日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

春まだ浅い信越へ - 晩酌

2015-02-28 23:25:26 | 晩酌
18号線を上って黒姫に戻りました。長い一日をお待ちかねの晩酌で締めくくります。本日の献立はこちらです。
地の物は筒石の平目に信州の長いも、真打ちにはけんちんうどんを選びました。実は、この先の戦略上テントと椅子を除くキャンプ道具一式を持参しており、けんちんうどんはクッカーとストーブで温めます。こたつに当たりながらすすればまさに最高でしょう。

戸隠
筒石漁港ひらめ
からすかれい照焼き
信州産長いもの醤油漬
九条ねぎの野菜餃子
ダシ香る大人のけんちんうどん
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春まだ浅い信越へ - 115系

2015-02-28 22:24:16 | 甲信越
終点の新井で115系の普通列車に乗り換えました。関山までわずか二駅の移動ではありますが、中間駅はスイッチバックの二本木です。

★新井2224/346M/2241関山
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春まだ浅い信越へ - くびき野6号

2015-02-28 22:00:31 | 甲信越
鉄道唱歌のオルゴールが流れ、案内放送の後に再び流れて直江津に到着。乗車してきた編成が引き上げるのを見届けて、隣のホームに停車していた北陸色大目玉の急行型を撮るうちに、小一時間の持ち時間は慌ただしく過ぎました。485系3000番代の「くびき野6号」で来た道を引き返します。

★直江津2155/くびき野6(3376M)/2222新井
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春まだ浅い信越へ - 妙高5号

2015-02-28 20:50:47 | 甲信越
長野で呑める状況をあえて見送ったのは、これに乗りたかったからに他なりません。関山駅に車を置いて「妙高5号」に乗り込みました。
この列車に直江津まで乗ると、小一時間の間合いを経て折り返しの「くびき野6号」が出発し、それが新井で長野行の最終列車に接続します。暗い中とはいえ189系、485系、115系の三形式に乗車でき、二本木のスイッチバックも二度通れるという寸法です。撮影中心の活動とはいっても、新幹線開業前の残り二回は、このように車を置いて列車に乗る場面が出てくるかもしれません。
さる週末には同業者で混み合っていた「妙高」も、夜間はさすがに空いており、自分が乗った5号車の乗客は十人足らずに過ぎません。これなら帰りの列車も心置きなく楽しめるでしょう。

★関山2041/妙高5(3325M)/2119直江津
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春まだ浅い信越へ - 萬屋酒店

2015-02-28 19:46:17 | 酒屋
そのようなわけで、毎度おなじみ萬屋酒店を訪ねます。来るたびに初見の酒が一つはあるという経験則は、中五日で再訪した今回も例外ではありませんでした。前回買い求めた「荒瀬原」に続いて選んだのは、同じ槽口でも造りが違う「戸隠」の特別純米酒です。

萬屋酒店
上水内郡信濃町柏原2711-23
026-255-2078
900AM-2000PM
元日他不定休
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春まだ浅い信越へ - 誤算

2015-02-28 19:34:56 | 甲信越
黒姫に泊まるという宿願が成就したのはよいのですが、思わぬところで足をすくわれました。当てにしていたそば屋が看板になってしまったのです。宿に着いたときには開いていたことからして、おそらく七時で閉店なのでしょう。九時までという情報を鵜呑みにしていたのが仇となりました。駅前には他に飲食店の明かりもありません。
乗車がてら長野に移動して呑むのも十分可能な状況ながら、今回酒場で呑むのは二の次です。幸いにして隣の酒屋はまだ開いているため、ここで酒を買って宿呑みにします。あいにくスーパーが近くにはなく、以前も世話になった関山のナルスが最寄りになるようです。こうなると分かっていれば、こちらへ向かう途中に寄っておけばよかったのですが、全くの結果論なので仕方がありません。もう一度県境をまたいで買ってきます。
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春まだ浅い信越へ - 投宿

