小心者モデラーのつぶやき! model-s

製造業の傍ら、トイガンの部品などを造ってヤフオクに出品しています。
現在は、直接の依頼はお受けしておりません。

ナショナルマッチ M1943? その⑥

2013-02-08 10:43:25 | ナショナルマッチ M1943

  

さて、一番の難所!

フレームの前部、ステッピング加工です。

 

どうやったらいいか、悩みました。

 

チェッカリングやすり(筋やすり?)を購入しようか?

しかし、高い!!六千円弱もするぞ~!!

90°のサイドカッターだと、縦の溝は入れることは出来るのだが、沢山入っている横の溝は市販のサイドカッターだと、長さが短いので全部入れることが出来ない。

 

散々迷った挙句、真鍮の棒を加工してサイドカッターを造る事にした。

Dscn1506

Dscn1507

Dscn1509

先に切れ込みをいれて、自作の刃をねじで止めれると言うものです。

これですと、90°に限らず任意の姿刃物を挟み込めます。

いつも階段状に座標を動かして入れていた、スライドのセレイションも格段とやりやすくなります。

Dscn1525

このようにして、円弧に刃物を動かし溝を切っていきます。

 

 

しか~し

大事なことを忘れておりました。・・・汗

成型品、そして、PL処理された部位、

正確な円弧であるわけがありません!!

 

出たとこ勝負が、災いしました。

Dscn1511

失敗です。

一気にやる気がなくなりました。

 

でも、投げ出すのはもったいないので、このまま完成させることにしました。

チェッカリングやすりで調え、周りの肉も削ってごまかします。

元来、私はいい加減な性格なんですもの!!(←お~開き直ってるぞ!!)

 

 

つづく

コメント (24)
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