おとなしく自粛していてもテレビやネットは見るわけで、コロナウィルスがもたらす不幸から世間がギズギズなのがわかる、このパンデミックの今。
ウィルスが根源の問題でも、人間同士が執拗に叩き合っているのを見るのはもう疲れた。例えば、「多様性を認めろ」と、今世界的なムーブメントだが、自分と違う意見には、それも多様性なのに、寛容になれなかったり。「一斉に声を上げろ」と沈黙の人を責めたてたり。表向きはつらつらと良いこと言っても、裏では真逆の行動をしれっとしていたり。まぁ、今の政治を見ているのは面白いが…。
今週は老猫が、どんどん体力が落ちて、死に向かっていくのが目に見えてわかり、辛い日々である。９日から起こった前屈障害型腰痛も、いつもは治るのだがなかなか治らない、コルセット2重で騙し騙し動いている。草取りができなくなると思うと、ゾッとする。
◆７月11日（日）曇り。30－23℃
朝一番に老猫のお世話から、排せつで汚れたみーみーぼーの腰を洗う。そして、コンサバトリーは今後は暑くなるであろうから、元の場所にサークルを移動した。
さて、人間の物、猫の物、買いだめにいかなくてはならない。歩いている分には腰痛は紛れることに気が付く。しかし重い荷物やら、その処置などで帰宅後ダウン。
夕方からは雷鳴がとどろき、
お日様が照りながらも雨が降る。とにかく腰が痛くて痛くて参った。勿論腰以外、リウマチだから手も痛い、余り大した事は出来ない。
◆7月12日（月）晴れのち曇り。30－24℃
老猫のお世話から、腰が痛くても運動は一つはしている、近頃は室内自転車選択が多い。筋トレは６月にリフォームを始めてからやめた、DIYは体力を使う、若い時と違い二つ平行しては疲れてしまうから。だから健康のためにもDIYは早く終わしたい。一つのことに熱中、タキミカさんなどが、理想の老後の生活。
腰が痛いが今できることをしよう。
まず、オイルショックならぬ、ウッドショックが今起きている。マヨネーズやらペットフードの値上げのように、材木が高くなっているのに驚いた。輸入木材が手に入らない、国産も値上がり、家が建たないという。実際、ホムセンの材木の値段がじりじりと上がったのには驚いた。Amazonなどひどい。
もう使わなくなった棚を壊し、今度のDIYで再利用する。ゴミも出さずに済む。家に既存のベンチ下に自分がつけた棚板を取り外す。
ついでに掃除。壊す予定の本棚の棚板の一枚も再利用する予定。
無理せずに、今日はここまで。
音楽の練習、すべての寝具、カバーを夏用に交換。大嫌いな猛暑は目の前である。
◆７月13日（火）曇りのち大雨。27－24℃
老猫のお世話から、今日は本棚からテレビ台を作る。
窓を打つ雨が滝のように流れる、
10年前に交換した天窓の一つが合わせガラスだったらしく、きれいに真っすぐな亀裂が入ってショック、水は漏らないが、水回りといい、色々と家もガタが来ている。住人も家も騙し、騙し、持たすしか…。
このゲリラ豪雨の季節、冬と違い、1日中窓のお守りをしているような気持になる。暑いので開ける、とてつもない豪雨、竜巻、雷雨注意報で慌てて閉める、
そして雨が止めば、蒸し暑いので開けるの繰り返し。そういう意味でも夏は嫌い。クーラーが無いと熱中症の危険になることも嫌い。
◆７月14日（水）曇りのち雨。28－23℃
老猫のお世話から、昨日作ったテレビ台をセット。
地震による転倒防止のＬ字金具をつけて、裏でテレビを縛るため。
下にはビデオデッキ、余りに籠をとりあえず。
パソコンを置いていたテーブルも一つ分解した。勿論、板を再利用の予定。
さて、家事も山のよう、それを終え、