2015-02-28 18:33:14 | 甲信越
日没を迎えたところで宿探しです。順当ならば長野まで30kmほど戻って泊まるところ、本日は黒姫駅前の「ふじのや旅館」に飛び込みました。
駅前通りに建つ雪国らしい重厚な木造建築は、洋風の駅舎と並ぶ町の顔といっても過言ではないでしょう。その旅館に一度泊まってみたいという考えがかねてからありました。街に泊まって酒場で呑むのを基本とする関係上、果たせないまま今日に至ったわけなのですが、信越本線が終焉を迎えようとしている今こそ、宿願達成にはまたとない機会と思い至った次第です。
夕刻に電話をかけて飛び込んだため、当然ながら素泊まりです。しかし、駅前には以前世話になった蕎麦屋もあり、軽く一杯やるには必要にして十分でしょう。そして何より、昔ながらの駅前旅館の風情がたまりません。これまで外観だけ眺めていた建物は、間口以上の奥行きを持ち、なおかつどこもかしこも塵一つなく綺麗に磨かれていて、長年手入れしながら使われてきたのが一目瞭然です。館主に案内されて上がった六畳間にはストーブと炬燵が入り、冷えた身体を温めてくれます。そんな居心地を含め、最後を飾るにふさわしい思い出になってくれそうです。
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春まだ浅い信越へ - 撮影終了

2015-02-28 17:47:18 | 甲信越
その後県境を越えて関山に移動し、信越大橋に戻ったところで日没となりました。夕日は黒姫山の右裾に沈み、茜色の空が次第に色褪せてきたところです。気温は氷点下1度、無風にもかかわらず数字以上に冷えています。
行き当たりばったりの弊害が肝心な場面で露呈し、主役ともいえる「妙高6号」に適した場所を見つけられず、結局逃してしまったのが惜しまれます。しかし、ほぼ初見にもかかわらず、実質四つの絵柄をものにできたのですから上出来ではないでしょうか。同業者に出くわす場面もほとんどなく、心置きなく撮影を楽しめたのは幸いでした。
天候にも恵まれ、上々の結果に終わった一日でしたが、明日は無情にも本降りの雨と予想されています。しかし、平地では雨でも、県境では雪になる可能性は十分にあるでしょう。そうなればむしろ撮影のしがいが出てくるかもしれません。最後まで往生際悪く粘ることになりそうです。
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春まだ浅い信越へ - 信越大橋

2015-02-28 14:32:36 | 甲信越
名残は尽きないものの、残念ながら次の列車の時間です。後ろ髪を引かれつつも黒姫駅を後にし、次なる撮影地にやってきました。訪ねたのは国道18号線の信越大橋です。
その名からして県境をまたぐ橋なのでしょうか。雪雲をかぶって判然としないものの、緩やかに右カーブを描く橋の正面には、妙高山とおぼしき山が鎮座し、やや左には黒姫山と思しき山が。橋は信越本線とそれに並行する川をかなりの高さで一跨ぎにしており、県境の峠へ向かって右へ左へカーブを切る線路の彼方に、飯縄山が鎮座しています。しかも、橋のたもとに広大な駐車場があり、ただ一人の先客も自分と入れ替わりに去りました。どれほど混むかと身構えたところが、拍子抜けするほど平静を保っているのは幸いです。
唯一惜しむらくは、その絵柄の下を送電線が横切っており、二本ほどが写り込んでしまうことです。とはいえ、遠目に見れば目立つものではありません。二時過ぎの下り列車をここで仕留めました。
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春まだ浅い信越へ - 黒姫そば店

2015-02-28 13:36:16 | B級グルメ
「妙高」を狙い通りに仕留めたところで駒を進めます。続いて立ち寄るのは黒姫駅、目当てはもちろん駅そばです。
今日が正真正銘の最終日ということもあり、待合室は前回以上の賑わいで、常時十人前後のお客が入れ替わり立ち替わりそばをすすって行きます。しかもその多くが地元客で、長年愛されてきた店なのが一目瞭然です。この店があと二時間あまりで店じまいとは、にわかに信じられません。しかし、隣の売店は正午で既に店を閉じ、店番のおばちゃんと手伝いに来た数名とが、残った商品を段ボールに詰め込んでいます。さらに駅の玄関には、信越本線最終営業日となる3月13日に、窓口が三時で早じまいするとの告知が。ホームにはしなの鉄道の試運転列車も発着し、終末が迫っているのを否応なしに見せつけられました。
とはいえ、閉店の告知が出てからというもの、なんだかんだで三度も立ち寄ることができたのは幸いでした。想定外の事故渋滞に巻き込まれ、当初狙っていた「北越1号」を逃しはしたものの、結果としてはこれでよかったのかもしれません。長い間おつかれさまでした。
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春まだ浅い信越へ - 撮影開始

