ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

ただ いる(ある)だけで 

2021-10-10 23:05:31 | 日常

頸椎を痛めたことが判明し、毎日グダグダ寝ておりますw 治療には少々のリハビリと安静しかない。気候が良く、近頃は都会からの観光客の群れが交通渋滞をなし、第6波が来ないことを祈っている。

 

◆10月1日(金)雨。22-19℃ 

  

 

台風は上陸しないにしても、県内の停電は6000件だという。

いつも通りに老猫のお世話(洗う、輸液、強制給餌)から、

    

その後、インコの世話に取り掛かるのだが、部屋に行くと、ソデジロインコの新ちゃんが突然死して床に落鳥していた。

昨日迄、噛んで、噛んで、軍手装着の上、金属の道具を使い、鳥かごを開けてお世話していたのだが。毎日2羽で元気にやんちゃして粗ぶっていた。拾い上げるとお尻も汚れていないし、羽毛も綺麗、開いた両目はみずみずしく、まだ生きているようだった。

そっと両眼を閉じてあげ、その後タオルに包んで、旧ちゃんの籠に戻しておいた。一晩一緒に、と。

旧ちゃん、新ちゃん2羽で、店頭で長く棚ざらしの長い期間もあり、平均寿命より、1年くらい早かった死だと思う。

先に旧ちゃんだけ購入し、店で一羽になった新ちゃんが心配で、1週間後に、新ちゃんも購入した。お家についたとたん、「おはよ」とか「バイバイ」、いくつかの言葉を喋り出したのには驚かされたものだった。

そして、いつも2羽でくっついて、にぎやかに人の手を攻撃、手乗りだったが、結論は2羽で遊んでいれば幸せの様だった。産まれてから2羽は、1週間しか離れたことが無いのだから、2羽揃ったときに、「これで良かったんだ。」と思ったものだ。

さて、残された旧ちゃんの方が(喋れないが一番人に慣れているのだが)、気の毒のようにしおれてしまって、目に当てられない。行動も逆立ちし続けたり、人間を怖がりおかしくなった。

猫も老いたが、6倍生きたウズラのモーセス、マメルリハのぐりーんぴーちゅ、そしてソデジロの新ちゃんと亡くなり、ほかの残ったインコたちの老いも目立つようになった。

 

何とも、やるせなかった。

洋服の畳方を変えたり。Tシャツのほとんどが貰い物のうえ、物持ちが良い、10年以上のもあり。

ジムや田んぼ仕事を手伝うのでいくらでも必要だったが、コロナになってからは手伝わない、都会から来ないでほしいとなるし、ジムにも行かない、案山子にも使わないので大量にある。以前は案山子に使うようにと持っていくと、全員でその前に一度作業着にと使ってしまったり。

畳み方を変えるとスペースが余る。物自体は減らないのが困った。

    

 

 

◆10月2日(土)晴れのち曇り。29-19℃

まずは猫から。手の蕁麻疹は消えない。

 

その後、このところずっと痛い胸の痛みもあり、一つ一つ原因を潰すために午前中は整形と内科へ。乳がん検診は済んだし。

内科では血液検査、来月インフルエンザ予防接種をすることにした。外国人の幼児がいて、何とも可愛くて、飽きて泣いているのを皆であやして構っていた。私も懐かれたので、握手した、コロナ禍だけど。

整形でも採血、採尿、何箇所ものレントゲン、子供の頃より付き合う肋間神経痛というより、今回は頸椎が問題で、胸の痛みが起こっていることが判明した。(頸椎症性神経根症>頸椎ヘルニアに近い。)

結局、リウマチですでに痛み止めは出ているし、「首を後ろにそらすな」と言われ、簡単なリハビリの紙を渡されたくらい。

数か月保存的療法やって駄目なら、オペするまでだ。(その時はうなじの毛をかなり剃るので、憧れの女子のツーブロックがこの際出来ると思うまでであるw)

 

肝臓は薬で数値が上がっているが、このくらいなら大丈夫だと、先生。

マックに人が並んでいるのが不思議?

