花見の旅が本格化して晩酌ネタから遠ざかり、早二月以上が経ちました。一段落したところで再開します。
前回に引き続き「松尾」の高橋助作酒造店による一品ですが、純米吟醸の「斑尾」に対し、こちらの「戸隠」特別純米です。純米吟醸と特別純米の組み合わせといえば、昨秋に「荒瀬原」と「上水内」のひやおろしをいただいています。予想とは裏腹に、純米吟醸の方が穏やかで丸みを帯びた味わいでした。その関係が今回は逆転し、純米吟醸では切れ味が、特別純米は旨味と当たりの柔らかさが強調されています。冷酒に向いた「斑尾」に対し、冷やでよし、燗ならなお良しなのが「戸隠」といってもよさそうです。ただし、片や「果実様の香味、キレの良い芳醇やや辛口」、片や「華やかな香り、キレの良い芳醇やや辛口」という蔵元の寸評からも分かる通り、味わいの骨格はよく通っていて、同時に飲み比べて初めて分かる程度の違いに過ぎません。そのような中、わずかに色を帯びたところは一目で分かる特徴です。
★松尾 特別純米槽口搾り無濾過生原酒「戸隠」
高橋助作酒造店(長野県信濃町)
原料米 長野県産美山錦
精米歩合 酒母39% 掛麹59% 掛米65%
アルコール分 16度以上17度未満
採水地 醸造地及び戸隠宝光社付近
長野県信濃町 萬屋酒店にて購入
前回に引き続き「松尾」の高橋助作酒造店による一品ですが、純米吟醸の「斑尾」に対し、こちらの「戸隠」特別純米です。純米吟醸と特別純米の組み合わせといえば、昨秋に「荒瀬原」と「上水内」のひやおろしをいただいています。予想とは裏腹に、純米吟醸の方が穏やかで丸みを帯びた味わいでした。その関係が今回は逆転し、純米吟醸では切れ味が、特別純米は旨味と当たりの柔らかさが強調されています。冷酒に向いた「斑尾」に対し、冷やでよし、燗ならなお良しなのが「戸隠」といってもよさそうです。ただし、片や「果実様の香味、キレの良い芳醇やや辛口」、片や「華やかな香り、キレの良い芳醇やや辛口」という蔵元の寸評からも分かる通り、味わいの骨格はよく通っていて、同時に飲み比べて初めて分かる程度の違いに過ぎません。そのような中、わずかに色を帯びたところは一目で分かる特徴です。
★松尾 特別純米槽口搾り無濾過生原酒「戸隠」
高橋助作酒造店(長野県信濃町)
原料米 長野県産美山錦
精米歩合 酒母39% 掛麹59% 掛米65%
アルコール分 16度以上17度未満
採水地 醸造地及び戸隠宝光社付近
長野県信濃町 萬屋酒店にて購入
