mt77のblog

信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

薄の野

2011-10-08 | 高ボッチ高原・鉢伏山
薄の野

久し振りに高ボッチ高原・鉢伏山へ行ってきました。
高ボッチ高原は薄の穂に覆われ、陽の光を浴びて穂が白く輝いていました。
これだけ見ると綺麗なものなのですが、薄が繁茂する影で生育場所を奪われてしまって絶えて行く植物が有るはずです。

高ボッチ高原では一部薄の刈り取りを実施し、植生復活を図っている場所があります。
それだけ他の植物に影響が出ていると言うことなのでしょう。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
知りませんでした。 (豊太郎)
2011-10-09 00:12:05
ススキの繁茂の影にそんな問題があるとはしりませんでした。
 
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豊太郎 様 (mt77)
2011-10-09 07:39:34
一つのものだけが増えすぎると、その環境が変わってしまい、影響を大きく受けるものが出てきてしまいます。
美ヶ原高原では笹が増えすぎ、ボランティアの手による笹刈りが毎年行われているようです。
鉢伏山も薄と笹が増えてきてしまっています。
今ある自然の状態を継続するのはなかなか難しいものがあるようです。
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Unknown (rw)
2011-10-10 06:47:25
おはようございます。
私は「わー綺麗!」と思ってそれで終わってしまいますが・・・
いろいろな問題があるんですね。
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rw 様 (mt77)
2011-10-10 07:15:02
おはようございます。
白い薄の穂が一面に広がる景色は綺麗なものですが、良い面があれば良くないめんもあります。
ここには絶滅危惧種に指定されている昆虫がいますが、この昆虫も薄ばかりになれば生き残ることが出来なくなるのではないかとおもいます。
高ボッチ高原・鉢伏山も美ヶ原高原も人が手を入れて管理してきた自然ですが、人の手があまり入らなくなり環境が変わりつつあるようです。
安曇野のオオルリシジミ(大瑠璃蜆)も人間が管理していた自然の中で生きてきたのですが、食草のクララが刈り取られるようになり、絶滅寸前となってしまいました。
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