夜は放置していた荷物をほどく。
猫に壊され4代目ソファ@格安、カバー付きを組み立て深夜になる。大きな段ボールを畳むが、梱包材の発泡スチロールのゴミが出ないのが何よりありがたかった。
安いのと、友布のカバーがついているのが決め手。
古いテーブルの脚も、このソファに合わせて切る予定だが、今は腰が痛いので保留中。ソファ3つ組み立て終わると腰も手も痛くて痛くて、ぐったり。
でも、「東京五輪・パラリンピックは、ソファでカウチポテトしているだろう」という漠然としたあの思いは、達成出来るわけでｗｗｗ ろくでもないが。
◆７月15日（木）曇り。30－22℃
老猫のお世話から始める、体中が痛くて痛くて、それでも、従弟の持ってきた70cm越えの柱時計を移動して飾ってみた。
セイコーの30日巻の文字盤は白い琺瑯でなく当時は高級だった金盤で、短針、長針が凝っている。扉のガラスのエナメルの装飾は剝がれてしまったが、今でも現役で動く、が、今は止めている。残念なことに箱の彫刻はあっさりしていて凝っていない。擬宝珠などついていない。一度はオーバーホールしてあげたい。
従弟の持ってきたもう一つの鳩時計はまだ飾る場所がない。私は映画「バック・ツゥ・フューチャー」の冒頭のシーンのドグの部屋、壁にミケンの時計などが並んでいる、古い時計だらけの部屋が好きだ。振り子時計に弱い。
キツツキの時計も持っている。
それにしても天候が変わりやすく、うんざり。体調管理が大変。
猫を駄目にするソファで駄目になった猫が、ソファを駄目にする、延々のルーティンワーク！（壊せば5代目か。）
◆７月16日（金）晴れ。32－24℃ 関東はついに梅雨開け宣言。
朝刊を取りに行くと、ポストに、新聞社に頼んだポスターが届いていた。
自分の頼んだ安い巨大ポスターも届きだした。リモートワークの背景にと、大きなポスター、布がたくさん出回っている。
壁紙代わりにならないかなと。
老猫のお世話から、入っている箱も交換し、洗う。
相変わらず体中が痛くて、痛み止めも効かない。ウッドショックの話を書いたけれど、今日は出窓代わりに作った、もう猫の使わなくなった窓辺に作った台を外す。長い間、ご苦労様。
日差しで窓枠の塗装は駄目になっている、いずれここは修復するし、外した板は磨いて再利用する。
さぁ、これで休憩しよう。体が悲鳴を上げている、とにかく寝た。
かかりつけの医院から電話が来た。コロナワクチンが７月31日、８月21日に打てるというので予約した。飛び交うワクチンデマも怖いが、これしか対抗手段がないのなら仕方があるまい。とにかく休んで体調を整えて注射に望むこと。また、明日のレッスン迄に手首を休ませること。
みーみーぼーは夜から呼吸が、鼻息が変わった。多分、お別れは近い。
◆７月17日（土）晴れ。32－23℃
老猫の汚れた下半身をさっと洗うが、やはり弱ってきている。こまめなシートの交換、おいしいものを探す、輸液くらいしか、もうしてやれることはない。
今日はレッスンの日で、出発まで練習した。
少し早く出発しコンビニで払い込み、本屋で少し時間をつぶす、久しぶりの本の匂い、コロナで図書館に通わなくなって一年以上。
相変わらず道は暑い、背中の楽器は重い。時間を潰しても早めに到着。
教室で涼むも、コロナのために換気もあり、クーラーの効率が悪い。私の前の仲良くなった方は兵庫に夏休みで里帰り、弦の生徒は私だけだった。
予約の時間になり、色々なテクニックを教えていただいた後、先生の伴奏で弾く、ついに今日でまた一冊終了した。
先生は「よく頑張った」と、お世辞でもほめてくださった。先生は「私の頑張りに逆に私（先生）が励まされていたところがある」と。
