快晴。23-14℃
日曜日に聞いた先生方の美しい旋律が耳から離れない。
辛い事は、いずれ忘却の彼方へ、
美しい事は一生私の記憶から離れないで欲しい…ずっとハミングしている。
色々と思う事はあるが、取り立てて公表したくなかったり、記事などボツの日もある…。
気が進まぬ時は、大事にしている小説のワンシーンで埋めていく事にした。
昨日のオールコットの「若草物語」より
雨天の日には屋内遊戯が催された。
あるものは在来の遊戯で、あるものは新しいもので、大方は娘たちの草案によるものであった。
その一つは、当時世間で秘密結社が流行していたので、少女達も負けずにPクラブなるものを組織した。
姉妹たちはいずれも英文豪ディケンズの愛好者なので、その名作『ピクウィック・クラブ』からとって、Pクラブとした訳である。
娘たちがPクラブを結成してからすでに一カ年になる。
毎土曜日の晩に、屋根裏部屋で例会が開かれ、当日は三つのいすを一列に並べ、その前にテーブルをすえ、その上にランプが置かれ、P・C・という文字を縫い付けたそれぞれの色の異なった記章が用意されるのである。
なおそのクラブではピクウィック新聞という週刊新聞が発行され会員は各自に寄稿することになっていて、書く事の好きなジョーは主幹になっていた。
午後七時、四人のクラブ員は腕に記章をつけて、非常に謹厳な態度で設けの席に着くのである。
メグは一番年長であるから、会頭、サミエル・ピクウィック氏であった。
ジョーは文学的傾向を持っているので、オーガスタス・スノジグラス、丸々とばら色の顔をしているべスはトラシィ・タップマン。
いつもできもしないようなことばかり計画するエミィはナサニエル・インクルと、それぞれディケンスの小説に現れててくる人物を代表していた。
例会の席上で、会頭がその週の新聞を朗読することになっていた。
それには小説、詩、通信、珍妙な広告、それから会員各自の欠点や怠慢を好意的に指摘し反省を促す風刺欄などがあった。
その日もピクウィック氏はレンズのはいっていないメガネをかけ、テーブルをたたき咳払いをして、椅子の背に頭を乗せてひっくり返りそうな恰好をしていたスノジグラス君が行儀をよくするまでじっとにらみつけた後、おもむろに新聞を読み上げ始めた。
私はこの中で猫に関するものを拾いたいw
しっそう通告
我々の愛する雪球(スノー・ボール)パット・ボウ夫人の突然にしてかつ奇怪なるしっそうをここに公表せねばならないのはまことに心痛にたえぬ次第である。
美しく愛すべきねこは多数の親切な賛美者たちに愛されていた。
彼女の美しさは見る者の目を奪い、その優雅さと美徳は、知るほどの人々を魅了していた。
従って彼女の喪失は一般社会から深く惜しまれている。
最後に彼女が見られたのは、門の上に座って肉屋の車をながめている姿であった。
あるいはあの悪漢が彼女の美しさに迷い、卑劣にも盗み去ったのではないかと考えられる。
すでに一週間を経過したがいまだに彼女の踪跡をつまびらかにすることが出来ないでいる。
それゆえ我々はすべての希望をすてて、彼女の寝籠に黒い喪章を下げ、彼女の食器を片付けて、永久に失われたる彼女のために、一同涙さんぜんとしているのである。
△上につき同情ある友人より、次のごとく詩を寄せられたり。
哀 歌 ―パット・ボウ―のために
小さき愛する者をいたみ、
われは悲しき運命に溜息す、
もはや炉辺(ろへん)に彼女なく、
緑の門に遊ぶ姿なし。
彼女の幼き子の眠る墓は
栗の木の下にあり、ああされど、
彼女の眠るはいずこなるや知らねば
われらその墓に涙そそぐあたわず。
空(むな)しき寝床、空しき毬、
永久に見えぬ姿、
客間の戸をかく音も、
のどをならす音も絶えて聞かざるべし。
他の猫ねずみ狩りに来たれど、
その顔いとみにくく
