手は文字通りの助手であり、調理は全ておばちゃんが担当しています。かなりの数の注文を華麗な手さばきで仕上げていく様子はまさに職人芸です。ほどなくして出てきたチャーシューメンは、雷文入りの小振りな丼に淡い色のスープを満たし、極細の縮れ麺と巻きチャーシュー五枚、それに葱、メンマ、なるとに焼海苔を乗せた美しい出で立ちをしています。「やよいそば」ほど特筆すべき味わいではないものの、酔客の味覚に合わせたかのような、毎日でもいただけそうな味わいは、稚内の「庄内食堂」を彷彿させるものがありました。もちろん汁一滴残さず完食です。
★大もり
高山市初田町1-3
0577-36-5512
1500PM-1800PM/2100PM-200AM
日曜及び月曜定休
チャーシューメン750円
店は呑み屋街というより駅に近い場所にあり、今まで気付かなかったのもそのためです。釜石で入った仮設の飲食店のごとき、見るからに安いと分かる普請はさておき、地元の酔客で賑わう雰囲気は、こちらが探し求めていた店そのものです。
カウンターに立つのは店主らしきおばちゃんと助手の二名。ただし助手は文字通りの助手であり、調理は全ておばちゃんが担当しています。かなりの数の注文を華麗な手さばきで仕上げていく様子はまさに職人芸です。ほどなくして出てきたチャーシューメンは、雷文入りの小振りな丼に淡い色のスープを満たし、極細の縮れ麺と巻きチャーシュー五枚、それに葱、メンマ、なるとに焼海苔を乗せた美しい出で立ちをしています。「やよいそば」ほど特筆すべき味わいではないものの、酔客の味覚に合わせたかのような、毎日でもいただけそうな味わいは、稚内の「庄内食堂」を彷彿させるものがありました。もちろん汁一滴残さず完食です。
★大もり
高山市初田町1-3
0577-36-5512
1500PM-1800PM/2100PM-200AM
日曜及び月曜定休
チャーシューメン750円