「色々あっただろうけど、中々ここまで来る人はいないし、ここまで来たらバイオリンを投げ出す人はまずいない、自分の知っているでは限りいない。ここまできたら一生付き合うだろう」と。「今日はケーキでお祝いね。」と。（あと、他人の音を聞く耳を持っていること、DIYも、何でもできるねと褒められた。）
私は、「なぜ、もっと早く、愚図愚図していた時間が本当に悔やまれるのです、私には子供達と違い時間がないが、あと20年、先生についていきます。」と。
綺麗なものを見たり触れたりする時間は絶対に必要だ、このパンデミックの世で、唯一の救いだ。
帰宅して、新しい（中古で購入だが）教科書の扉を開いた。新しい曲にうっとり。そして、コンビニスイーツを食べた。今、壁にぶち当たっているが、努力は大変だが、きっと、きっと、真っすぐに進めば、乗り越えられる。
先生に、今朝の「題名のない音楽会」のベートーヴェンのバイオリンソナタ「春」が凄かった、私はピアノが主旋律、バイオリンが伴奏に変わるあの移弦部分が好きだというと、先生は、「あそこは意外と難しい、でも、私も弾けるようになる」と。また自分は主旋律より、裏メロこその方が、その曲全体を引き立てて好きなのだが、先生は本当に合唱向きだとおっしゃった。
先生も知っている「のだめカンタービレ」の初めのころのギャグ、峰君（バイオリン）と千秋様（ピアノ）のように、下手でも「春」が弾けるようになれば、いつかは、あのギャグが再現できれば良いと思う。
夜、みーみーぼーの具合が悪化、嘔吐など。現実は厳しい。
◆７月18日（日）晴れのち曇り。32－25℃
老猫のお世話から、今日から抗生剤と、故もじゃ公の残した餌で強制給仕も追加。
腰痛が少しマシになったので、針葉樹合板を無駄のないように切り出すが、3枚切ったところで激しい腰痛に襲われる。ここまで。
結局、食っちゃ寝で一日が終わる、買い出しにすらいかない。とにかく体は炎症を起こし悲鳴を上げている、猫のケア以外、休憩、安静にすることだ。誰も私の体の代わりになってはくれないのだから。
安静時はクラッシックの教本の動画以外は、黙々と日曜大工の動画をひたすら見ている、安東先生の動画、DIY MAGAZINEさんの動画はハマる。
あとは現代版シャーロックホームズ、「エレメンタリー」をAmazonプライムでゆっくり見ている。（ホームズは薬中で女好きで、助手ワトソンはアジアンビューティーで、一度登場のハドソン夫人にはなぜか喉ぼとけがありｗ、レストラン経営の兄バンクロフトとは不仲で、モリアーティーが女性でかっては恋人という、シャーロッキアンが泣きそうな設定が良い。）
近頃のお気に入り。よくこれ1本で長い髪がまとまるものだ、考えた人は天才だと。
さらに、目立たぬように黒く塗る。
◆７月19日（月）晴れ。32－26℃ 梅雨明けから連日暑いこと。
暑いときに、最近買った調理器具は大活躍している。
まず老猫のお世話から。強制給餌の昨日分は下痢に、今日の分は入れてすぐに嘔吐で、まだ確定はしないが、これが続けば、人間のやることで却って猫の体力を奪う、もう輸液と投薬以外、打つ手はない。
故もじゃ公と違い、みーみーぼーはお腹がすいて騒いでいないのが救いである。ひたすら寝ている。それでも、傍らで、死神が迎えに来ている年寄りの猫を見ているのはとても辛いことだ。あと三回耐えなくてはいけないが。
今日は、昨日の続き、合板からすべての部品を切り出した。
下準備のここまでが大変なのだ。機織りで言うと綜絖までが大変、裂き織りだと、布を裂いて糸玉を作るのが大変なように。
