黄花節分草がようやく開花しました。
出来た種を蒔くと、翌年には発芽して、更に数年すると花をつけてくれます。
『Spring Ephemeral』(スプリング エフェメラル)』
日本語では『春植物』・『春季植物』・『早春期(季)植物』と呼ばれてる植物で、「春のはかない命」・「春の妖精」・「早春の幻影」・「春の陽炎」・「早春の瞬き」・「春の短い命」と訳されたり呼ばれたりしています。
『春植物』と呼ばれるものはほとんどが、落葉広葉樹林に生育し、落葉広葉樹林が芽吹き、葉を展開する前に、芽だし・開花・結実をします。
一般の植物が、春から夏にかけて花を咲かせ、秋に実を結ぶという過程を、短い春の1~2ケ月の短期間に全て完結させてしまいます。
節分草・黄花節分草(外来種)・片栗・福寿草・山延胡索・錨草・猩々袴・一輪草・二輪草・三輪草・雪割草等がそうです。
よほど小さな種でしょうネ
息がかかっただけで何処かに飛んでしまいそうな・・・
芽が出て咲いたときの喜びはいかばかりでしょう!
地面とにらめっこしていらっしゃる様子が手に取るようですね!
種で増えるとは知らずに、最初は発芽したものを雑草だと思って全てとってしまっていました。
が、ある時気がつきました、黄花節分草の新芽ではないかと。
それからは発芽したものは大事に育てています。