宇佐神宮は、もう何度か紹介済みですが、
孫と行くのは初めてです。
宇佐神宮を後に、向かったのは、
富貴寺大堂です。
現在富貴寺は改修中という事で、
大堂の中、本尊の阿弥陀如来坐像だけでなく、
阿弥陀三尊像が安置されています。
パンフレットより
この日はお天気でしたので、
大堂は開けられていて、
住職のお話を聞く事ができました。
(湿気は大敵なので、お天気の悪い日閉められているそうです。)
寺伝によると養老二年(718年)開基と言われ、
大堂は、平安後期に建てられ、
昭和27年以降は国宝として保護されています。
西国唯一の阿弥陀堂で、総素木(榧)作りです。
九州最古の和様建築物です。
秋に、
大堂の屋根や境内を黄金に染める大銀杏は有名ですが、
傍には、樹齢500年以上の立派なかやの木(榧)もあります。
国東塔
大堂の左手山に、⛩️があります。
お寺なのに鳥居があり、しめ縄もかけられています。
しかもこの鳥居をよく見ると、上部に丸い石の輪が置かれています。
古い鳥居はこのような形なんだそうです。
初めて知りました。
改めて宇佐神宮の鳥居を見てみると、
柱の上部に黒い台輪が付いているのが見てとれます。
神道と仏教が融合する印で、
国東半島は、「神仏習合」の宗教が初めて生まれた場所と言われています。
そう言われて鳥居を見てみると、
車窓に見る古い鳥居もその様でした。
国東半島の寺社はどれも時代を遡る事甚だしく、
私の感性では全てに理解が追いつきませんが、
古いものが末長く残ることは願っています。
明日は、真木大堂、磨崖仏と続きますが、
ここでちょっと一服です。
長崎のYさんが
送ってくださった松翁軒の鯉カステラです。
端午の節句の鯉のぼり🎏
久しぶりにこどもの日に孫といて
和みのおやつになりました。
たっぷりの餡と求肥餅がカステラ生地で包まれていて、とってもおいしかったです。
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