 

帰宅してから、新ちゃんの亡骸を、ウズラの隣に埋めた。旧ちゃんはふさぎ込んで鬱のようにおとなしい、普段のように噛みつくどころか、私を観て、籠の中をバタバタ逃げ回る。

まるで隠蔽するみたいに、新ちゃんを埋めた。「何が悪かったのか」と繰り返す、何度も、何度も、辛い。

 

午後はレッスンへ。

病院から帰宅後、痛くて寝てしまって、遅刻ギリギリだった。先生に事情を話す。筋トレしても、いつまでたっても左手が疲れて下がりがち、首を折りたたむのが辛い事、

肩当のねじの長さが少したりないこと。もう少し欲しいのだが、それ以上だと抜けてしまう。

そしてこの災難。

先生は、とりあえずあるもので高さを出した。

このように。

来週「ウルフ」というがっちりした肩当てを試しに貸してくださるというが。とにかく何らかの工夫しても続けたい。

その後、買い物して帰宅。痛くて、口に入るもの、簡単なら何でもよい。食べたいと思うものがそもそも無い。皿も洗いたくない。

 

◆10月3日(日)曇りのち晴れ。27-19℃

いつも通りに老猫のお世話はしなくてはならぬ、

    

でも、この頃が頸椎の痛みのピークというか、痛み止めテープとか、非ステロイド系の痛み止めが一切効かない、

頭が重くなり首に来る⇒胸や腕、指先、足先などの患部が放散痛が起こりだしとにかく痛いのだ、痛みがひどいと息が出来ないくらいに。そして頭を支えないために寝ると、放散痛がやがて消える、その繰り返しで、とにかく安静にしていた。

しかし、横になる=眠いわけでもなく、病気の検索以外は、無料のゲーム、読書などをiPadからしており、結局それも首に悪いので、寝ながら読書出来る書見台をポチろうかと大いに迷ったり。

この病気になった人のブログなどを拝見し、これがいつまで続くのか暗澹としていた。私よりお若い人、バイオリンを弾いている人でも病人が沢山いらした。

 

◆10月4日(月)晴れのち曇り。29-21℃

老猫の世話をし、

   

その後は痛みでほとんど横になっていた。

喜んで付き合うきーじ。

闘病記やほかの整形の先生、鍼灸院までネットサーフィンし、結論は、Amazonで頸椎サポーター、ガードルを購入することにした。今までも腰痛とか手首でサポーターに助けられてきていたし、あれば便利だ。その種類選びと、レビュー全部に丁寧に目を通して過ごしたような1日になってしまうw

 

◆10月5日(火)晴れのち曇り。29-21℃

老猫のお世話を唸りながらし、

  

ついにAmazonプライムで首のサポーター2種が届いた。

大きさの違う大小を痛いときは2重に巻いた。その効果は、つけないより、つけた方がはるかによく、ようやく夕方になり(つけては弾けないが)楽器を練習できた。(小を装着すると〇Мプレイの女王的でなかなか(ry)

しかし毎日、日中が29℃、首に巻いていると暑い、汗だくなのだ、洗い替えの為に小を再注文。

 

装着し、空を見上げる余裕が出来た。(痛いが。)

 

◆10月6日(水)曇りのち晴れ。28-20℃

老猫のお世話や、

最低限の事以外、開き直り泥のように寝る。

何のために生きているのかと落ち込んだりもした。

結局、早く治すには、「読書も、自転車も、編み物も、散歩も全て頸椎に負担がかかる、病気なんだから安静にしていいんだよ」という病院の記事が一番私には薬になった。痛み止めよりも効いた。

夕方、バイオリン少々。

まだまだ暑いが、深夜から夜明けだけ涼しい、老猫に湯たんぽをあげるとうっとりしていた。

ソデジロインコは寂しさでかなり様子がおかしくなっていたので、マメルリハと一緒にしたら、まぁまぁお互いに気が紛れるらしく、何とか、通じないだろうに囀りながらやっている。

  

 

◆10月7日(木)曇り。25-19℃

老猫のお世話以外は安静を保つ。

 

インコは今日も何とか種類は異なれど上手くやっているし、昨日より気温は低く、みーみーぼーも1日くらい洗わなくても、ご機嫌で湯たんぽにくっついている。猫の病気の相談メールの返事以外一切何もしない。

 

