今日の松本市は朝から雨が降っては止み、また雨が降っては止みという繰り返しで、午後7時過ぎには雷を伴なった強い雨が降っています。
そんなわけで、今日は写真が一枚も撮れずじまいとなってしまいましたので、先週鉢伏山で撮影した「コウリンカ(紅輪花)」の登場です。
このコウリンカはキク科キオン属の植物で、環境省レッドデータブックでは絶滅危惧II類(VU) (絶滅の危険が増大している種) となっています。
が、高ボッチ高原・鉢伏山ではとても多く見る事ができ、今の時期が花の盛りとなっています。
鉢伏山は、田中澄江氏選定の「花の百名山」に入っていますが、選定された頃のように「マツムシソウ」の花で一面が水色になるということは残念ながらこの所ありません。
私の記憶にある範囲での昔には本当にマツムシソウが多く、目線を下げると薄水色の山の斜面を見る事が出来ました。