日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

汽車旅in信越 2014初冬 Part2 -奇策-

2014-11-29 16:45:04 | 甲信越
この展開を予想できた方はいらっしゃるでしょうか。さらに引き返して出発地へ戻ります。
このような奇策をとったのは、今晩開催される活動仲間との宴席に顔を出すためです。思い起こせば、blog開設当初にも同様の奇策を弄したことがありました。自他ともに求める宴会嫌いが、むくつけき中年男ばかりの宴席に限り、わざわざ活動を中断してまで駆けつけるというのですから、我ながら物好き以外の何物でもありません。

もちろんこの私のことです。二日ある切符の有効期間は余すことなく使い切ります。明日どれだけ早く起きられるかにもよるものの、想定内の時間に出発できれば再び日本海側に戻り、直江津から先は普通乗車券を併用する形で、富山方面へ足を延ばす予定です。
このような芸当ができるのも、乗り放題の「週末パス」と、長野から東京まで片道二時間弱で行き来できる新幹線のおかげです。しかし、その新幹線が延長されることによって、目下追い続けている国鉄型車両が駆逐されようとしているのは、何とも皮肉というしかありません。

★長野1649/あさま540(540E)/1828東京
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汽車旅in信越 2014初冬Part2 -夕日-

2014-11-29 15:57:54 | 甲信越
県境を越えて長野県内に戻りました。夕日が今まさに飯縄山の向こうに隠れようとしています。三時頃まで雨という予報に反し、今日はなんだかんだで時折日も差すそこそこの好天でした。乗車に徹した旅とはいえ、やはり天気が悪いよりはいいに越したことはありません。
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汽車旅in信越 2014初冬 Part2 -妙高6号-

2014-11-29 14:54:04 | 甲信越
新潟から直江津へ向かう場合、一時間後の「くびき野」に乗れば料金は要らず、所要時間も10分ほどしか違いませんでした。それにもかかわらず特急料金をはたいて「北越」に乗ったのは、直江津で上りの「妙高」に接続するからです。その「妙高」で長野に引き返します。

★直江津1450/妙高6(3326M)/1631長野
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汽車旅in信越 2014初冬 Part2 -1000番台-

2014-11-29 13:40:42 | 甲信越
三条と東光寺の間で、上沼垂色の1000番台による下り「北越」と離合しました。今日は乗車した二本と離合した三本、合わせて五本のうち四本が3000番台という結果で、この割合は前回の活動でも同じでした。1000番台に偶然遭遇する確率は、おおむね二割程度ということでしょう。
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汽車旅in信越 2014初冬 Part2 -北越6号-

2014-11-29 13:04:20 | 甲信越
小一時間の間合いを経て、上りの「北越」で来た道を引き返します。上沼垂の留置線に、1500番台を先頭車にした国鉄特急色の編成が止まっていたため、あれが出庫してこないかと淡い期待を抱いたものの、新潟駅のホームに据え付けられていたのは3000番台でした。北陸新幹線の開業まで100日あまり、1000番台に乗れる機会は再び訪れるのでしょうか。

★新潟1302/北越6(1056M)/1446直江津
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汽車旅in信越 2014初冬 Part2 -三吉屋-

2014-11-29 12:32:26 | B級グルメ
折り返しの列車を待つ間に腹ごしらえを済ませます。この旅程を組んだ時点で、お昼はここしかないと決めていました。花見以来の再訪となる、駅の近くの「三吉屋」です。
この店のよさといえば、極細の縮れ麺を使った見た目からして美しい中華そばと、店主と女将が二人で営む、地元客御用達のこざっぱりした店内でしょう。そして今回再訪して気付いたのは、透き通った黄金色のスープがとりわけ秀逸ということでした。これならあえて大盛を選ばず、並の中華そばでスープをしみじみ味わうのもよさそうです。

三吉屋 駅南けやき通り店
新潟市中央区米山1-6-10
025-241-0937
1100AM-1400PM/1730PM-2300PM
火曜定休
チャーシューメン大盛850円
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汽車旅in信越 2014初冬 Part2 -新潟駅-

2014-11-29 12:10:06 | 甲信越
定刻より3分ほど遅れて新潟に着きました。出発以来鉛色に曇っていた空が少しだけ明るくなり、雲間から青空が現れ、新潟市街に入ったところで日が差してきました。しかし、ある場所では一目の青空が広がる一方、またある場所では厚い雲が漂っており、この晴天も長続きすることはなさそうです。このような天気の変化も冬の日本海側らしいものがあります。
ちなみに、今日は越後線が高架に切り替わるとかで、車内放送でもバス代行の告知がありました。新潟駅の高架化工事も佳境に入ってきたようです。
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汽車旅in信越 2014初冬 Part2 -予想外の結末-

