PETは安心料…♪

乳腺外科の6ヶ月検診で引っかかってしまった。
それは骨シンチで!!
骨シンチの左右の画像を比べて見たら、
右乳房の脇の下の辺りが少し黒くなっている。


先生曰く
「骨シンチが異常なしで、CTで引っかかる事はあるんだけど、
CTが異常なしで、骨シンチで引っかかるのは珍しいからねぇ。
CTじゃ～骨の中は見えないから、どうします？
多分異常がないとは思うんだけど、
次の検査は6ヶ月か一年後になるし、安心料と思ってPET受けてみます？
そのほうが気分的に楽でしょ！
その前にエコーでも見てみましょうね。」


で、エコーも異常がなかったけど、半年や一年心配して暮らすより、
検査を受けて異常がない事を確認した方が、
気分的にもすっきりする。
ということでPETを受けることになった。

この病院にはないので、近くのPET設置の病院を紹介してもらった。
看護師に予約を取ってもらう時に
一番早い時期だと14日になると言われた。
ちょっとしたブルーな気分になっていたので、
“はい、いいですよ。”と返事をしたものの、
よくよく考えたら、14日は日曜日だった。
別に予定が入っている訳でもないから、全然問題ないんだけどね。


気分的に両手で頭をガァって掴まれて、身動きできない感じだ。
私の頭の中で再発と言う文字がぐるぐると回っていた。。。

これは“プチブルー”です
でも、大丈夫。
CTもマンモも血液検査もエコーも異常がなかったんだもん。
PETを受けて安心すれば、また次の検診まで元気で暮らせるもんね。。。

仕事が決まったら何かご褒美を買おうと思っていたんだけど、
その前に『再発』の恐怖がきてしまった。
あかん、何か楽しいことを考えるとしよう～。
そろそろ旅行の計画でも立てないとね…。。。

形成外科も3ヶ月検診☆

乳腺外科と婦人科の検診に便乗して形成外科も3ヶ月検診がありました。
形成外科の診察室に入ると、先生が乳腺外科の1年検診の結果を見ていた。

以前先生に再発した時の事を聞いたら、
シリコンを取って再発したところは手術で切除するって言われていた。
なので、乳腺外科と形成外科は密接に繋がっているのだ。

「調子はどうですか？早速みせてもらえますか？」

上半身裸になって先生に乳輪乳頭を診てもらう。

「○○さんの乳頭は形がしっかりして潰れていないですね。」

「一時期、(乳頭に被せた)スポンジを取っていたんですが、
形が崩れてきたので、これじゃ～まずいと思って、
またスポンジを付けるようにしたんですよ。」

「(右乳房の谷間)この辺りもうまく移植できてますね。
(乳房切除でメスを入れた所)ここにもう少し皮膚を移植したら、
もっといい感じになりますねぇ～。」

「そうなんですよぉ～。
こうやったら(15度くらいお辞儀した格好)全然肉が足りないんですよ。
でも私全然気になりません。乳房があるだけでとっても満足です。」

「正面から見たら、いい感じになってますからね。」

形成外科の先生としては、どうしても左右対称に形成したいらしい。。。
私としては、もう身体にメスを入れるのはちょっとだけ抵抗があるのだ。

最後に一つ聞くことがあったわ。

「先生、右腕が少し痺れる感じがするんですよぉ～！」

「いつからですか？」

「最初の手術をしてから、
重いものを持った時とかに痺れてすぐに左手に持ち替えたり、
右側を下にして寝たときなんか、痺れてくる時があるから、
ヤバイと思ってすぐに左側を下にするようにしているんですよ。」

「右のリンパを取っていて皮膚が少し薄くなっているから、
圧迫した時に血液の循環が悪くなって痺れたりするんですよ。
なるべく圧迫しないように気を付けて下さい。」

そんなこんなで3つの科を駆け回り(？)、今日の診察は全て終了した。
形成外科の次の診察は3ヵ月後になります。。。

婦人科も検診☆

乳腺外科の診察日に便乗して、婦人科の方でも3ヶ月検診があった。
乳腺外科の診察が長引いたので、婦人科の診察室に入ったのは10時頃。

「どうですかぁ～、調子は！何か変わった事ありますか？」

「別に何もないです。」

「じゃ～、見てみようかね。」

すぐ隣の部屋で内診だ。
診察台に乗って、先生が来るのを待っていたら、
「あぁ～、そうじゃった！○○さん子宮筋腫を取ったんだよね。」

おいおい、この1月に手術をしたばっかりだよん！
ちゃんと覚えておいて頂戴よ。
だけど、しゃーないよね。
沢山の患者さんを見ているから、いちいち覚えられないよね。

またまた恥ずかしながら内診です。
子宮体がんⅠ期だったので、この検査はどうしても避けられないのだ。
あぁ～、何度やっても恥ずかしいです。。。

内診が終って診察室に戻ったら、
先生のPCに1月に切除された大きな子宮筋腫の画像が写っていた。

「こんなに大きかったんだよね。1.2kgもあったんだよね。」

が、細かくいうとPCの画面には1197gと書かれている。
ややお年を召した看護師さんが、

「これだけ大きな筋腫を取ったらおなかがすっきりしたでしょ!!」

「はい、手術をした時はおなかがペッタンコになったんですが、
今は何故か脂肪に覆われています。。。」

「・・・」

看護師さん、失笑。。。


今日の検査結果はいつものように郵送で送られることになった。
次回から6ヶ月検診になるので、予約は来年の春。
良かった。このまま、婦人科検診がなくなればいいんだけど、
子宮体がんⅠ期なので、検査結果で何も出なくても
術後2年はこの内診が続くのだ。
ほんまに我慢我慢です。。。

乳がん6ヶ月検診♪

右乳房の異常を感じて2004年9月14日に某総合病院に行き、
乳がんと告知されて10月8日に乳房切除手術を受けた。
あれから3年。
1年毎の節目として先週、CT、骨シンチ、マンモグラフィ、血液検査を受けていた。
今日はその結果を聞く日。

1週間前に検査を受けたんだけど、
仕事をしているときは何とも思わないけど、
1人になると何となく気が落ち着かないというか、
そわそわするというか、何とも言えない気分になる。
私的には太っているので、
再発転移なんて絶対にないと思っているんだけど…。。。

術後3年の検査結果をクリアすれば、
再発転移の可能性はかなり少なくなる。

今日は朝一番の診察枠なので、
8時半前には病院に行って総合受付を済ませた。
朝早いにも関わらす、相変わらず乳腺外科を訪れる患者さんは多い。

私の順番になって診察室に入った。
久々にみる先生は一回り大きくなったかな？
でも人の事は言えない。

「どうですかぁ～、調子は？」

「手術をして5kgも太ったんですよぉ～!!
もう、何とかなりませんかねぇ～???」

「私も太っているから人の事は言えないけど、
アリミディックスを飲んでいるから仕方ないよね。
人によってはどうしても、太ってくるからね。」

「子宮を取ったのも影響あるんですかね？」

「それは関係ないと思うよ！」

このように、普通の会話が続くのはいいんだけど、
やはり先生から『異常ないですよ。』の言葉を聞きたい。
その言葉によって今までのもやもやした気分が一気に吹っ飛んでいくはずだ!!

「肝心の検査結果を言わないとね。。。」


今日の検査結果はノーコメント。
また後日…。。。