日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

東北一周花見の旅 2013三日目

2013-04-29 22:43:08 | 居酒屋
三日続きは芸がないと思いながらも、結局「麦とろ」の暖簾をくぐりました。夜桜見物で時間を消費した結果、他の選択肢がなくなったというのが直接の理由ではあります。しかし、三夜にわたって滞在したからこそ、最後はなじみの店で名残を惜しみたかったのも事実です。結果としてはこれでよかったのでしょう。もちろん、本当によい店なら二日や三日で飽きるようなものでもありません。お通しも違えば味噌汁の具も違います。
ちなみに、暖簾をくぐるとカウンターには昨夜籠太で見かけた顔が。風体からおよそ察していた通り、教祖の情報を頼りに各地を呑み歩いている一人旅の御仁でした。そんな奇遇もよき思い出となりそうです。道中お気を付けて…

麦とろ
会津若松市栄町4-9
0242-24-9886
1100AM-1400PM/1700PM-100AM(日曜定休)

花泉・会津娘
いか大根
かぼちゃ煮付け
鯖なまり
馬刺し
厚焼き玉子
菜の花
味噌汁
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東北一周花見の旅 2013三日目

2013-04-29 21:47:52 | 東北
九時半の消灯とともに夜桜見物は終了です。人出は初日並み、無風の条件にもほとんど差がなかったため、今日は撮影は最小限にしてしみじみ名残を惜しむことに徹しました。投光器の明かりが消えた本丸で、水銀灯を浴びた桜が青白く光っています。
鶴ヶ城の夜桜もこれで三夜目、花筏が目立ってはきたものの、遠目にはさほどの変化がありません。今年の桜はどこへ行っても長持ちです。ここまで粘り強く踏みとどまった桜だけに名残惜しいものはありますが、何事にも潮時というものがあります。明日は鶴ヶ城には寄らずに先を目指すつもりです。
足かけ三日にわたって楽しませてくれたことに感謝します。また来年…
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東北一周花見の旅 2013三日目

2013-04-29 20:22:27 | 東北
会津若松に戻りました。走行距離は二日合わせて100km足らずでした。現在の気温は13度、長袖を二枚着込んで暑からず寒からずといった塩梅です。
この後は鶴ヶ城を軽く一周して名残を惜しみ、消灯後は酒場で一献傾けます。「麦とろ」が開いているのは確認済ながら、三夜連続というのもさすがに芸がありません。宿へ向かう途中に下見をしたところ、「酒場放浪記」に出た二軒が開いていたため、今夜は趣向を変えるのも一案と考えています。
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東北一周花見の旅 2013三日目

2013-04-29 19:44:39 | 東北
その後暗くなるのを待ってから夜桜を見物して切り上げました。夜桜といっても、さほど長くはない桜並木の、ごく一部がライトアップされるというささやかなものだけに、ものの十分二十分であっさり終わってしまい、これだけを眺めるためにわざわざ足を運ぶほどのものではありません。しかし情緒に満ちた夕景は実に見事で、足を伸ばした甲斐はあったというのが実感です。
この後は49号線をまっすぐ走って会津若松に戻ります。今から出れば短い時間ながらも鶴ヶ城の夜桜と掛け持ちができるため、最後に軽く一周して締めくくる予定です。
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東北一周花見の旅 2013番外編

2013-04-29 18:48:59 | 東北
業務連絡です。その後昼過ぎまで鶴ヶ城に滞在した後、磐梯山麓へ足を延ばして観音寺川の桜を眺め、そのまま日没を迎えました。ライトアップもあるとのことなので、本日はここで夜桜を眺めます。ライトアップといっても小一時間あれば観られるささやかなものなので、鶴ヶ城とはしごするのもよさそうです。終わった後はおそらく「麦とろ」で一献傾けることになるでしょう。
予想以上の好天により、昨日同様blogには手が回りませんでした。明日明後日はあいにくの天候と予想され、多少の余裕は出てくるものの、二日分ため込んでしまうと、旅の途中で全てをまとめ上げるのは難しいかもしれません。両日の顛末は帰着後の更新となる場合もあるかと思いますが、ご了承のほどお願いします。なお、このメッセージは自動的に消滅します…
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東北一周花見の旅 2013三日目

2013-04-29 18:23:09 | 東北
結局日没まで滞在してしまいました。端から端まで歩いても十分少々の、距離にすれば決して長くはない桜並木です。それにもかかわらず二時間も長居してしまったのは、おぼろげな夕日がこの情緒的な桜並木に合っていたということでもあります。上流の河原から下流を眺めれば、堤の向こうに夕空が広がって、絹のような薄雲が夕日を始点に右下から左上へと流れ、右上から左下へと続く桜並木と絶妙な対比をなしています。一昨日の五斗蒔田桜、昨日の宮川千本桜に続き、今日も印象的な夕景が広がりました。
このまま暗くなるのを見届ければ、下流の方でささやかながらも桜並木のライトアップが始まります。それを見届けてから若松へ戻りたいと思います。
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東北一周花見の旅 2013三日目

