TIME IS ON MY SIDE

シンガポールは今日も暑いなあ。

アジットひとりごと。

2009-05-15 | リトルインディア&インドなもの


アジット・クマールに、飽きるどころか
ますますハマッてます。

女心をとろかす二枚目ぶりにも
(私の感覚、ずれてませんよね?
見事な演技力にも惚れぼれ。

いつもひとつの作品の中で
いくつもの顔を見せてくれますが、

彼がタミル主演男優賞を受賞した
作品のひとつ「Varalaaru」(2006)など

お金持ちの家のお気楽なボンボンと、
底辺の暮らしの中で育ち、野獣のような
目をした生き別れの双子の弟、

もの静かでミステリアスな車椅子の紳士である
お父さん、そして業界風になよなよと女性的な
物腰の、若い頃のお父さんのダンサー時代…

と、ひとつの映画でひとり4役という激しさ(!)

もう表情も目線も全く違っていて、
同じ人が演じているとはとても思えない。
「Ultimate Star」と呼ばれるのも納得。

色っぽさとストイックさを併せ持つ、
アジットの魅力にゾクゾクします。

さわやか好青年系も嫉妬に狂う野獣系も
捨てられた子犬のような悲しい目をした彼も

温かな眼差しで愛を語る彼も、さらに二枚目ぶりとの
ギャップがおかしすぎる、コミカルな彼も全てが魅力的。

ダンスも、ヴィジャイの上手さには
及びませんが素敵だと思うんですよ。

今は最新作「Aegan」(2008)でナヤンタラと
踊る「Freedom」のスタイリッシュさ

(アジット&ソフト帽にダークスーツ姿の集団が
大階段で踊るシーンが、まるで宝塚で草野先生
あたりが演出されそうな男くさ系レビューみたい)

同じく「Aegan」の「Hey Salaa」でのコミカル
&かっこ良いダンスをとても気に入っていて

(時々日本語に聞こえるタミル語ですが、ここでは
アジットの関西弁「そら無理やで~」が観られる。

ちなみにタミル語の「無理やで~」は、まさに
「無理やで~」という意味です)

ベストヒッツDVDで、繰り返し観ています。


(100曲入りの最新ベスト)

その「Aegan」。この半年ずっと探してたのですが
字幕つきDVDがどうしても見つからず、しかも先日
待望のTV放送を見逃してしまい(泣)

とうとうアインガラン社(イギリス)に直接
注文してしまいました。到着が待ち遠しい~♪

ん?何だかザザーッと波のような音が聞こえますね?
皆さんが一斉にひいていかれる音が。(笑)

いやいや、帰国したらぜひ自宅でインド料理つき
鑑賞会を開いて、皆さまをこちら側の世界へ
お連れしたいと思います。

それにしても、この年になってまさかこんな
胸毛フサフサの男性に惹かれるとは…
自分でもビックリです。

最新の画像もっと見る