九州沖縄縦断ツアー 2014 -番外編-

帰着から一夜が明け、一日を乗り切って帰宅しました。昨夜道中を振り返る間もなく倒れ込んでしまったのは、五日という久々の長旅で、自覚する以上に疲労が蓄積していたということでしょう。とはいえ、あれほどの快晴が続いては、完全燃焼するのも当然の成り行きではありました。
11月の上旬というと、今でも思い出すのが三年前です。職場を一週間休み、満を持して大型活動に望んだはずが、九日間を通じて晴れたのはわずかに二日半しかなく、中でも終盤は、11月とは思えない梅雨のごとき蒸し暑さに辟易したものでした。今回も、初日の佐賀と長崎がそれに近く、一瞬不穏な空気が漂う中、その後沖縄では清々しい秋晴れ、福岡でも穏やかな小春日和と、一貫して好天に恵まれたのは幸いでした。
明日は立冬、秋の旅はこれをもって完結です。8月末の北陸に始まり、10回の週末を一度も休むことなく旅から旅に明け暮れてきたのは、それだけ天候に恵まれていたということでもあります。北海道で三日ばかり天候が崩れ、その後台風に二度見舞われて、今回も一日は雨に降られたものの、それ以外は終始好天でした。移り気な秋の空がこれほど長持ちした年は、自身記憶する中でもほとんどありません。沖縄でさえ快晴だったという事実が、今年の秋を象徴しているかのようでした。

暦が変わるということは、北陸本線最後の冬がついに来るということでもあります。現地では今週末も好天が予想されているため、またしても北信越に舞い戻る公算が大きくなってきました。上記10週のうち4週を注ぎ込んだとはいえ、当然ながらあらゆるものを撮り尽くしたわけではなく、なおかつ次の冬はありません。そのような状況下では、こうなるのが必然の流れです。残されたわずかな時間を、余すことなく使い切りたいものだと思います。

九州沖縄縦断ツアー 2014 -帰着-

帰宅しましたorz