中国のジェンダー研究者を招いての企画の第二弾。現在の中国のジェンダーをめぐる問題状況とそれに対するフェミニストの取り組みを中国の研究者/活動家に報告してもらい、日本のジェンダー研究者によるコメント、討論を行った。
市場化が進んで格差が拡大する中でのジェンダー問題の現れ方が、経済的に男女間格差・(とくに都市と農村間の)女性間格差が開く状況、また性の商品化が進展し性売買も蔓延する状況と、そうした中で女性の権利を強化すべく活動してきたフェミニストと男性や国家との関係、また自身の身体を武器に社会に働きかけようとする若いフェミニストの活動家の様子などを通して紹介された。
こうした興味深い報告に対して日本の第一線のジェンダー研究者による鋭いコメントが行われて、たいへんハイレベルな日中のジェンダー研究者の議論が展開され、密度の濃いシンポジウムとなった。
シンポジウム<現代中国におけるジェンダー・ポリティクスの新局面>
日 時:2014年10月19日(日)12:30~17:00
場 所:日本大学文理学部図書館3階オーバルホール
使用言語:日本語・中国語(通訳:及川淳子・朴紅蓮)
[プログラム](司会:江上幸子・大橋史恵)
開会挨拶・趣旨説明:小浜正子(日本大学)
報告1 金一虹(南京師範大学金陵女子学院)
「北京会議から20年-中国社会の変容と女性の経済参画」
報告2 馮 媛(在野研究者/NGO活動家)
「ジェンダーをめぐる相互作用/不作用-中国におけるフェミニスト・男性・国家」
報告3 宋少鵬(中国人民大学)
「現代中国のジェンダー言説と性の政治経済学」
休 憩
コメント1:阿古智子(東京大学・現代中国研究)
コメント2:足立眞理子(お茶の水女子大学・フェミニスト経済学)
コメント3:伊田久美子(大阪府立大学/WAN・女性学)
質疑・討論
総括
主催:中国ジェンダー史共同:東洋文庫現代中国研究資料室ジェンダー資料研究班・科研基盤C「歴史的視点による中国のジェンダー秩序に関する総合的研究」(代表:小浜正子) 、科研基盤B「歴史教育におけるジェンダー視点の導入に関する比較研究」、科研基盤A「研究者・市民・教員のための新しい歴史学入門」
協力:中国女性史研究会




市場化が進んで格差が拡大する中でのジェンダー問題の現れ方が、経済的に男女間格差・(とくに都市と農村間の)女性間格差が開く状況、また性の商品化が進展し性売買も蔓延する状況と、そうした中で女性の権利を強化すべく活動してきたフェミニストと男性や国家との関係、また自身の身体を武器に社会に働きかけようとする若いフェミニストの活動家の様子などを通して紹介された。
こうした興味深い報告に対して日本の第一線のジェンダー研究者による鋭いコメントが行われて、たいへんハイレベルな日中のジェンダー研究者の議論が展開され、密度の濃いシンポジウムとなった。
シンポジウム<現代中国におけるジェンダー・ポリティクスの新局面>
日 時:2014年10月19日(日)12:30~17:00
場 所:日本大学文理学部図書館3階オーバルホール
使用言語:日本語・中国語(通訳:及川淳子・朴紅蓮)
[プログラム](司会:江上幸子・大橋史恵)
開会挨拶・趣旨説明:小浜正子(日本大学)
報告1 金一虹(南京師範大学金陵女子学院)
「北京会議から20年-中国社会の変容と女性の経済参画」
報告2 馮 媛(在野研究者/NGO活動家)
「ジェンダーをめぐる相互作用/不作用-中国におけるフェミニスト・男性・国家」
報告3 宋少鵬(中国人民大学)
「現代中国のジェンダー言説と性の政治経済学」
休 憩
コメント1:阿古智子(東京大学・現代中国研究)
コメント2:足立眞理子(お茶の水女子大学・フェミニスト経済学)
コメント3:伊田久美子(大阪府立大学/WAN・女性学)
質疑・討論
総括
主催:中国ジェンダー史共同:東洋文庫現代中国研究資料室ジェンダー資料研究班・科研基盤C「歴史的視点による中国のジェンダー秩序に関する総合的研究」(代表:小浜正子) 、科研基盤B「歴史教育におけるジェンダー視点の導入に関する比較研究」、科研基盤A「研究者・市民・教員のための新しい歴史学入門」
協力:中国女性史研究会



