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信州松本からの投稿

ホウキモロコシ(箒蜀黍)

2016-11-01 | 松本の植物

ホウキモロコシ(箒蜀黍)
学名 : Sorghum bicolor (L.) Moench 'Hoki'
科名 : イネ科

北アフリカ原産のイネ科の一年草です。
草丈は2メートル前後になり、穂の部分が座敷箒(ざしきぼうき)」の材料になります。
 

ホウキモロコシ(箒蜀黍)

ホウキモロコシ(箒蜀黍)

ホウキモロコシ(箒蜀黍)

ホウキモロコシ(箒蜀黍)

ホウキモロコシ(箒蜀黍)

ホウキモロコシ(箒蜀黍)

ホウキモロコシ(箒蜀黍)

芳川小学校では総合学習の中でこのホウキモロコシを栽培しています。

芳川の野溝地区では古くからこのホウキモロコシを栽培し、座敷箒(松本箒)を作っていました。
掃除機の普及で座敷箒の消費が落ち込んだためと思いますが、いつのまにか作付けもされなくなり消え失せる運命にあったのですが、地区の有志の方々の手によって今も細々とながら栽培され、伝統の松本箒が製造されています。
伝統の技術を失う事は容易いのですが、その技術を後世に伝え残すには関係する方々の大きな努力と情熱が必要です。

この野溝地区ではホウキモロコシを「ホウキグサ」と呼称しています。
箒を作る植物ですから当然の呼称ですが、「ホウキグサ」はヒユ科(クロンキストではアカザ科)のホウキギの別名です。


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