わが愛猫のごとくびんしょうならず、
また彼女のごときみやびたるふぜいなし。
彼女の忍びやかなる足は、
わが雪球(スノー・ボール)の遊びし廊下を踏めど、
わがねこが雄々しく犬どもを追いしに引きかえ
彼女はいたずらにつばをはくのみ。
彼女はおとなしく、役立ち、よく働けど、
見た目には美しからず、
われらはなんじの代わりに彼女を愛すあたわず、
またなんじの代わりに彼女を賛美するあたわず。
※ようは新しい雌猫の評価が散々ですw
悲しいかな、人はいつか幼い頃を忘れてしまう、
古い本を取り出して、懐かしむのも楽しい。
※もう十分子供の教則本で童心にかえっちゃっていますがw
こんなつまらん記事に、ご訪問ありがとうございますm(_ _"m)
風の通り道 合唱版
※もりのおくでうまれたかぜが
はらっぱにひとり立つにれの木
フワリかすめ やって来た
あれはかぜのとおりみち※
△もりのおくでうまれたかぜが
見えない手さしのべてむぎの穂
フワリかすめ あなたのかみを
ゆらしてとおりすぎてく△
はるかな地 たびゆくかぜ みちしるべ
ひとりゆく あなたにおくる かみのかざり
もりのおくでうまれたかぜが
はらっぱにひとり立つにれの木
フワリかすめ 消えていく
あれはかぜのとおりみち
はるかな地 たびゆくかぜ みちしるべ
ひとりゆく あなたにおくる かみのかざり
(※くり返し)
(△くり返し)
※童心にかえり過ぎないように!
【LIVE CAMERA】渋谷スクランブル交差点 ライブ映像
日曜日に聞いた先生方の美しい旋律が耳から離れない。
辛い事は、いずれ忘却の彼方へ、
美しい事は一生私の記憶から離れないで欲しい…ずっとハミングしている。
色々と思う事はあるが、取り立てて公表したくなかったり、記事などボツの日もある…。
気が進まぬ時は、大事にしている小説のワンシーンで埋めていく事にした。
昨日のオールコットの「若草物語」より
雨天の日には屋内遊戯が催された。
あるものは在来の遊戯で、あるものは新しいもので、大方は娘たちの草案によるものであった。
その一つは、当時世間で秘密結社が流行していたので、少女達も負けずにPクラブなるものを組織した。
姉妹たちはいずれも英文豪ディケンズの愛好者なので、その名作『ピクウィック・クラブ』からとって、Pクラブとした訳である。
娘たちがPクラブを結成してからすでに一カ年になる。
毎土曜日の晩に、屋根裏部屋で例会が開かれ、当日は三つのいすを一列に並べ、その前にテーブルをすえ、その上にランプが置かれ、P・C・という文字を縫い付けたそれぞれの色の異なった記章が用意されるのである。
なおそのクラブではピクウィック新聞という週刊新聞が発行され会員は各自に寄稿することになっていて、書く事の好きなジョーは主幹になっていた。
午後七時、四人のクラブ員は腕に記章をつけて、非常に謹厳な態度で設けの席に着くのである。
メグは一番年長であるから、会頭、サミエル・ピクウィック氏であった。
ジョーは文学的傾向を持っているので、オーガスタス・スノジグラス、丸々とばら色の顔をしているべスはトラシィ・タップマン。
いつもできもしないようなことばかり計画するエミィはナサニエル・インクルと、それぞれディケンスの小説に現れててくる人物を代表していた。
例会の席上で、会頭がその週の新聞を朗読することになっていた。
それには小説、詩、通信、珍妙な広告、それから会員各自の欠点や怠慢を好意的に指摘し反省を促す風刺欄などがあった。
その日もピクウィック氏はレンズのはいっていないメガネをかけ、テーブルをたたき咳払いをして、椅子の背に頭を乗せてひっくり返りそうな恰好をしていたスノジグラス君が行儀をよくするまでじっとにらみつけた後、おもむろに新聞を読み上げ始めた。
私はこの中で猫に関するものを拾いたいw
しっそう通告
