一生、メンテナンス

多忙な日です、相変わらず、個人のメモにしか過ぎない記事なのですが。

 

◆7月25日（土）明け方から大雨、午前中は、とてつもない雷鳴がとどろく。30－23℃

スロースタート、老猫の世話は相変わらず、自分が起きたらその瞬間から、終わりなき強制給餌から下の世話まで一日中続く、

もじゃ公が立派な大を出すと、体に手を添えて介助している私も、「ほっ、」と腰が抜ける日々。疲労困憊は続く、解放される日はいつか。

今日はレッスンの日であり、Y君が新しい楽器を購入というので、私もバイオリンを２挺、大雨の中、何とか運んだ。

そして、仕舞っていた、頂き物の高価なバイオリンの方を先生に見ていただいた。この楽器は生き物というか、本当に手がかかると思う、ギターやマンドリンのように少しの放置プレイが出来ない。

一度修理に出していたが、弦は巻き戻るわ、駒や魂柱が倒れなくて幸い。

何とか到着。

Y君はバイオリンの明細書迄見せてくれた、バイオリンはもう仕舞って背中に背負っていたが、とても満足のいく音らしい。スマホの写真で見せてくれる。背負っているピカピカのメタリックブルーの、大人気のカーボンマックのケースも本当に美しい。

カワセミ羽のような、アオスジアゲハの一部のような綺麗な色。

新しい楽器を手に入れた彼はとても幸せそうに見える。見ている私まで幸せになった、私もあと２０年若ければなぁ…。少し寂しい。

 

帰宅して、猫の世話をして、

今日はとても疲れた、筋トレやバイクをインターバルで休もうと思ったが、何とか全部やり遂げた。

そう、楽器も、自分も一生メンテナンス、猫などのペットや古くなったこの家も、ね。

（だから、あれもこれもと言わずに、色々年齢ともに手放したい、自分を維持するメンテナンスだけに、いずれ追われると思うから。それさえできなくなる日も来る、この猫のように。Y君が羨ましいのは、それがまだ先の話だからだ。）

 

◆７月26日（日）曇り、昨日同様、朝からとてつもない雷鳴。

いつも通りの猫の介護中心の日常、で終わる、

午後からは晴れた。

　

昨日見ていただいた、練習用でないバイオリンの駒が動いているので、何とかそこを自力で直した。ニスが柔らかいので、元の位置がわかる。

　

何でも自分で出来なくては、そして２艇を同時に弾くので忙しい。

私が微妙な駒の調整をしていても、猫は待ったが効かない、そういう時に限って「食べさせろ」と大騒ぎ、ほとほと疲れた。

裸になった時にトイレ介助とか、風呂に入っている時とか、ダンベル持とうが、猫はお構いなし、気が休まる時が無い。この10か月、自分の事が中断されすぎて嫌になる。（今、書いている時もがぁがぁ鳴き喚いている。）

気晴らしはEテレの群響のジュゼッペ・ヴェルディの最後の歌劇『ファルスタッフ』シェイクスピアの『ウィンザーの陽気な女房たち』が元だが、とにかくシェイクスピア劇が生きて、セリフ@風刺と曲が面白い。内容もシェイクスピア劇のパターンそのもので、大人達のドタバタ、最後は次の世代の若い者の結婚と祝福で終わる。

自分は日本の古典芸能は日本人の教養として、なんか背伸びして、無理して鑑賞している部分があるが、オペラ、歌劇は心の底から大好き。（まぁ、バイク漕ぎながら観ていたが。）

 

