日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

長旅は終わらず

2013-05-30 22:48:15 | 旅日記
6月4日をもってついに完結することとなった花見の旅ですが、またしても拡大策が浮上してきました。といっても、これ以上花見を続けようとしているわけではありません。苫小牧からのフェリーを大洗行ではなく八戸行にして、そこから一時帰京をするというのが今回の拡大策です。
具体的には、3日に釧路を出て札幌に一泊し、翌朝のフェリーで苫小牧を出ると、八戸に着くのが夕方の6時になります。着いた後は新幹線で直帰する以外にほぼ使い道はないものの、中三日で舞い戻れば、土日の二日をかけて自走で帰ることができます。経路は盛岡、仙台と順当に進んでもよし、三陸を通ってもよしといったところでしょう。これにより、今回は素通りになると思われていた札幌に一泊できるばかりか、マイカーではなかなか足が向かない仙台以北の東北地方で二日間活動できるという寸法です。
もちろん、北海道で最後の花見を終えたところが一つの区切りになるのは事実で、さらに拡大すれば蛇足になりそうな気がしないでもありません。しかし、北東北の梅雨入りが来週末まで延びてくれれば、新幹線でもう一往復する価値は十分ありそうな気がしてきました。幸いにして六月の平日だけに、フェリーを事前に押さえる必要もありません。釧路を出るとき、余韻をそのまま持ち帰りたいと思えば苫小牧から大洗行に乗り、まだ旅を続けたいと思ったときは札幌へ向かって針路をとることにします。
昨日の時点では大洗行のフェリーで帰るという場面しか想像していなかったにもかかわらず、土壇場でよく思いついたものだと我ながら呆れてしまいます。もっとも、来月の下旬には相棒が一年点検の期限を迎えるため、どんなに延ばしてもあと二回です。それまでに帰ればよいと割り切って、風の吹くまま気の向くままにさすらい歩きます。果たしてどちらに転ぶでしょうか(ニヤリ)
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