宮海「ヤバイ、二日もズル休みしちゃった( ̄▽ ̄;)」
ニュー「お仕事をですか?」
宮海「ブログの方です! さすがに仕事二日ズル休みはヤバイでしょ、っつーかそれ
もう働く気力が失われている人なんじゃない?」
ニュー「私には宮海さまがそう見えましたが」
宮海「そ、そげなこつなかとよ……?(汗)」
ニュー「さて、それでは二日ぶりの日記ですが」
宮海「萌バーガーが七ヶ月で潰れましたな」
ニュー「……再開初日の話題が、それなんですね……(;=”=)」
宮海「そもそも開店三ヶ月程度で客足は遠のき、12月には閑古鳥状態だったらしい
です。ま、『萌え』をアピールすれば何でも売れる、みたいな時代は終わったと
いう、判りやすい例だったと言えましょう」
ニュー「最近は結構、潰れているメイド系ショップ、多いみたいですね。メイドブームも
ようやく鎮火と言ったところでしょうか。宮海さま、残念でしたね♪」
宮海「は? おまえは何を言っているんだ。私は全然残念じゃないぞ」
ニュー「え……どうしてです?」
宮海「メイド喫茶の代表格『Cure Maid Cafe』を見てみろ、未だに休日ともなると席待
ちで、あの狭い螺旋階段が長蛇の列だ。他の有名どころもまだまだ営業は続
いている。これは、メイド系ショップが厳選されてきているという証拠だと思う」
ニュー「なんでもポジティブに受け取る人ですね」
宮海「いやいやマジで。実際、萌バーガーはあんまり美味くないどころか見た目グロ
い、って話しだし。食べ物屋さんのくせに不味いのは論外でしょ。かわいい女の
子と一緒に過ごしてドキドキしたいだけならキャバクラ行け。メイドであることに
名誉と誇りと愛情のない店舗など、潰れて当然なのだッッ!!!」
ニュー「すごい言い様ですね……一度も行ったことないくせに……」
宮海「そもそも、『メイド』と『萌え』を一緒くたにしている時点で死刑確定」
ニュー「それこそ宮海さまの独りよがりなんじゃ……」
宮海「メイドと萌えは違う! もっとメイドは高貴なるものなんだよ! いいか、十九世
紀のヴィクトリア朝から紡がれる歴史と伝統は戦後の復興過程で電気街と化し
た秋葉原のそれとは重みが違う、第一萌えなんて受動的なものを能動化してあ
まつさえメイドと同一視するなんて一体何を考えてんだ最近の――はうッ!?」
ニュー「……はい、ちょっと暴走してしまったので、始末しておきましたー。今日の話
をまとめますと、飲食店の勝負は味、ということでした。飲食業界のみなさん、
頑張ってくださいね」