北海道花見の旅 2013Part2 三日目

出発が遅れ、日付を少し跨いでの帰着となりました。今回改めて思ったのは、空路のロスタイムの長さです。着陸してから駐機場まで延々10分以上も走ったかと思えば、そこから手荷物の受け渡し場まで何分かかるかと思うほど延々歩かされ、さらには預けた荷物が出てくるのを待ち、そこからモノレールの発車を待って、混んだ車内で20分ほどやり過ごした後、山手線で東京駅へ移動して、その間軽く一時間を消費してしまいました。これが汽車旅ならば、東京駅で新幹線を降りるやいなや中央線へ乗り継げるというのに、今回は延々続くロスタイムですっかり興ざめです。やはり空路で旅などするものではありませんorz
もっとも、終わり方がいただけなかったとはいえ、一般道を延々200km走っての大移動あり、ソメイヨシノや梅との別れでしんみりする場面あり、北海道らしい花見ではありました。三年前に訪ねた空知の桜を再訪できなかったのがやや惜しまれるものの、三日のうち二日は清々しい晴天に恵まれ、函館、小樽の情緒を満喫できて、全体的には成功だったといってよいでしょう。

さて、三月中旬の関東から数えて二月半、四月中旬の信州から数えて一月半にわたった花見の旅も、いよいよ来週末をもって完結となります。今のところ、天候の関係で出発は二日延ばして6月1日とし、週明けの二日を休んで四日間の旅程とする予定です。最終日は終日フェリーでの移動になることを考えると、3日が事実上今季最後の花見となります。幸いにして釧路と根室の桜はその頃まで持ちこたえてくれそうです。最後を飾るにふさわしい旅になってくれることを期待しています。