287号線を順調に走って東根に着きました。休憩をかねて定番の立ち寄りスポットである神町駅を訪ねます。
夜桜見物を終え、二日間滞在した山形とも別れの時がやってきました。この後の予定ですが、今夜は仙台に泊まり、明日は北上展勝地に寄ってから盛岡、場合によっては弘前まで北上しようかと思っています。三日続きの快晴も一段落し、明日は曇りで明け方には小雨も予想されています。それなら今日のように詰め込む必要性は小さくなります。みちのく三大桜の一つとされる北上展勝地には必ず立ち寄るとしても、徹夜走行で距離を稼いで朝一で乗り込むという今朝の段階で想定していたプランは必要ありません。むしろ仙台に泊まって多少なりとも疲労回復にあてる方が、今後の旅程を考えた場合には有益と判断しました。
現在地はさくら回廊の北端白鷹町です。ここからだと348号線で山形へ抜けて高速に乗るという往路とは逆のルートと、287号線で東根へ、そこから48号線で仙台へ向かう一般道のルートの二つがあり、どちらもほぼ同距離になりますが、道も空いた時間なので後者をとりたいと思います。高速ならどこまで乗っても1000円とはいえ、流れさえよければ運転していて楽しいのは断然一般道です。久々に走るルートなので楽しみです(ニヤリ)
現在地はさくら回廊の北端白鷹町です。ここからだと348号線で山形へ抜けて高速に乗るという往路とは逆のルートと、287号線で東根へ、そこから48号線で仙台へ向かう一般道のルートの二つがあり、どちらもほぼ同距離になりますが、道も空いた時間なので後者をとりたいと思います。高速ならどこまで乗っても1000円とはいえ、流れさえよければ運転していて楽しいのは断然一般道です。久々に走るルートなので楽しみです(ニヤリ)
夜桜見物の第二弾は伊佐沢の久保桜を再訪します。昼間あれほど賑わっていたのが嘘のように閑散としており、樹齢千二百年の銘木もどこか淋しげに見えます。満開だというのにもったいないことです。
風呂上がりに烏帽子山公園を再訪します。撮影は昨日済ませたので、今日は手ぶらでの散策となります。三脚を忘れた信州の花見のときにしてもそうですが、たまには手ぶらでゆっくり花見をするのもいいものです。
山形に滞在した二日間、ただ一つ心残りがあるとすれば、この場所を日中に訪ねられなかったということです。見上げるような桜の大木がこれでもかといわんばかりに立ち並ぶ様子を、できることなら明るいうちに眺めておきたかったと思わずにはいられません。来年の花見においては必須の目的地の一つになることでしょう。訪問すべき場所が何ヶ所もできてしまい、全てを回るのは至難の業と思われますが…
山形に滞在した二日間、ただ一つ心残りがあるとすれば、この場所を日中に訪ねられなかったということです。見上げるような桜の大木がこれでもかといわんばかりに立ち並ぶ様子を、できることなら明るいうちに眺めておきたかったと思わずにはいられません。来年の花見においては必須の目的地の一つになることでしょう。訪問すべき場所が何ヶ所もできてしまい、全てを回るのは至難の業と思われますが…
ラーメンの後はもちろん共同浴場で汗を流します。赤湯に四ヶ所ある共同浴場のうち、三ヶ所は表通りの比較的分かりやすいところにあるのに対し、今回訪ねた「烏帽子の湯」は静かな住宅街の中にあります。しかし建物も浴槽も一回り大きめです。市松模様のタイルで彩られた、語弊を恐れず大胆にいうなら「歯の断面」のような特徴的な型の浴槽が中央に配され、そこに源泉が惜しげもなく注がれます。その浴槽の脇にあぐらをかいて、たらいで湯を汲んで体を洗うのが最高の贅沢なのです。そんな贅沢がたった100円で味わえる赤湯の共同浴場は、この町が生んだ全国に誇るべき文化だと思います。
★烏帽子の湯
南陽市赤湯356-2
0238-40-2926
600AM-2200PM
入浴料100円
泉質 アルカリ性単純温泉
泉温 49.8℃
pH 8.3
★烏帽子の湯
南陽市赤湯356-2
0238-40-2926
600AM-2200PM
入浴料100円
泉質 アルカリ性単純温泉
泉温 49.8℃
pH 8.3
赤湯の町に戻りました。二日続けての龍上海でラーメンをいただきます。前回は変化球勝負で醤油ラーメンをいただきましたが、今回は奇をてらうことなく味噌ラーメンを選択します。
原の枝垂れ桜を訪ねます。東向きの斜面に立っているため根本は既に日陰となり、そこから上へ向かって徐々に暗くなっていきます。何本か積み残しは出てしまいましたが、さくら回廊の名木巡りもこれにて打ち止めとなりそうです。また来年再会できることを願いつつ、夕日と名木が織りなすグラデーションをしばし鑑賞して名残を惜しみます。
堤防の左岸に回ります。こちらはさらに花が散って、若葉が顔を出しつつあります。例年にない遅咲きだった南東北の桜にも見納めが近づいてきたようです。
さくら百選の一つ、最上川堤防千本桜を訪ねます。夕日に染まった桜並木が視界の彼方まで続きますが、長井の町がある左岸と違って右岸には人家もなく、地元の車が時折行き交うだけで見物客もありません。今日の陽気で遅咲きとなった今年の桜も散り始めました。風とともに花吹雪が舞います。
皇太子御成婚記念で植えられたというエドヒガンの並木が山の斜面に立ちます。さくら回廊の神々しい名木にもこんな若々しい頃があったのでしょうか。その姿を見届けたのはどんな時代の人々だったのでしょうか。人の一生などとは比べようもない長い時間の流れにしばし思いを馳せます。
そろそろ日も傾こうかという時刻になってようやくさくら回廊の後半戦に突入します。まずは下伊佐沢のカスミ桜です。と思ったら全く咲いていませんがorz
枯れてしまったのかというとそうではなく、よくよくみるとごく小さな蕾ができています。この木に花が咲くのは今回の旅が終わってからになるのでしょう。当然ながら他には見物客もなく、遅咲きの桜だけが午後の日差しを浴びています。裸になった桜の枝が青空に抜ける様子は冬場のようで、汗ばむほどの今日の陽気が奇異に感じられます。
枯れてしまったのかというとそうではなく、よくよくみるとごく小さな蕾ができています。この木に花が咲くのは今回の旅が終わってからになるのでしょう。当然ながら他には見物客もなく、遅咲きの桜だけが午後の日差しを浴びています。裸になった桜の枝が青空に抜ける様子は冬場のようで、汗ばむほどの今日の陽気が奇異に感じられます。