台風が近づいているからなのか もう 9月になったからなのか
軽井沢は ちょっと前までのモーレツな暑さは遠のいた感じで
おまけに空模様のせいか 日暮れも早まった
2学期が始まったこどもたちも 夏休みの暮らしから学校生活のリズムに戻って波に乗って来た感じだね
暑さから解放されるこの季節には なんとなくちょっと外歩きや 旅に出たい思いに駆られて
お出掛けする人が 多くなる頃だよね
軽井沢駅の 北側の出口を出て 駅舎に沿って左方向へ 西側の道路沿いに・・ こんな光景が
ほとんど 足を止める人も見かけないし
知っている人は知っているらしいけれど・・・・
これは 軽井沢に 大正初期から昭和37年まで、半世紀にわたって軽井沢~草津温泉間を走り続けた高原列車
草軽電鉄の 機関車の雄姿 !
明治後期頃 日本政府は民間資本経営による鉄道事業の推進を図って軽便鉄道法、軽便鉄道補助法 等を公布
全国的に 「 軽便鉄道 」ブームが盛り上がった時期があったそうだよ
そんな 時代の中で 地域の根強い要望にこたえて 大正4年(1915)7月
新軽井沢~小瀬温泉間に 二輪の客車を引いた小型蒸気機関車が登場した 草津軽便鉄道の営業開始だね
その後 草津温泉まで繋がり それが草軽電気鉄道、略して草軽電鉄で
「 カブトムシ 」 とニックネームをもった 機関車が これなんだ
前にも この路線の懐かしい話題を ここで お話した事があるけれど
軽井沢駅から旧軽井沢へ向かい、 三笠から 中軽井沢(沓掛・鶴溜)へ行ってから小瀬温泉
長日向、国境平から 北軽井沢、嬬恋村三原を通って 草津温泉まで
もしこの鉄道が今でも残っていたら
避暑地から 温泉地を往来する
夢の高原列車として観光の目玉になっただろうと、
廃線になってから半世紀を経た今でも 惜しむ声が後をたたないのも ムリないけれどね
この 廃線跡を 1日かけてたどるツアーを10月に 草軽交通株式会社で催行するそうなんだ
なんと 現社長がガイド役を務めて 限定20名 この社長さんなかなか
なんだよ
軽井沢の 懐かしい散策ツアー 全く知らなくても 「 知る 」 楽しみがありそうだよ
興味の湧いた人は 調べてみてね~
さて 台風は どーなったかな・・