春まだ浅い北陸へ 2015 - 帰着

帰宅しました。駅から我が家までの帰り道、雨上がりの夜霧で滲んだ街灯の明かりが印象的でした。去年金沢から帰ったときにも、帰り道が霧に煙っていたことを思い出します。一日で冬の寒さに戻った日本海側とは対照的に、都内は名実ともに早春を迎えたようです。

北陸への汽車旅はこれで最後と決心したにもかかわらず、終わったという実感は全くといっていいほどありません。北陸本線の汽車旅が終わるだけであり、信越本線の汽車旅も、車での活動も残っているからでしょう。
いよいよ押し迫ってくる中、唐突ではありますが、次回は中二日で何の関係もない北海道へ向かいます。去年と同様、行きがけの駄賃に弘前の雪燈籠まつりを見物した後、「はまなす」で北海道に上陸し、道内各地を周遊する五日間の旅です。北海道新幹線の開業を来年に控え、一年後には「はまなす」など取りつく島もなくなっているでしょう。北陸ほど差し迫ってはいないものの、こちらはこちらで見過ごせません。まずはこの旅に注力し、戻った後は残る週末全てを北陸信越方面に注ぎ込む予定です。