2015-02-28 12:26:52 | 甲信越
沿線で撮影するにあたり、最低限の情報だけ収集したと申しました。その際に当たりをつけた、古間の手前の築堤でカメラを構えたところです。
トンネルを抜けた下り列車が左にカーブしつつ築堤を行くのを、やや高い位置から見下ろすというのがここの構図です。線路がほぼ南北方向に走っていることからして、午前中の「妙高1号」などを撮るにはおあつらえ向きと見え、目の前に積もった雪が、数人程度の先客により踏み固められています。
この時間では逆光気味となり、そのせいか同業者の姿はありません。しかし、分厚く積もった雪が薄日を反射し銀世界となっているため、撮影には十分耐えられます。車も少し離れた場所に止められたため、この築堤で「妙高3号」を狙います。
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春まだ浅い信越へ - 竹風堂

2015-02-28 11:20:24 | B級グルメ
腹が減っては戦はできぬ、撮影に先立ち腹ごしらえを済ませます。現在地からして選択肢は自ずと絞られ、毎度おなじみ竹風堂の栗強飯を選びました。横川名物「峠の釜めし」が千円もする代物となってしまった今も、消費税分以外据え置きで健闘しているのは見上げたものです。
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春まだ浅い信越へ - 活動開始

2015-02-28 10:58:32 | 甲信越
須坂長野東で高速道を下りました。長電村山駅の木造駅舎を再訪してから本格的な活動開始となります。気温は3.5度で無風、やや雲は多いものの、早春らしい穏やかな好天です。
前述の通り、本日訪ねる直江津までの区間に、ズバリここだという撮影地の心当たりはありません。事前に収集した最低限の情報を頼りにしつつ、適度な人出で安全に駐車できる場所を見つけられれば、そこに腰を据えようかと思っています。本日限りで閉店になる黒姫駅のそば屋にも、どうにか都合をつけて立ち寄りたいものです。
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春まだ浅い信越へ - 禾多重力中

2015-02-28 10:02:29 | 甲信越
その後本庄児玉から高速道に乗りました。断続的に渋滞している関越道を下る理由はもはやなく、上信越道に入り東部湯の丸で休憩中です。気温は0.5度、しかし風がないため数字ほどの寒さは感じられません。
上信越道経由となったことにより、本日は長野から直江津にかけての区間が主戦場となります。しかし、自身この区間でまともに撮影したことがなく、撮影地に関する知識がほとんどありません。しかも、かなりの雪が残っているため、駐車と足場の確保だけでも難儀すると予想されます。混雑必至の状況ということもあり、今日に関する限り過剰な期待はしない方がよさそうです。
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春まだ浅い信越へ - 出発

2015-02-28 07:09:27 | 関東
おはようございます。唐突ですが、只今行田市内の国道125号線を走行中です。
ここまでの顛末を申しますと、四時過ぎに目覚めて旅支度を整え、出発したのが五時過ぎです。この時点で、関越の渋滞が始まるかどうかの瀬戸際にあり、なおかつ「北越1号」に間に合うかどうかも瀬戸際という、実に微妙な情勢でした。何分後がない状況だけに、果敢に挑む覚悟で出発したはよいものの、出発早々挫折させられる結果となります。関越道の入口にさしかかったところ、川越で事故渋滞との情報が入ってきたのです。混雑ならともかく、事故ではどうしようもありません。いずれ渋滞が所沢まで延びてくるのが確実な状況で、もはや関越道に乗る理由は失われました。そこで咄嗟に外環道へ入って東北道を岩槻で下り、そこから一般道を走ってきた次第です。
この結果、残念ながら「北越1号」には間に合わなくなりました。しかし悪いことばかりではありません。代わりに走った122号線と125号線の流れがよく、時間的にはさほどの損失とならなかった上に、赤城山から男体山まで、北関東の山々を一望する見事な眺めが延々続いているからです。吹きすさぶ寒風もまさに関東平野といった感があります。高速料金が浮いたことを含め、どうにか痛み分けには持ち込んだといってよいでしょう。もう先を急ぐ必要はなくなったため、この光景をもうしばらく眺めてから、花園か本庄児玉で関越道に乗ります。
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