2014-11-29 11:07:24 | 甲信越
長岡駅の構内に進入しようとするところで、上りの「北越」が定刻より少し遅れて通過しました。予想に反し、一本前の上りと同じ3000番台の編成でした。沿線のお立ち台でも、明らかに下り列車を狙っている撮影者が相当数いたため、もしかすると後続の下り「北越」が目当てなのかもしれません。しかしその「北越」が来るのは二時間以上も後です。この悪天候でよくやるものだと思います。それだけ終焉が迫ってきたということでしょう。
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汽車旅in信越 2014初冬 Part2 -不穏な空気-

2014-11-29 10:35:44 | 甲信越
鯨波のお立ち台に、10人を軽く超えるであろう撮り鉄が。この場所で狙うとするなら、自身も先月撮影した11時台の上り「北越」でしょう。通過の一時間前からこの人数ということは、今日は国鉄特急色の1000番台が運用についているのでしょうか。このまま走れば、長岡の手前ですれ違うことになります。結果やいかに…
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汽車旅in信越 2014初冬 Part2 -四時間遅れ-

2014-11-29 10:27:43 | 甲信越
柿崎を出たところで車窓に日本海が広がってきました。鉛色の空がいかにも冬らしいのに対して、海は前回通ったときと同様凪いでおり、ここでも冬本番にはいささか早しといった感があります。しかし、先ほど犀潟を通過したとき、上りの「トワイライトエクスプレス」が走り去って行きました。時刻表を確認するとほぼ四時間の遅れです。羽越本線で強風にでも吹かれたのでしょうか。冬間近と実感する光景です。
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汽車旅in信越 2014初冬 Part2 -くびき野3号-

2014-11-29 10:10:23 | 甲信越
「くびき野」に乗り継ぎ新潟へ向かいます。運用につくのは四回連続となる3000番台で、「妙高」と入れ違いで出て行った上りの「北越」も同様でした。あと何度もない機会だけに、今後は一回一回がますます貴重になってきます。1000番台に乗りたければ、偶然やってくるのを期待するのはやめて、事前に運用を調べておく必要も出てきそうです。

★直江津1010/くびき野3(3373M)/1205新潟
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汽車旅in信越 2014初冬 Part2 -脇野田駅-

2014-11-29 09:32:07 | 甲信越
只今脇野田を発車しました。先月の中旬、来春開業する新幹線の上越妙高駅に接する形で移転した同駅ですが、前回の活動では、元の駅舎が跡形もなく姿を消しているのを車窓越しに眺めて落胆したものでした。そして今回三週ぶりに戻ってみると、今度はホームまでもが撤去され、移設前の線路沿いにあった架線と架線柱も取り払われていました。いずれ消えてなくなる運命だったとはいえ、あまりの呆気なさには同じく落胆を禁じ得ませんorz
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汽車旅in信越 2014初冬 Part2 -妙高1号-

2014-11-29 08:19:53 | 甲信越
お待ちかねの189系「妙高」に乗り継いで直江津へ向かいます。カメラ片手の乗り鉄が散見されるものの、乗客のほとんどは一般客なのが幸いです。
唯一残念なのは、前回乗車したときと同様、始発駅と終着駅で鳴らされていた「鉄道唱歌」のオルゴールが聞けなかったことです。国鉄型が一掃されれば、このオルゴールを聴ける機会もなくなるだけに、せめて最後は復活を望みたいものですが。

★長野813/妙高1(3321M)/941
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汽車旅in信越 2014初冬 Part2 -雨の軽井沢-

2014-11-29 07:31:42 | 甲信越
高崎で上越新幹線と分かれ、坂を駆け上がって軽井沢に着きました。関東ではどうにか持ちこたえていた空から、本降りの雨が落ちています。やはり天候に多くを期待するのは難しそうです。
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汽車旅in信越 2014初冬 Part2 -端境期-

2014-11-29 06:50:52 | 甲信越
只今大宮を発車しました。窓側にもわずかながら空席が出ており、前回乗車したときよりも明らかに空いています。目に見えて減ったのは登山客です。紅葉が見頃を過ぎたという事情もあるのでしょう。登山も紅葉狩りも盛りを過ぎ、だからといって冬本番にはわずかに早いという半端さが、今日の車内に表れているようです。
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