軽井沢のいろいろ~♪ 軽井沢で静かに暮らす 深山のイノシシ があれこれ見たこと聞いたこと

軽井沢に静かに暮らす深山のイノシシが 軽井沢の春夏秋冬 今昔、あれこれ・・ 見たまま聞いたまま書いてるよ

 軽井沢のいろいろ 軽井沢の別荘地で・・

2021-05-06 | 避暑地 軽井沢のあれやこれ

 なんだかんだで 今年のGWがほぼほぼ終了・・

 みなさん 休日明けの日常 始まりましたか  

 これまでの長年 繰り返されて来た ON,OFFが 新型コロナやその影響で

 少なからぬ影響がいろいろなところに反映しているようで  さて みなさんの周りはどうでしたか ?

 軽井沢では この時期にお決まりで繰り広げられていた交通機関の大渋滞や

 街中の思わぬ小径まで スマホ握りっ放しでいろいろな言語が飛び交う光景がほとんど無くて

 わずかに  食品スーパーやホームセンターが賑っていたね

 ここでも何度か 軽井沢の中の思わぬ場所に急に人影が見えた後  工事が始まるお話をしたけれど

 そういった場所を NET上の情報で訪れるのか スマホを真剣に見つめながら木立の中や

 原野に向かう道をキョロキョロしながら歩き回る人の姿をみかけた

 散策・・っていうより 何か どこか 捜し歩いている様子なんだ

 そもそもの昔々  江戸時代の中山道が貫き軽井沢、沓掛、追分の3つの宿場町があったほかは

 厳しい寒さに苦戦する農村が点在していた軽井沢一円

 その集落を繋ぐ小道がそれぞれとの様々な往来や 中山道を迂回する旅人に利用されていた

 今の様に人工的な明かりは全くなくて  日が暮れれば真っ暗 四季折々の風雪や雨は容赦なく

 人が集まり暮らす集落を離れた場所は 野生動物が今よりずっと多くてその存在も強かっただろう

 その小道が分かれて どちらへ行ったらいいか迷うような場所には今の道路標識の様に

 目印や木札が立てられることもあっただろう 

 どんどん別荘地化して ひろい敷地に個性豊かな建物が建築され塀や生垣、囲いが設けられた中に

 

     

 

 自然を生かした植栽や「 淺間石 」とも呼ばれる 火山岩をオブジェに配したステキなお庭の道路側

 道に面して こんな 石があるんだ

 よ~く見て わかるかな ?

 左側の 仏様が掘られているのは 「 聖観音 」か額の上にある彫りものによっては「 馬頭観音 」

 右側の よ~く見ると  お顔の右側半分が欠け落ちている石仏で しかも左の残っている部分に

 古い漢字の 「 左 」 ひらがなの 「 も 」「 さ 」が 読み取れる

 そう この仏様は 左に行く道が 軽井沢の「 茂沢(もざわ=もさわ)」と教えていらっしゃるんだね 

 この別荘がある場所は 今の別荘地になる前は畑地で

 半世紀ばかり前と聞いたけれど 

 当時の畑の持ち主が 道の通行量や交通手段が変わるにつれて 道沿いに建つ古い石仏様が

 危険な目に会う機会が増えて行くのを気の毒に思って 背側の土手の高い位置に移動して差し上げた

 更に歳月は流れて 畑地の用途が変わり幸いな事に  別荘オーナーは 知ってか知らずか

 どこかへやったり 処分したりはせず  そのままのお姿で置いてくれたものなんだろう

 欠けた場所は欠けたまま 埋もれた状態は埋もれたまま・・

 古道を熱心に研究する人にとっては 正に道筋を検証するのに 「 動かぬ証拠 」

 大切な文化財として 保護される石仏のひとつなはずで 仏教徒にとってはこんなお姿では・・

 ともあれ この石仏は この位置のままきちんと自治体が加わって保存して

  後世に伝えるべき文化財なんだ

 誰か 軽井沢町のエライ人に アドバイスしてくれる人いませんか   

 

  

 

 

 

      

 

コメント
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