・゜*・:*。風の通り道 白馬 ・゜*・:*。信州白馬 レストラン&ホテル白馬モンビェmonmamaの日記  

本格フレンチシェフ&Jr.野菜ソムリエのいるプチホテル 白馬の旬を美味しく食べて健康に♪ 夏のスタッフ居候募集中

穀雨。

2013-04-30 09:33:38 | 徒然




今日の雨は 「穀雨」 ようやく暖かい雨です。

一昨日より昨日

昨日より今日、

唐松の新緑が目立つようになってきました。



そろそろ種まきしても大丈夫かな?




フレンチde薬膳

2013-04-29 19:25:38 | イベント




"フレンチde薬膳” 無事終了しました♪


塩尻市、池田町や大町市など村外からの

お客様もいらっしゃって 17名様にご参加いただきました♪


たぶん 今が旬の「薬膳」なので

皆さんの知識欲が動かされたのでしょう♪


私も興味のあるテーマでしたので

同じ思いの方が大勢いらっしゃって嬉しかったです



皆様”食”に対して感心のある方ばかりなので

ランチの最中も質問など飛び交い

今回のセミナーの内容を十分知識として

取り入れて頂けたようです。



家庭でできる薬膳として本日の人気メニューは

「ふきのとうのドレッシング」と

「鶏肉と豚レバーのガランティーヌ」の

作り方が質問されました。



知識としてインプットしたら 次はアウトプット♪

ぜひご家庭で実践していただけたらと思います(^-^)b


これからも山本美嶺里さんと一緒に

シリーズで行う”フレンチde薬膳” 

