みゆきナマケモノ日記

気の向くまま徒然なるままの日記です。現在地=横浜🇯🇵

小学校訪問②

2015-10-16 17:06:46 | 未選択

<10月16日の日記>

以前独立記念日のイベントに招待してもらった学校に今度は授業を観に行かせてもらってきました。

  • 8:00:登校(先生たちもこの時間に出勤)
  • 8:00~:朝の運動&1校時
  • 9:00~:2校時
  • 10:00~3校時
  • 11:00~11:30:休み時間
  • 11:30~:4校時
  • 12:30~:5校時
  • 13:30~:6校時
  • 14:30:下校(先生たちもこの時間に退校)

メキシコの公立学校は朝8時から始まります。国民の運動不足&肥満が社会問題になっているので、4年前からどの学校でも朝の運動から始まることを義務付けられているそうです。

↑朝の運動。

訪問した学校ではお友達である校長先生自らダンス&ストレッチを全校みんなに行っていました。(彼はヨガの先生もしていてサルサも教えているほど得意なので明らかに腰つきが違う・・・笑)8時以降は1時間ごとにコマが分かれていますが、時間に対する細かい感覚がないので行間休みなどはありません。1時間目が朝の運動でほとんどつぶれたりしてました。体育、英語、芸術は専門の先生が教えているので時間が決まっているけど、それ以外は担任の先生が好きな感じに時間割を決めているようでした。朝早く来た子が校庭で遊んでいたり、休み時間に走り回っていたり、その辺は日本と全く変わりありませんでした。給食はないけれど11:00からの休み時間に子どもたちは持ってきたフルーツや食事、お菓子を食べていました。

↑休み時間後の散らかされまくった校庭。ホントひどい。ごみはその辺にポイッてします。

↑それを担当の学年がヒーロー的にゴミ拾いをする。なんと効率の悪いこと。

↑体育の授業(学習ルールもちゃんとしてた。コスタリカの体育の授業はひどかった・・・)。

↑2年生の図工。この先生は日本の小学校の先生にもいそうな元気ではっきりしたタイプでした。

メキシコにももちろん学習指導要領はあるけれど教員研修がほとんどないので、授業の内容は先生たちの感覚と自主性にほとんどまかされているようでした。日本の学校と違って、わかる子がわかればいいやという空気があるので居心地が悪かったです。見学するだけと言っておきながら、思わず声をかけまくってしまいました。日本にいるときは大変だなーと思うこともなくはなかったけど、研修の大切さを思い知りました。

↑2年生のスペイン語。何も書いていない子がいたのでやり取りしながら一緒に書きました。明らかにできない子たちが後ろの方に集められていて、かといって先生に相手にされてもおらず、ちょっと悲しかった。

↑学級文庫に日本の昔話の本があった!

教室の掲示物とかはどのクラスもなかなか凝っていて、先生たちはいつこの作業をしているのか不思議でした。

↑学習規律いろいろ。

↑注意されたら緑→黄色→赤と名前の場所が動かされていきます。赤になったら保護者に連絡らしい。(一人赤に名前があるけど大丈夫かしら・・・)

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年明けには日本文化&道徳についていくつか授業をすることになっているので引き続き実態調査に行かねばと思っています。道徳の時間も宗教の授業もないこの国で道徳。(笑)さて、どうしたものか・・・。

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