土日のホッピー通りでは居並ぶ大衆酒場が朝から店を開けており、背中に哀愁漂う中年男が一人酒をあおっています。自分もその中に混じって午前中から呑むという暴挙に打って出ます。
★鈴芳
台東区浅草2-5-1
03-3841-6081
1200PM-2130PM(LO)
土日 900AM-2130PM(LO)
樽生ホッピー
カミナリハイボール
牛すじ煮
チョリソ
海老にらまんじゅう
〆て2750円
★鈴芳
台東区浅草2-5-1
03-3841-6081
1200PM-2130PM(LO)
土日 900AM-2130PM(LO)
樽生ホッピー
カミナリハイボール
牛すじ煮
チョリソ
海老にらまんじゅう
〆て2750円
鬼怒川を早々に離れて浅草に着きました。まずは国宝級の良モス浅草店を訪ねます。東武電車のマイナーな改札の正面、昼間から薄暗いガードの下に、十年一日のごとく変わらぬ姿を見せるのがこの店舗で、現存するMOSの中では最古参の部類に属する第14号店でもあります。ガード下の狭い空間に二階席まで造った職人芸というべき設計、古い大衆酒場のような小さいテーブルなど、自分がこの道に入った十数年前の時点でさえ古びていた店の設えがそのまま残り、レジにはお約束のモス坊やが鎮座します。通称緑モスへの転換が進む中でもこの店舗には一切そのような気配もなく、孤高の存在を貫いているといった感があります。とはいえ、現代の店舗に比べて明らかに手狭となったこの手の店舗が改装を待たずに次々と消え行く中では、この店舗も決して安泰ではありません。今日の時点で389mに達したスカイツリーが完成すれば、近隣の浅草にも少なからぬ影響が及ぶと予想され、この店舗の行く末が気になるところです。我が国におけるファストフード草創期の文化遺産といっても過言ではないこの店舗が、浅草の街とともに末永く変わらずにいてくれることを願ってやみません。
★モスバーガー浅草店
台東区花川戸1-10-2
03-3844-1143
730AM-2100PM
★モスバーガー浅草店
台東区花川戸1-10-2
03-3844-1143
730AM-2100PM