楽しい企画を続けてゆきたいと思っていますので

機会があればぜひご参加下さい♪


次回 本日と同じ内容の春の養生法

5月13日(月)18:00~からの部

ご予約承り中です



白馬から飯山へ

2013-04-28 14:04:59 | お薦めスポット



もうすぐ新幹線の開通する飯山に行ってきました。

おりしも菜の花の季節、数日前に大雪が降った影響で

まだ見頃には早かったのですが、

菜の花公園から見下ろす川の流れのある風景は

とてもステキな日本の風景でした。



この時期 近隣の宿泊施設は平日も満室状態だそうです。

花の季節は短いですが

恐るべし!! 菜の花。




神社・仏閣の多い飯山は歴史を感じられ、

アウトドアーのアクティビティや温泉も多く、

美味しい山の幸もたくさん。







人気の「信濃百年」でお昼の食事を頂きました。

古民家で優しそうなご夫婦が地元の食材に愛情をいっぱい込めて

美味しい食事で持てなしてくれました。


どれも昔から地元の者が食べているお料理、

でもその品数といい、

品よく器に盛りつけられた誂えといい、

滋味な味わいといい、

都会の喧騒の中で日々生活している方には

心に響くおもてなしになっていると思います。


昭和前半生まれの者には 懐かしい母の味です。


囲炉裏で焼くニジマスの香ばしい香りの中

ゆっくりと流れる至福の時間を味わってきました。


高橋まゆみ人形館も心がほっこりするスポット♪

飯山は一貫して”日本の田舎”でイメージが統一された

ステキな場所でした。





こちらも飯山で人気のお土産のお菓子。


やわはださんの肉球マシュマロは

今まで食べたことがないくらいの

もっちもち食感が気持ち良いです


パティスリーヒラノさんではケーキに目がいきがちですが

このチーズスティックはスタンプラリーで紹介されている一品でもあり

お土産にしやすくて誰にでも喜ばれる甘くないクッキー、お薦めです


うるいと春蘭

2013-04-26 09:11:36 | 花ソムリエ



大町市のSさまから頂いた「うるい」と「春蘭」です


みずみずしく採れたて

きっと 唐木さちさんなら 

渋い花器に凛とした春蘭としなやかなうるいを

こうやって~ ああやって~ 活けるはず♪

※唐木さちさんは信州の有名な華道家です。


なんて アートな想像をしてみましたが

これは食材として使わせて頂きます

Sさま新鮮な食材のご提供をありがとうございました。



さて「うるい」は近頃スーパーでも良くみかけ

栽培されている物が多く出回り

山菜というよりは野菜にちかくなったようです。

山菜の中ではビタミンCが多く

くせのない味わいで何にでも合います。

生で食べた時のシャキシャキ感、

熱を加えた時のちょっとしたぬめりが人気です。


写真のように若い物から花まで食べられますが

成長すると苦味が出てきますので

天ぷらやマヨネーズ和えなどにすると

食べやすいようです。


山で採取する場合、若い芽は特に毒をもつ

「バイケイソウ」と間違い易いので

気をつけて下さい



春蘭 この美しい花を誰が最初に食べようと思ったのでしょう

ネット検索をしても栽培の仕方が出てきますが

食べ方は情報が少ないです。

しかし昔からお浸しで食べたり

桜茶のように塩漬けにしてお茶にしたり

楽しまれています。


ちなみにホテルの食事でよく利用される

「デンファレ」というピンク色の蘭も食せます。

味を楽しむというよりは

綺麗なお花をいただくというセラピー的要素が強いと思います。



普段あまり食べないお花ですが、

特別な日、季節を感じたい、食文化としてなど

たまに利用すると話題性・意外性もあり

食卓が華やぎますね


ぜひ食卓に食べるお花を登場させてみて下さい

山野草 シャク

2013-04-20 14:42:03 | Jr.野菜ソムリエ



先日摘んだ山野草のシャク(写真右側)。

セリ科の植物で葉や花の形が

ハーブのセルフィーユ(チャービル)に

そっくりなので 和製セルフィーユ

と、勝手に私は呼んでいます



香り爽やか セリ科植物の特徴ですね。

シャクは山人参とも呼ばれ

根の部分を煎じて薬として昔から馴染みがあります。


この地上部分の若芽を生食したり

茹でたりして頂きます。

茹でても香りが残り、和物や卵とじにもよいですし、

天ぷらでも楽しめます。


小さくちぎってサラダに混ぜて

春の香りたっぷりサラダもお薦めです


シャクはセリ科です。

セリ科の植物の特徴として

フィトケミカルの「クマリン」が含まれている事が挙げられます。


クマリンは抗菌作用の他、血栓防止効果・

アルツハイマー・かゆみ・利尿・月経不順・黄疸

などに効くとされています。


血栓防止、アルツハイマー、月経不順に良いという事は

血液サラサラ効果抜群 という事ですね。

春の香りいっぱいのシャクを食べて

血液サラサラ 元気に春を過ごしましょう



山野草や山菜は灰汁や苦味が健康に良いと

されていますが どんなに身体に良いものでも

摂りすぎは毒になります。

バランス良く食べる!を念頭に。

信州地鶏 真田丸

2013-04-17 09:10:26 | 食材


この春のメニューで新登場

信州地鶏  真田丸 です



焼いてよし

煮てもよし


歯ごたえのあるジューシーな肉は、

噛むほどに濃厚なうまみが滲み出します。


フレンチでよく使う ホロホロ鶏に似た食味が魅力的




通常の食用鶏ブロイラーは、

集団集中短期間育成で育てられる。

餌を食べることのみに専念させ

運動もできない棚かごで育てられる。

飼育期間は、コスト抑制のため40~60日。



これに対して真田丸は、

1平方メートル当たり2羽以下の平飼い

(平らな土の上を自由に動き回れる)で、

120~140日間をかける。

一般に「地鶏」と呼ばれるものは、

通常80日間以上の飼育期間が必要とされているが、

それと比べても真田丸の飼育期間は長い。

ジューシーで、歯ごたえとコクがある肉質にするためです。



~以上は産直新聞の記事を抜粋~


ストレスのない環境で育つので

お肉も柔らかく 味わいもよくなっているんですね



春野菜と合わせて

サフラン風味のフリカッセになっている真田丸

ぜひ味わいにいらして下さい



今週末は安曇野市~大町市あたりの桜が見頃を迎え

大王わさび園のわさびの花も見られます。



白馬では姫川源流の福寿草が満開

四十九院のこぶしが咲き始めました



http://www.montbien.com


http://www.facebook.com/montbien

白馬の古民家 庄屋 まるはち

2013-04-16 09:08:58 | お薦めのお店



白馬村新田地区の古民家お食事処

「庄屋まるはち」

2年ごとにテナント店が入れ替わるシステムなので

この3月いっぱいで「豚のさんぽ」さんは期間満了しました。



次は松本のそばの老舗「小林」さんの予定です。

小林のそば懐石はまるはちの雰囲気にもあって

きっと国外のお客様にも喜ばれることでしょう


オープンはゴールデンウィークには

間に合わないかもしれないと言うことです。

残念ですが、できるだけ早い時期のオープンを願っています

初物

2013-04-12 13:06:29 | Jr.野菜ソムリエ




隣村で採れた初物の「こごみ(左)」と

「しゃく(右)」です。



こごみはよく 蕨(わらび)や薇(ぜんまい)と

間違われる方がいらっしゃいますが、

シダ植物というところは共通していますが

このこごみは灰汁がないので調理が簡単

茹でて すぐに食べられます。


 
昔はお茶請けに 

茹でこごみ+マヨネーズ+鰹節+お醤油

これが定番 春の季節の風物詩みたいに食卓に並びました♪



写真のように太いこごみは

土に栄養がある所にしか生えません

モンビエの周囲に出てくるこごみは

痩せ細っていて食べごたえがない代物ばかりです。



明るい緑色の葉が大好きなので

モンビエの花壇には観賞用&切花用として植えてありますが、

摘んで朝の味噌汁の具になっている事もしばしば(^^;

息子たちは気づいていません(笑)



カルシウムがキャベツの1.6倍、

亜鉛が2.9倍、

ビタミンではベータカロテン、

B1、B2、B6、 C、E、K、葉酸を多く含みます。



アラキドン酸と呼ばれるビタミンFも含まれていますが、

これは高等植物にはない栄養素、

人間の体内で合成されない成分です。



体の免疫機能を調節して

全身のさまざまな症状を予防するビタミンF

花粉症など免疫力が弱っている方に有効です



生食もできますが たくさん食べるとお腹がゆるくなるので

少しだけにしておいて下さい。



調理では茹でたあとは水にさらさないのがコツ

ざるにとったらすかさず

コーヒーのシルバースキンを取る時のように(←わかります?)

宙に飛ばしながら 熱をとります。



水にさらすと 頭のシダの部分に余分な水分を含んでしまい

水っぽく まずくなります。

茹でる時に ゆですぎない! 

塩を少し多めにゆでるといいですね



見た目も可愛く 味わいもくせがないので

和・洋・中なんでも応用が効き

和え物、天ぷら

パスタ、グラタン、八宝菜、酢豚

どんなメニューにもしっくりきます



こごみだけで長くなってしまったので

「しゃく」については 次回記事にアップすることにします。

自然派フレンチの宿 白馬モンビエ

本格フレンチシェフ&Jr.野菜ソムリエのプチホテル。