切実に！

自宅～職場までの通勤路約１４キロメートルの間に

福島ナンバーの車が３台並んでいた

後部には毛布や衣類のようなものがぎっしり詰まっていた

ニュースでは　栃木県に移動してくる難民が・・・・・

と放送していたが　それほど気にもしていないくらいの感覚だったが

本当だったんだー！と　一気に胸が熱くなった

どんな思いでここまで来たんだろうか

ガソリンだってもう空っぽなんじゃないかって

職場に着くまで動揺が治まらなかった


今朝の「ひとこと」は私の番だった

何を話そうかと考えていたが

今の思いを伝える言葉が見つからなかった

そして　手話で「千の風」を皆さんと一緒に歌うことを決めた


歌っているうちに　胸が詰まり

涙が出た

みんなも眼がしらが赤くなっていた



高根沢にお世話になった方が

６月の出産が終わるまでここにいてもいいからと言ってもらって

有難かったと　所長から話があった



地区市民センターに避難している子どもたちのために

子育てサロンが動き出した

多くの人たちの善の心が引き出されていく


まるで眠り姫のように

人としてあるべき姿が　映し出されてくる



今回の地震は本当に大変だった（まだ続いているが）・・・が

人としての知恵や力をもう一度取り戻せる

最後のチャンスを地球から教えて頂いたように思う



私たちの地球が私たちを救ってくれていると

感じている