恒例の夜更かしもせず、夕食後、風呂入ったら即寝る(と決めたのだが、現実は老猫の大小で数時間毎に起きてはいる、)震度5弱の地震が10時に起きた時は、震源地の真上で即、何事も諦めていた。

首が動かん、⇒誰も救えない、何も持ち出せない、走馬灯のように思いながら、一切を諦めた、台風、大雨のようなケース、気象庁のメッセージの「今夜までに、これを準備しましょう、どこに行きましょう」とか、そういうわけにも地震はいかない。

短くて良かったが、東日本大震災の時の、あの時のここの揺れに近かった。そして、「物を持ち過ぎた」とも思った。我が日曜大工は一切被害なし。

 

◆10月8日(金)曇りのち晴れ。28-21℃

老猫のお世話から、摘便に取り組む自分、 

テレビは地震の被害状況など。

頸椎と伴う放散痛は相変わらず酷く1日中安静、さて、漫画無料の読めるところまで、ゲームもある程度まで行って、無料故の広告の多さに辟易したのと、「自分何やってんだか」と我に返り、ほとんどのアプリをiPadからさっくりと削除した。Amazonプライム見放題、キンドルもあるし、もう十分。

無料だからだらだらとやるんでなく、選ぶんだ、今しかできないものとか、やりたいものを。

このあたりから、頸椎の痛みがようやく薬とサポーターでコントロール出来始めた、ストイックに生きてもやってくる、次から次への病気に対するあきらめもついたんだと思う。

 

夕方はテレビでも取り上げられた積乱雲がピンクに染まって綺麗だった。

 

夜はみーみーぼーの大で寝不足になる。(昼間さんざん寝ているけどw )

共通の猫の大親友にも送ったが、猫の活動をしてて、よく私も助けられた友人の、その猫の会の活動内の知り合いが書いて大ヒットした猫漫画がある。アニメ化もしている。

その方の漫画の中で、飼い主が年老いた猫に「ただいてくれるだけで いいんだよ」というセリフがあるのだが、猫に限らず、

「ただいてくれるだけで、」「ただあるだけで」というものごとに、気持ちを沢山支えられて生きてきたことを実感している。

 

◆10月9日(土)曇り。28-22℃

老猫のお世話から、

   

今日は朝からバリバリ食べてかっ飛ばす、何故ならレッスンの日なのに今週はほとんど寝ていたからだw 一夜漬けならぬ数時間漬け。首が痛くならないかひやひやしながら練習。

そしてレッスンへ。

先生は肩当「ウルフ」を約束通りに持ってきてくださった。

今使用中の「kun」と合わせ、何度セッティングしたか、結局30分のレッスンで5回は外れるし、肩当なしでやって、結局途中でくたびれるし。通しで1楽章を先生のピアノ伴奏で弾いて、何とか3分の1は義理で合格である。

「ウルフ」をお借りしたが、自分の気持ちの中では、「もう、この体では肩当の問題ではない。バイオリンはやれないのではないか。」と寂しく思って帰宅した…。

 

 

その後、深夜にムラムラと闘志が湧いてきた、

「これはパラリンピックと同じだ、自分も装具を手作りすればいいんだ」と、自分の体のことは自分しかわからないんだと。

確かに分数楽器で楽器は成長に合わせているが、最後の大人の楽器には、体系や体重、年齢、筋肉量の違う大人たちが無理に合わせて腕や首をねじれさせているのはおかしい。せめて肩当くらいは変えたいじゃないか。

今まで市販品で合わないで肩当を手作りしてきた人や、市販されて出回っているものを観察しまくる、結論は、どの製品であろうと、ねじの長さがどれも同じであり、ほぼ決まっているなら、体にじかにあたる裏にゴムを足すしかない。シークレットブーツのように!!

 

◆10月10日(日)曇りから晴れ。26-19℃ 朝一時小雨が降ったがすぐに止んだ。

老猫のお世話をし、猫のご飯、人のご飯の調達、何よりもホームセンターに行くべしっ!昨夜の計画で闘志に満ち満ちていたw

Amazonから底値のプロティンも来た、痛みでセロトニンを使い果たしてしまう、つまりセロトニンの原料トリプトファンを摂取である。(なお大量は腎臓に良くないので注意。)味が付いていないのが一番飲みやすい。

ホームセンターにて、

  

ゴムとスポンジはもう、「こんなに種類があるんかーい」というほどあり、もうテープ付きのやつを適当に選択。

滑り止めのゴムには、特に期待がかかる。

 

近所のファーマーズマーケット、この発想はなかった!