手が不自由だと切るのが大変、丸鋸もあるが、手が不自由なので、スピードの出るものは危険で使うことができない。
組み立てと塗装という、楽しい作業は明日から。
夜、いじめをしていた音楽家のオリンピック担当辞任のニュースを知る。何のことかわからなかったが、ニュースがそればかりなので調べる。しれっと人を虐待をして、自慢げに雑誌に語ったその内容がエグイ。笑えない。皆が過去を掘り出した、障碍者だけでなく、危篤のがん患者にまで無礼をしていた。汚いものを見てしまった。
まず、聞いたこともない人だから、非難する前に試しに過去のいくつかの曲も聴いてみる。才能は惜しまれるかもしれない。が、実につまらない曲と思う。（そういえば一番活動していた若い時、職場の同僚がコンサートに行ってつまらないと言っていたなぁ。同僚は学生時代音楽活動をしていた、楽譜も読める。）
仮に私の価値なぞ、ほかに変わりはいくらでもいるが、この方の200円台の曲を視聴して、ほかに変わりはいくらでもと、もっと優れた曲もあり、人材もいるだろうに、そういう曲に思えた、非常に申し訳ないけど。綺麗な動画でも聴いてもそう思う。楽譜も読めないという記事すらあった。
別に人は好き好きで、私が好まなくても、熱狂的なファンが支えれば良いことは思う、「人生は短い、あの本は読めても、この本は読めない、」それと同じ、たまたま自分のアンテナに引っかからないだけだ。が、この音楽家の「名前と才能」で検索しても作品を絶賛している記事が少ないのも腑に落ちない、今回才能とかで援護している人も少ない。なぜ今回の大舞台に選ばれたのかが一般人には謎だ。
私がフォローしている人で苦学して音大を出て、水産業をしながら奨学金を返済し、作曲をし、その曲がコンクールで優勝し、手弁当で後輩の指導をしている若者がいたが、何故そういう多くの芸術家達には日が当たらないのだろう。
ＳＮＳで炎上⇒親戚までが援護するために喧嘩を売って即ツイ消し⇒ヤマサ醤油へ炎上、不買運動の図式までを見て、この一族にかかわった人が、なんともお気の毒になった。そして見ていて疲れた。時期といい、人選といい呪われてしまった五輪。だが、五輪招致から反対だったけど、努力してきた選手個人に当たる気は無い。※彼のファンには本当に申し訳ない、一個人の感想です。
暑すぎて、夕暮れが待ち遠しい。
◆７月20日（火）晴れ。32－25℃
それにしても暑いこと。一晩中、みーみーぼーの呼吸を確かめていた。相変わらず食べることは出来ない、意識はしっかりしているが、とろとろと寝ている。苦しそうな寝方、息でないのが救い。
二階は暑いので、一階に移動、今日から一回の空調はつけっぱなしにする。
輸液だけであと何日生きるか…。シートの尿をチェック、まだ黄疸のビリルビン尿ではない。食べられなければ肝リピ、溶結性貧血で、真っ黄色の尿を出し、呼吸苦を起こしながら亡くなることが多い。（肝性脳症にまでなれば、意識は無いが。）強制給餌は苦しむので、やりたくないが、数㏄試してはヤメの繰り返しをしてしまう。
お世話して、頭が疲れたら寝る、体が痛かったら寝る、そして元気が出たら動く。
今日は組み立て。
6つのケースが入るようにしている。
廃棄しようとしていたガラスの天板も組み合わせる。
予定地は、まだ足をカットしていないテーブルの下。
これで、裁判所に提出する、大量の父の書類の置き場も出来る。10年間悩んでいる。明日は塗装の予定。
夕暮れになって、食事を作り、練習して、動画から、スプリングソナタの楽譜を眺めた。夢に向かって動くしか、動かねば絶対に手には入らないのだから。それにしても、暑い！皆様もご自愛ください♡
