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苦難の時にこそ、われわれは隣人に対して寛大であらねばならない。そうしていれば世界はわれわれにとって寛大なものになるはず。

愛媛県での参議院選挙の得票状況

2007年08月01日 | 日記
 最近は本当に便利な時代になったと思います。10年前では考えられないぐらい便利です。
 先日行なわれた参議院選挙に関して、私の住んでいる愛媛県での状況を知りたくなりました。新聞などでは政党別獲得票数などの票が掲載されていますが、詳細な状況は分かりません。私が今回知りたいと思ったことは、愛媛県での各候補者の得票状況です。しかも、愛媛県内の市町村別でどのような状況であったのか知りたいと思いました。しかしこのような表やグラフは新聞には掲載されていません。
 どうしても気になりましたのでいろいろ調べてみますと、愛媛県選挙管理委員会のホームページで選挙結果に関する統計情報が掲載されていることが分かりました。のぞいてみると、性別、市町村別、比例区、候補者別などのいろいろなデータがPDF形式で公開されていました。このデータを組み合わせてグラフを作れば自分が知りたい情報が分かるはずです。さっそくPDFファイルの表データをコピーしてエクセルにせっせと貼り付け、表とグラフを作りました。
 今回作ったグラフは、この記事に張りつけた画像です。なかなか分かりやすい表を作ることができました。愛媛県の各市町村別に、各候補者と棄権者(投票しなかった人)の割合をグラフにしました。なお、無所属の友近氏は民主、社民などの推薦を受けており、今回当選した方です。
 結果として愛媛県では友近氏が当選しましたが、グラフにしてみると各市町村で票の獲得状況などに違いがあることが分かり、大変興味深いです。例えば愛媛県では、都市部の方が投票率が悪いことが分かりました。また、共産党の割合の多い町があることが分かりました。さらに自民党の割合の多い町があることも分かりました。このグラフに比例区でのデータも追加し、公明党支持者の票数がどのように影響したのか調べてみると、もっともっと面白いグラフになるかもしれません。
 愛媛県だけではなく、他の都道府県の選挙管理委員会でも同じようなデータを公開していると思います。インターネットが普及したおかげで、このようなグラフの作成が非常に簡単な時代となりました。興味のある方はぜひお試しください。