 

くりぬく必要なし。

大好きな紅玉も店頭に並び、凹んでいた気持ちを癒すべく、早速購入。とにかく落ち込んだんなら、そこからどうやって這い上がるかだ。

 

その後、オリンピックでも有名になったサーフィンの町まで。空といい、気温といい夏である、いまだに夏。

        

帰りは首が痛くなってきたが、何とか帰宅出来た。

 

休憩して、肩当を魔改造。

   

顎も、肩も、腕も、ぐっと楽になった。何故、今までしなかったのかと思うほど楽だ。

逆に伝統なのか分らぬが、何故市販品が頑固にも、みな似たり寄ったりなのかわからない。良い材質の木とかそういうので差をつけているが、そういう問題でない、デザインと工夫がおんなじ、そう思うほど良く似ている。

痛みもコントロール出来て、いや慣れてきたし、三か月以内には、この痛みも消えることを信じてぼちぼちいこう。

ちょうど偶然にも付けたテレビでは、乙武洋匡氏が10メートルを装具をつけて歩いていた。私なぞ、一杯あるじゃないか、壊れていても、使えるところ。

何の利益も生まない、むしろ赤字かもしれない、でも、ただいてくれるだけでとか、それがあるだけでとか、そういうものに囲まれた人生がいい。ただし動物は看取るまで頑張らねばいけないし、愛や友情、信頼、時間をかけねば習得出来ない技術や学問などはお金で買えないし、得るのは安易ではない。(体はその手のワーカーから時間で買えるかもしれないが。)

外見の衰えは致し方ない、内面、なんか落ち込む気持ちに張りが出るような、

そんな目標をいつまでも失いたくないのだ。

 

 

池田綾子- 種

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2 コメント

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Unknown (オールドレディー)
2021-10-11 09:53:38
病院通いと猫ちゃんと鳥たちの世話で1日が過ぎてしまいそうですね。ただがんばって、というのも無責任だし、言葉がでてきません。
どんな病気でも痛みがあるのが一番辛いです。かといって、じっと安静にしているとますます動けなくなるし…。まだ動けるだけマシ、そう思うしかないのかしらね。
大分秋らしくなりました。動くには楽でしょうが、あまり寒いのも体にはよくないかと。
台風に地震に、電車は止まるし、便利な都会でも色々ありますね。
コロナはもちろんですが、風邪にも注意してください。
返信する
なんかお気を使わせてしまい、すみません。 (みゃー大工)
2021-10-11 19:32:29
オールドレディー様。

コメントがうまく入らなくて、何度も消えてしまいました。パソコンの調子も悪い模様。
コメント、なんかお気を使わせてしまっており、申し訳ないようです。

関節が破壊される病気だから、仕方がない、
痛さは、癌のオペでモルヒネが切れた時と変わらない。
いつまでも暑い秋なのも問題です、夏に弱いのですが、いつまでも夏なのも嫌すぎるw 
今日もまだクーラーのお世話になっているのですが、くしくも電力自由化詐欺から電話着たりw

オールドレディー様は、ジャンジャン運動、やりたい事、楽しい事、何でも一杯なさってください。
何もしないなんて勿体ないです。
私も退屈しまくっていますが、
基本、圧をかけるとそこは破壊される、手首は腕立て伏せ禁止だし、首はブリッジ禁止のように、出来ないことばかりでイライラします。

さて、記事の赤い幹、ヨウシュヤマゴボウの赤の様ですが、違うようだし。
あと私もアケビ食べたことが無いんです、観て綺麗だと思うだけ。
種の多い、バナナの様だと聞いたことが。
良い経験をされましたね。

オールドレディー様のように、政治にしても、株にしても、キレッキレの記事を書いている80歳の一般女性なんか、そうそういるもんじゃない、
毎度、拝見するたびに驚かされるとともに、励みになりますよ♡
いつもありがとうございます。
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