日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

北海道花見の旅Part2

2010-05-22 23:55:07 | 北海道
千歳から450kmを走って釧路の街に入りました。道東最大の街は霧の街でもあります。雨も降っていないというのに、外を歩くとそれこそ霧吹きをかけたように眼鏡が濡れてきます。霧に煙った姿がこれほど様になる街というのもそう多くはないものです。
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北海道花見の旅Part2

2010-05-22 22:21:28 | 北海道
336号線から38号線に入り、釧路へ向かって移動中です。襟裳岬からの距離はざっと200km, 内地なら日が暮れた後でこれだけの距離を一般道で移動するなど考えられませんが、そんな離れ業ができてしまうのが北海道ならではです。そうはいっても残りの距離は60km少々、到着は日付が変わる少し前になるでしょうか。外は上着を着ても寒く感じるほど冷え込んでいます。
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北海道花見の旅Part2

2010-05-22 19:50:14 | 北海道
すっかり日は暮れてしまいましたが庶野さくら公園を訪ねます。襟裳岬に吹き荒れていた強風が嘘のように止んで半月が出ています。これが内地なら夜桜見物ということになるのですが、北海道にはそのような習慣がほとんどありません。道内ではそこそこ知られた名所であるこの公園でもライトアップなどという演出はなく、それどころか街灯の一つもありません。当然ながら訪れる人は皆無で、太平洋の潮騒が遠くに聞こえる中で辺りが次第に暗くなり、月の明かりだけが頼りになります。内地の華やかな夜桜が懐かしく思える瞬間もありますが、月明かりの下で眺める夜桜もまた印象的です。
エゾヤマザクラは散り、ソメイヨシノと山桜が遅れて咲いているのはこれまでと同じです。道東ではどうなっているのでしょうか。
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北海道花見の旅Part2

2010-05-22 18:38:59 | 北海道
日没間近の襟裳岬に着きました。唄の文句の通り本当に何もありませんorz
岬へ向かう途中は、ところどころ霧が出ながら夕日が差しており、岬から夕日を望むという絶好の場面を期待しましたが、直前になって地形と植生が変わり、さらに一面が霧で覆われて何も見えなくなってしまいました。外は太平洋からの強風が轟々と吹いています。それも手がかじかむほどの冷たい風です。霧が濃く風が強いとは聞いていましたが、十数年前にバスで通った時はいたって穏やかな晴天だったため、これほど天候が変わるとは思っていませんでした。襟裳の春といいながら、この岬だけは春の気配を全く感じさせません。北海道の自然の偉大さを改めて実感させられる瞬間です。
それにしても、ある意味最もこの場所らしい状況とはいえ、これでは北海道の果てまではるばる来たという感慨に浸る間もありません。次はもう少し穏やかな気候のときに訪れたいところです。その日が訪れるのはいつのことになるのでしょうか…
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北海道花見の旅Part2

2010-05-22 17:10:07 | 東北
浦河の「優駿さくらロード」を訪ねます。長い直線路の両側にエゾヤマザクラが他の木々とともに咲く、北海道らしい桜並木です。
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北海道花見の旅Part2

2010-05-22 13:38:14 | 北海道
静内の二十間道路を再訪します。エゾヤマザクラは散ってしまいましたが、ソメイヨシノと山桜が少し遅れて咲いています。一週間前は見物客と車の列でひしめき合っていた桜並木も、花盛りを過ぎた今では嘘のように静かで、その時は気づきもしなかった小鳥のさえずりが聞こえてきます。
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北海道花見の旅Part2

2010-05-22 12:16:17 | 北海道
やはり一週間前と同じ道を走って日高へ向かいます。日高の桜はもう散ったという情報が入ってきてはいるのですが、メインルートの樹海ロードと38号線をひたすら東へ向かうのも今更といった感があり面白味に欠けます。前回断念した襟裳岬を訪ねたいということもあり、今回は別ルートを選択しました。これまでのところ、大半の桜は散り際を迎えており、ところどころで遅咲きの桜が咲いているという状況です。東へ向かうにつれて咲き残った桜が多くなると期待しますがどうなるでしょうか。
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北海道花見の旅Part2

2010-05-22 09:20:42 | 
一週間前と同じ新千歳空港に着きました。一週間前と同じようにレンタカーを引き取って出発します。
前回は少し贅沢してロードスターを選んだのに対し、今回は予算縮減で機能本位のコンパクトカーとなります。相棒は実に久々の「ベリーサ」です。走行1千km台だった真新しいロードスターに対してこちらは7万km超、しかも無駄に車高が高くて落ち着きませんが、月曜を休めるかどうかが前日の夜まで確定できず、その時には他の選択肢がなくなっていたので仕方がありませんorz
ちなみに、自分はレンタカーに関してはマツダ派です。マツダのよさとは、欧州市場を意識した国内他社とは一線を画する車作りもさることながら、レンタカーの割引プランの豊富さにあります。マイカーを持った今では年に一、二回の利用になってしまいましたが、それ以前は営業所の常連になるほど散々マツダレンタカーの世話になった時代がありました。その当時に利用していたのが店舗限定の「週末レンタカー」というプランで、3ヶ月契約で4回まで借りられ、金曜の夜に借りて月曜の朝に返すというスケジュールで、料金はコンパクトカーなら1万円を切るという格安の商品でした。このプランのおかげで、北は秋田から西は和歌山まで、1000kmを軽く越す距離を一泊二日で走破するという、今となっては離れ業に近い旅をマツダ車とともにやってのけたものです。自分にもそんな若い頃がありました(しみじみ)
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北海道花見の旅Part2

2010-05-22 06:14:03 | 北海道
一週間前と同じ便で新千歳へ飛びます。しかし一週間前とは気温が全く違い、早朝だというのに上着なしでも汗ばむような蒸し暑さです。ところが道東では最高気温が10度そこそこだというのですから驚きます。あまりに気候が違いすぎて、10度といわれても実感が湧きませんが、そんな世界に今から数時間で到達してしまうとは便利な世の中になったものです。
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