さりチャンの「英語多読」宣言!!

次は・・・めざせ300万語♪♪
英語で楽しみたい★さりチャンの読書記録★

MATTY DOOLIN

2009-12-19 23:06:22 | Oxford Bookworms
Oxford Bookworms Library (Stage 2) YL 2.6 語彙レベル700 総語数6603

Matty Doolin は15歳の身体は大きいけれどおとなしくて思ったことをうまく言えない少年です。

卒業を間近にひかえ、彼は動物が大好きで動物に関わる仕事をしたいのですが、彼の父は自分と同じ、船を作る仕事をさせたいと考えています。

Matty はどうしてもうまく自分の気持ちを父親に話すことができません。

ある日、彼の愛犬 Nelson が車に轢かれて死んでしまいます。

Matty のあまりのふさぎ込みように、彼の両親は反対していた卒業キャンプに行くことを許します。

そして親友の Willie、Joe、とキャンプに出かけたのでした。

でも、そこには彼が予想もしなかったことが待っていたのでした…


結局、Matty は首尾よく自分がしたいことをできるようになったのですが、
それはたまたま偶然の出来事がきっかけで両親も認めざるを得なくなったワケです。

もちろん、Mr Walsh の農場で一生懸命働いたので Mr Walsh が彼を気に入ってくれたこともありますが、彼は自らの口で両親に自分の気持ちを一切説明できていません。

このお話のテーマは何かと考えたところ、『自分の気持ちをうまく話せない少年が成長していく姿』と初めは思いましたが、読み終わってみると、『情けは人のためならず』なのかなぁと思えます。

Matty にとって事態が好転し始めたのは、愛犬 Nelson の死がきっかけでした。

実は Nelson は1週間前に道で拾ってきた、足が悪くて目もよく見えない老犬です。
愛情を注ぐ Matty にだけはなついていたのです。

なんの見返りも求めずただひたすら Nelson を愛したことが、結局は自分のためになったのです。

でも、Matty がこのまま農場で動物たちと過ごし働くということは彼のコミュニケーション能力はいっこうに改善されないということですよネ。

自分が本当に好きでやりたいことを仕事にできるのは幸せなことですが、これから大人になっていく彼はそれで大丈夫なんだろうか…
と老婆心ながら思ってしまいました。


明日からちょいと旅に出ます。
イブの夜には帰る予定です。

ではみなさま、Merry Chiristmas





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