◆7月27日（月）晴れから曇り。31－24℃　なんとも蒸し暑い。雨が降ったりやんだりもしはじめ、思い切って窓が開けられない家の中は地獄だ。

朝、みーみーぼーのトイレ後の嘔吐からスタート、輸液からお世話は始まり、

足元には、待ちきれないもじゃ公など、相変わらず忙しい。

寝てくれてホッ、しかし何か始めると起きだす皮肉。

さて、トレーニングの話など。一月余り、今日で2キロ太った。体重が50キロ超えた。でも体脂肪率は変わらない、つまり赤身がついたのだと思う。

さて、脂肪は軽く、体積が多く、筋肉は重くて、体積が少ない。

脂肪500ｇの模型。ダンベルなど。

「2キロのダンベルが体に着いたのだな」と思う。

なお筋肉は保水タンクであり、脱水予防になるという、検索するとそういう記事が出てくる。熱中症対策、脱水予防のためにも、体重は増えても気にしない、体脂肪が増えていなければ。

脂肪を燃やすのは大変だ！

最期まで動ける身体でいたい、だから丁寧に運動。（夕方から喉の調子が悪く、風邪なのか、コロナなのか心配である。）

具合が悪かろうが、猫の要求は容赦せず。猫はふさふさ、元気である。

 

◆7月28日（火）曇り、夕方から雨がぱらつく。風が強く、湿度も酷い。31－25℃

終わらない老猫の世話は相変わらずであるけど、今日、猫は自力で久しぶりにトイレに立てた、猫も誇らしげで、私を見上げ幸せそうな、どや顔をした。

取るに足りない、つまらない人生であっても、そういうことが、嫌な介護の中の、ささやかな喜びである。

午前中から、午後の始まりは病院（リウマチ）に行って終わってしまう、

三密どころでない患者数、薬だけ頂くつもりだったが、先生がお話があるというのだ。血液検査の結果で、今の薬をまだ使用する事、腎臓のＢＵＮは数値が悪いが、クレア二チンは正常、まだ大丈夫な範囲、蛋白尿も出ていないことなど。

先生に昨日の疑問、筋肉は保水タンクであるか？の話を質問、

先生曰く、確かに筋肉は、沢山水分を保持するのだが、極端に筋肉を増やし過ぎても、色々問題ありならしいｗ、混んでいてその話は詳しくは聞けなかった。

ま、素人の中高年の女性が、アナボリックステロイドも使わないし、ビルダー並みに、筋肉が増えることもないだろうからイイが。

帰宅途中、猫のミルク、おむつを購入、

あとで調べるとAmazonの方が安い、コロナ禍だし、なるべく宅配が良いのかも知れない。

帰宅途中の、すれ違いざまに見た風景だが、この小さな町で、自販機の隣のごみをあさり、この暑さで腐敗していると思うのに、ペットボトルの底のジュースを集めて飲んでいるホームレスらしい男性を見かけた。見た目がとても清潔、そしてスタイルがとても良いのだが。

上野や多摩川の河川敷のホームレスは有名だったが、このちっぽけな町でホームレスの方を見かけたのは20年前に一度、そして今回で二回目。

コロナ禍で、今後の世界がどうなるかなんてわからない。民間病院ですらコロナ受け入れの影響で潰れかけている。そして、ウイルスの性格と矛盾するGoＴоトラベル話題。

今日は通院だけで疲れ果て、練習だけで終わる。

テレビをつけるとコロナ患者数266人！、わが県は堂々ベストファイブ入りの患者数であるし、東北の水害のニュースで元同僚にメールを送るなど、近頃の世間の出来事は、悲しい事ばかりで溜息が出る。何を書いても暗い、記事に何を書くべきかと思う…。

そして、家で起こっている終わりなき猫の介護も溜息。

いつかは、全てが思い出に変わるだろう、その日まで頑張るしかない。

 

 

 

※亡くなられてから、沢山の動画が上がってきてますが、私は外見も素敵だと思いましたが、歌声が好きでした。また、腕といい素晴らしい筋肉美です。（劇のドラァグクイーンのローラは、幼い時にボクシングもしてきた設定。）私も足が大きいので、大きい靴専用工場があれは嬉しいｗ

あの名作が3年ぶりに帰ってきた！ 小池徹平×三浦春馬 ミュージカル「キンキーブーツ」が4月16日から開幕