2013-04-29 16:25:09 | 東北
かねがね噂に聞いていた猪苗代の観音寺川にやってきました。宮川の千本桜と同じく川沿いの並木道ではありますが、堤が高く河原も広々していた宮川に対し、こちらは小川と表現するのが合っています。その小川を雪解け水がさらさら流れる様子は、まさに唱歌の世界そのものです。木の高さと枝振りは平凡にもかかわらず、そこはかとない郷愁に満ちているという点では、安曇野の黒沢川を彷彿させるものがあります。
中程の橋を境にして雰囲気が変わるのも黒沢川に似ており、両岸に民家が迫った下流側に対し、上流側では視界が開けてきます。橋のたもとの小さな神社に露店が並んで、今日に関する限りは鶴ヶ城に勝るとも劣らない盛況。さらに上流側には中学校のグラウンドが広がり、そのグラウンドを桜が囲むところなども絵になっています。
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東北一周花見の旅 2013三日目

2013-04-29 15:47:32 | 東北
県道の64号から7号と、なじみの道を走って磐梯山を望むお立ち台にやってきました。猪苗代へ行くなら49号線をまっすぐ行けばいいものを、半ば無意識でこの道を経由したのは、この眺めがそれだけ秀逸だからに他なりません。
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東北一周花見の旅 2013三日目

2013-04-29 14:40:17 | 東北
僥倖です。買物を終えて外に出ると、曇りがちだった空が晴れて青空が広がってきました。これなら喜多方で悠長にラーメンなどいただいている場合ではありません。今日も腹ごしらえは吉野家で手短に済ませて、直ちに猪苗代へ向かいます。
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東北一周花見の旅 2013三日目

2013-04-29 14:04:36 | 東北
花見が一段落したところで、毎度おなじみ関漆器店に立ち寄ります。今回の目当ては祝いの品で、例のごとく店主と女将の指南を受けつつ品定めをします。今回は比較的潤沢な予算を用意しており、その気になれば最高級品を選ぶことも可能な状況で、実際のところ店主からも強い薦めを受けました。しかし、逡巡した末に選んだのは、過去買い求めた贈答品と比べても特段高級とはいえない箸と汁椀です。別に出し惜しみをしたわけではありません。使い手の人となりに思いをいたした上で、とっておきの高級品というより、気兼ねなく普段使いができる品をと考えてのことです。この配慮が相手に伝わればよいのですが。

関漆器店
会津若松市中央1-4-12
0242-25-0151
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東北一周花見の旅 2013三日目

2013-04-29 13:31:22 | 東北
鶴ヶ城を後に午後の部へ移行します。予報が的中し、一時曇った空が再び晴れてきました。とはいえ薄雲に覆われているのは朝方と同じで、昨日のように飲み食いの時間も惜しんで花見に注ぎ込むほどの天候でもありません。よって、この後は昼食がてら喜多方まで足を延ばし、そこから猪苗代か西会津のどちらかへ向かうつもりです。
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東北一周花見の旅 2013三日目

2013-04-29 12:58:37 | 東北
何だかんだで今日も二時間滞在してしまいました。最後はもちろん西出丸で締めくくります。最後にここへ寄らなければ終わった気がしないという点では、高遠城址の二の丸と法幢院曲輪を隔てる濠のようなものです。もっとも、今日中に米沢へ行くなら鶴ヶ城はこれにて打ち止めということになるはずが、この期に及んでも最後という実感が一向に湧きません。会津に三泊という選択肢が次第に現実味を帯びつつあります。
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東北一周花見の旅 2013三日目

2013-04-29 12:24:33 | 東北
開始から二時間弱が経過し、只今二の丸に滞在中です。薄曇りの空の下、微風に吹かれて散る花びらが風流で、小鳥のさえずりなどに耳を傾ければ、行き足も自ずと鈍りがちになります。これならまだまだ十分鑑賞に値する状況で、仮に晴れれば昨日に続いて丸一日注ぎ込んでいたでしょう。それにも関わらず城内は適度な人出で、小公園で遊ぶ子供達の様子が微笑ましく思えてきます。実にのどかな光景です。
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東北一周花見の旅 2013三日目

2013-04-29 10:38:24 | 東北
性懲りもなく鶴ヶ城へ繰り出します。気温は既に18度、最高では23度まで上がると予想されており、汗ばむことを見込んで半袖に着替えました。初日に毛糸の帽子までかぶったかと思えば二日後には半袖というのが、いかにも花見の旅ならではです。
昨日延々五時間半もかけただけに、今日は軽く一周して切り上げるつもりではありますが、大きな雲がいくつも浮かんだ昨日の空に対して、今日の空は薄い雲に覆われており、当然ながら全く違う趣があります。ウェザーニュースの「さくらCh.」では葉桜になったとされる鶴ヶ城の桜ですが、それはあくまで標本木を基準にしてのことで、二の丸三の丸では少なくとも今日いっぱい十分に楽しめるでしょう。どれだけ滞在することになるかは未知数ながら、ともかく時間のことは気にせず一周してきます。
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東北一周花見の旅 2013三日目

2013-04-29 10:21:26 | 東北
出発します。昨晩世話になったのは中町のフジグランドホテルでした。一過性のブームで逼迫する宿泊事情の中、土壇場で定宿に滑り込めたのは僥倖以外の何物でもありませんでした。これでスタンプが10個集まり、次回は無料で宿泊できるという特典があります。今夜は早速その恩恵に与ることになるのでしょうか(ニヤリ)
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