マルシンのP-08は以前造ったことがあったのですが、
残念ながら造ったのはエングレーブモデルのゲーリングルガ―で
形状が異なっていましたので、まったくの新作です。
P-08のマガジンキャッチボタンは板ばねで戻るようになっていて
その位置が問題で・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/ae/133ad04b261225476efdc89735340844.jpg)
マルシンの木グリそのまま採寸して加工すると、板バネのところが欠けたようになってしまいました
マルシンの木グリではこの部分だけチェッカーが浅く入れられています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/37/71687241e0685b7f542bdf0238a3e0b1.jpg)
では、新しめの24Kモデルではどうでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/62/b3c39c6328aed200c619245043630e49.jpg)
板バネが見えてます。
もう一つのモデルでは
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/5b/47a935380dbbdf73dd9f77ee99274b0f.jpg)
見えている範囲が少なくなってます。 最近のモデルでは勘合も見た目もとても綺麗です。
では
実銃ではこの部分はどう処理しているのか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/fb/4eae60e2b41e344cdbebbef1a6d0740e.jpg)
マガジンキャッチボタンと同心円になってなくて、上側にR形状が広がっています。
他にGUN誌2002・4月号の写真のモデルも同じような形状になっています。
ここまで極端に広げるのは美しくないので、グリップの厚みを少し厚くして、実銃の様な複合Rにて加工しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/40/19bd540086091eb677e3e1bbd97debac.jpg)
こんな感じで試作品は完成です。この仕様が気に入らなければ、売れ残るだけです。(開き直りかい!)
マガジンボトムは
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/42/d71dcee6c5da2d7da83661d61dc9a321.jpg)
コメント欄にて要望されていたカートリッジの装填数を7発から8発にするにはそう簡単な加工では出来そうになさそう
はまり込む部分をカットして、上部を丸くえぐり込む必要がある様に思えます。
めんどくさそう・・・汗
申し訳ないですが、今回は見送ります
材料が明日届くので、そこから量産開始です
機械が動いている間に、レッドホークの仕上げ作業を平行して行います。