城内を回る前に八重桜の下で朝食の弁当をいただきます。もともと穴場に近いポイントの上に平日ということもあり、昨日の賑わいが嘘のようなのどかさです。ベンチに腰かけ小鳥のさえずりを聞きながら百花繚乱の桜を眺めると、このまま何も考えず半日くらいゆったりと過ごしてもよさそうな気がしてきます。無論この後の予定は盛り沢山ですが、それはまあそれとして。
追手門から城内に入ります。気がつけば昨日以上の快晴になりました。彼方には雪をかぶった岩木山が。これなら本丸から桜越しに岩木山が望めるでしょう。楽しみです(ニヤリ)
東門の内側に芝生が広がり、そこに八重桜や枝垂れ桜など様々な桜が立ちます。ソメイヨシノが散りゆくそばで八重桜が咲き始めています。今から花見をするならこの場所がよさそうです。品種によって見頃が違い長く楽しめるという点では梅園のようですが、桜にもこれほどの種類があるとは今まで考えもしませんでした。枝垂れ桜で埋めつくされた本丸といい、弘前公園の桜には一捻りがきいています。
しんしんと降る雪のように花びらが舞っています。日が昇るにつれて花見日和になってきました。外濠に沿って歩きますがまだ半周もできていません。再び長時間滞在になりそうです。
活動を再開します。予報に反して薄日が差しています。とはいえいつまで持つか分からないので、今のうちに弘前公園を回ることにします。濠端は花筏で桜色の絨毯を敷き詰めたようになっていて、なおかつそれが朝の光を受けて、思わず目を見張るような色合いが生まれています。昨日一日でかなりの花が散り、ソメイヨシノに関しては見頃を過ぎたという感がありますが、これはこれで絵になります。実際6時前だというのに相当数の撮影者が出ています。これ以上人が増える前にできるだけ回っておきたいと思います。
昨日は朝から晩まで滞在したにも関わらず回りきれないという前代未聞の事態となりました。今日は落ち穂拾いのつもりが何時間の滞在になるのでしょうか。
昨日は朝から晩まで滞在したにも関わらず回りきれないという前代未聞の事態となりました。今日は落ち穂拾いのつもりが何時間の滞在になるのでしょうか。
酔いざましに少し寄り道して、富田の清水で喉を潤します。静まりかえった町の中で、清水だけが昼間と変わることなくこんこんと湧き出て、それを裸電球が薄暗く照らしています。
明日はもう一日津軽に滞在します。朝風呂に入った後、弘前公園と寺町を深入りしない程度に再訪して、その後は金木の芦野公園にでも行こうかと思っています。連休中持ちこたえてくれた天候が、明日からはついに下り坂にさしかかると予想されるため、先を急ぐ必要もありません。夜まで天候が持ってくれれば弘前に戻って夜桜見物、雨が降るなら青森に出て居酒屋で呑み、いずれにしても翌日のフェリーで函館に渡るというのが現時点のプランです。
明後日は雨天が予想されるため、函館で傘をさして活動するなら津軽で温泉巡りでもした方が過ごしやすいのですが、桜とともに海峡を渡るというのがこの旅における山場の一つでもあります。そんな経験は生涯何度もできるものではないだけに、この機会を逃すわけにはいきません。花見日和とはいかないまでも、傘が要らない程度であってほしいのですが…
明日はもう一日津軽に滞在します。朝風呂に入った後、弘前公園と寺町を深入りしない程度に再訪して、その後は金木の芦野公園にでも行こうかと思っています。連休中持ちこたえてくれた天候が、明日からはついに下り坂にさしかかると予想されるため、先を急ぐ必要もありません。夜まで天候が持ってくれれば弘前に戻って夜桜見物、雨が降るなら青森に出て居酒屋で呑み、いずれにしても翌日のフェリーで函館に渡るというのが現時点のプランです。
明後日は雨天が予想されるため、函館で傘をさして活動するなら津軽で温泉巡りでもした方が過ごしやすいのですが、桜とともに海峡を渡るというのがこの旅における山場の一つでもあります。そんな経験は生涯何度もできるものではないだけに、この機会を逃すわけにはいきません。花見日和とはいかないまでも、傘が要らない程度であってほしいのですが…
