小心者モデラーのつぶやき! model-s

製造業の傍ら、トイガンの部品などを造ってヤフオクに出品しています。
現在は、直接の依頼はお受けしておりません。

アクリルを削るのは、大変である。

2013-05-31 11:35:30 | トイガン

リボルバーのグリップを造りました。

 

「マッタリ (´ー`) 子連れ狼が撃つ!」でおなじみの、子連れさんの依頼品です。

ブログでアップされていましたので、こちらでも解禁です。

  

物は、タナカのS&W M327 M&P R8というモデルです。

 

まずは、フレームからグリップの基本形状を採寸します。

Dscn1581

形状に添ってケガキをいれて、座標を拾っていきます。

 

起こした2Dデーターより、アウトラインをチェックする為に、板を抜きます。

Dscn1583

 

次に・・・・

 

内部の形状を確認する為に、ノーマルグリップを二つに切ります。

「切ってよい」とは言われていても、ちょっと躊躇しますね。

片手でやってるように見えますが、撮影する為です。切る時は両手で支えております。

Dscn1587

中は、こんな風になってるんですね。

Dscn1589

Dscn1590

弓なりの溝をスライドしながら、はめ込んで行くんですね~。

 

CADで2Dデーターを作ります。ノーマルのグリップと木グリを眺めながら、ちょこっと勝手にアレンジ・・・汗。

Dscn1606

 

これを基に、確認用の試作を造りました。

Dscn1592

試作三つ目で、なんとかなりそうな物が出来ました。

 

Dscn1593

白アクリルで本番です。

画像のものはこの後、取付金具が干渉することが解り、さらに改良することになります。

 

左右を接着して、外側の形状を加工します。

 

これだけ丸いと、うちのソフトでは3Dデーターは作れません。

 

なので、こんな電動工具を使いました。こいつでバリバリ削って形を造ります。

Dscn1595

名前は、「ベビーサンダー」っとなっておりますが、これの何処が「ベビー」なのか?んじゃあ、「ベビー」でないサンダーはどんだけデカイのだろう・・・。

細かいところは、リュ-ターで削り、ヤスリで整えます。

Dscn1596

Dscn1604

本物と比べて・・・・

Dscn1608

隙間は見苦しいので・・・

Dscn1605

出来るだけフィット!

Dscn1607 

 

テッカテカ仕上にて、完成です。

コイツは、さらに手を加えられる。

それは、子連れさんのブログにて公開されるでしょう。

お楽しみに!!  

 

おしまい

コメント (21)
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