日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

花見の旅 今年の展望(8)

2013-05-29 23:30:58 | 旅日記
Air Doの特定便割引の購入期限に合わせて、土曜の始発便の航空券を押さえました。先日の新千歳からの移動がとりわけ辟易させられるものだっただけに、金曜の夕方に出て新幹線と「はまなす」を乗り継ぐなどの奥の手を最後まで検討はしたものの、東京発が19時前では職場を早引けせざるを得ず、現実的ではないと判断した次第です。今年はフェリーで沖縄に行くつもりでいるため、空路に頼るのは今回限りです。前後を入れても三、四時間のことと割り切ります。もちろん内心忸怩たるものはありますがorz

これをもって、6月1日に出て4日のフェリーで戻るという旅程が事実上確定しました。釧路の定宿も既に押さえており、今回の行動は比較的読みやすそうです。具体的には、初日に一日かけて釧路まで移動し、二日目は根室方面へ向かいます。過去三度挑んで頓挫している本土最東端の桜が見られればそれに越したことはないものの、だからといって特段執着しているわけでもありません。むしろ、道中最後の夜は釧路でしみじみ盃を傾けたいため、根室の手前で日が暮れればそのまま引き返すつもりです。三日目は釧路で最後の花見に興じてから苫小牧まで一気に走り、大洗行のフェリーで北海道を後にします。
道東での花見も四度目だけに、ある程度勝手も分かってはいるものの、唯一懸念されるのは釧路から苫小牧の移動でしょう。深夜の一時半という出航時刻を考えると、日が傾きだしたら釧路を出て、日没前後に十勝で腹ごしらえして一風呂浴び、乗船前に苫小牧で買い出しを済ませるといった時間配分が理想的ではあります。しかし、往生際の悪い性分からして、終日釧路に滞在してしまい、最後に300kmもの移動を残し大慌てしそうな気がしてなりません。果たして今年最後の桜に対する名残惜しさを断ち切れるのでしょうか。
関東は6月を待たずに早くも梅雨に入りました。北海道から戻れば、去年の秋から続いた旅の暮らしは名実ともに終わりを迎えることになりそうです。
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