ヤミノツカミDIARY

メイドと一緒にお茶を飲んだり罵倒したり罵倒されたりする小説サイトの場末の日記サイト! ……かも。

自分の身は自分で守ろう

2008年10月24日 | 時事
 最近、なぜか更新時間が晩くなっています。危ない危ない。
 オシゴトが忙しくなってきて、なんだかいろいろと余裕がなくなってきました。
小説もぽつぽつと始めてはいますが……HDDブレイク事件の影響が大きく、同じ文
章を二度書くのは結構な苦痛だったりするのです。
 まだ1章だけしか書いてなかったのは不幸中の幸いか。なんとか忙しさがピーク
になる来年までには道筋を立てたいところです。実はプロットが8割くらいしか出
来ていないので……(もっとカンタンなのにしとけばよかったorz)

 たまには社会的(?)な話題を取り上げてみるのコーナ。
 Yahooのトピックスを見ていたら、またこんにゃくゼリーの窒息事故が(春のも
のですが)二件ほど見つかったという報道が。
 私、こんにゃくゼリーって食べたことが無いんですが、そんなに詰まりやすいも
のなんですか。うむむ、こんにゃくゼリー許すまじ。早く規制して欲しいです――
 ……なんて、馬鹿も休み休み言わなければ、ですよね。
 ソースは痛ニューですが、平成11年に自治省で調査された「気道異物に対する救
急隊員並びに市民による異物除去の検討
」では、餅が18.5%で第一位になっていま
す。次点にご飯類、野菜類などが続き、おそらくこんにゃくゼリーを含む菓子類は
7.4%。この全てがゼリーではなく、また2005年以降、ゼリーによる窒息事故は多く
て数件程度ということで、圧倒的に餅の方が危ないという統計が出ていますね。
 ということは、少なくとも客観的に言及できることは「こんにゃくゼリーより先
に餅を規制したほうが良いだろ常考」という一点に尽きます。
 餅の方がたくさんの人が食べてるからたくさん事故が起こる、と言えるかも知れ
ませんが、今問題なのは件数ではなく、「何が危険な食品なのか」。たくさんの人
が食べている餅の方が危険が大きいのは当然で、それが世論的に駄目だということ
ならば、それに該当する食品全てを規制するのが真っ当といえると思います。
 ゼリーの袋には「お年寄りと子供は食べないでね」マークが付いているそうで、
注意を促している時点でPL法には当たらない(と思う)。それなのに、国会議員が
率先して特定食品の規制に乗り出すというのは、下手したら職権乱用なのではと思
わざるを得ません。

 ただ、世間的に「危険なものを禁止しよう」という空気があっても、「餅は日本
の伝統文化だから禁止するのは惜しい」という感情のせいで「餅はOK、ゼリーは
NG」となる可能性は非常に高いと言わざるを得ない。理性論より感情論の方が強
いのは確かなのです。
 しかし、そんな感情論に法律が基づいてはならないのは常識の範疇。なんでも規
制すれば安心だ、という低俗な論法にも抵抗があります。
 医者から処方される薬だって、間違った飲み方をすれば大事になることもあるで
しょう。なぜ規制されないのでしょうか? 理由は簡単、例えそれが何気なく口に
入るものであっても、自己責任という倫理が働いているからです。
 そこで責任を争うことになったら、それは民事。法律で定めるのは一方の考えの
押し付けになってしまう、ということを忘れてはいけないと思います。

 ……ただ、こんな噂もあるのよね。
 マルチ商法推進派とか、イロイロと危険な人だな……。