花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

オオヤマレンゲ

2007年06月15日 | 草花・植物

 

オオヤマレンゲ(大山蓮華) モクレン科 落葉大低木  

≪名前の由来≫ 「大山」は、大群落のある大山連邦から。「蓮華」は花の形が「ハス」に似ていることから。「オオヤマレンゲ」の葉の形とつき方、花の格調の高さも、この名前の由来の一端ではないだろうか。深山に静謐に佇むこの花を見た時、仏教に関わりのある「蓮華」を連想したのかもしれない。
「ウケザキオオヤマレンゲ」(受咲大山蓮華)は、花が上を向いて咲くの意。

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山口県では絶滅危惧1A類に分類されてる。日本人好みの花らしく、盗掘が多く、自生は減少しているようだ。
園芸種は「ホウノキ」に接ぎ木してあり、継ぎ目から元の「ホウノキ」の芽が、出やすい。もともと萌芽力の強い木なので、早く取り除かないと、ホウノキの方が大きくなってしまぅ。
「ウケザキオオヤマレンゲ」は、「オオヤマレンゲ」と「ホウノキ」の雑種といわれている。
園芸種では、八重咲きの「ミチコレンゲ」というのもあるらしい。


2007.6.2庭

茶花の本でこの花を見つけた時、その気品に惹かれ、庭に植えた。花の命は短くて……「一日花」に近いが、蕾から開くまでの間が、わくわくする花である。

                                 



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