我々の愛する雪球(スノー・ボール)パット・ボウ夫人の突然にしてかつ奇怪なるしっそうをここに公表せねばならないのはまことに心痛にたえぬ次第である。
美しく愛すべきねこは多数の親切な賛美者たちに愛されていた。
彼女の美しさは見る者の目を奪い、その優雅さと美徳は、知るほどの人々を魅了していた。
従って彼女の喪失は一般社会から深く惜しまれている。
最後に彼女が見られたのは、門の上に座って肉屋の車をながめている姿であった。
あるいはあの悪漢が彼女の美しさに迷い、卑劣にも盗み去ったのではないかと考えられる。
すでに一週間を経過したがいまだに彼女の踪跡をつまびらかにすることが出来ないでいる。
それゆえ我々はすべての希望をすてて、彼女の寝籠に黒い喪章を下げ、彼女の食器を片付けて、永久に失われたる彼女のために、一同涙さんぜんとしているのである。
△上につき同情ある友人より、次のごとく詩を寄せられたり。
哀 歌 ―パット・ボウ―のために
小さき愛する者をいたみ、
われは悲しき運命に溜息す、
もはや炉辺(ろへん)に彼女なく、
緑の門に遊ぶ姿なし。
彼女の幼き子の眠る墓は
栗の木の下にあり、ああされど、
彼女の眠るはいずこなるや知らねば
われらその墓に涙そそぐあたわず。
空(むな)しき寝床、空しき毬、
永久に見えぬ姿、
客間の戸をかく音も、
のどをならす音も絶えて聞かざるべし。
他の猫ねずみ狩りに来たれど、
その顔いとみにくく
わが愛猫のごとくびんしょうならず、
また彼女のごときみやびたるふぜいなし。
彼女の忍びやかなる足は、
わが雪球(スノー・ボール)の遊びし廊下を踏めど、
わがねこが雄々しく犬どもを追いしに引きかえ
彼女はいたずらにつばをはくのみ。
彼女はおとなしく、役立ち、よく働けど、
見た目には美しからず、
われらはなんじの代わりに彼女を愛すあたわず、
またなんじの代わりに彼女を賛美するあたわず。
※ようは新しい雌猫の評価が散々ですw
悲しいかな、人はいつか幼い頃を忘れてしまう、
古い本を取り出して、懐かしむのも楽しい。
※もう十分子供の教則本で童心にかえっちゃっていますがw
こんなつまらん記事に、ご訪問ありがとうございますm(_ _"m)
風の通り道 合唱版
※もりのおくでうまれたかぜが
はらっぱにひとり立つにれの木
フワリかすめ やって来た
あれはかぜのとおりみち※
△もりのおくでうまれたかぜが
見えない手さしのべてむぎの穂
フワリかすめ あなたのかみを
ゆらしてとおりすぎてく△
はるかな地 たびゆくかぜ みちしるべ
ひとりゆく あなたにおくる かみのかざり
もりのおくでうまれたかぜが
はらっぱにひとり立つにれの木
フワリかすめ 消えていく
あれはかぜのとおりみち
はるかな地 たびゆくかぜ みちしるべ
ひとりゆく あなたにおくる かみのかざり
(※くり返し)
(△くり返し)
※童心にかえり過ぎないように!
【LIVE CAMERA】渋谷スクランブル交差点 ライブ映像
あの時は春でしたが、もう、すっかり、秋らしい季節になりましたね。
私は、春夏秋冬、どの季節も大好きです。
猫ちゃんがいっぱい出てくる写真には、楽しい気持ちになりました。
いま、この文章を入力している私の膝の上にも、うちの猫ちゃんが、ちょこんと乗っています。
私も、猫ちゃんは大好きです。
「若草物語」も、読んだことがあります。私の好きな物語です。
今日も1日、素晴らしい日でありますように!!
「みゃ-大工様」のお幸せ祈ります!
◎秋薔薇の 薫る公園 楽しけり
愛する人と 共に歩めば もえか
私は体調的に夏だけはダメで、あとは全部好きです。
こんな私生活であるし、
近頃は、「特定の人にだけは読まれたくないなぁ」とも思っていた矢先、
そうなると日記としては書くものがナイw
ひたすらボケ防止だけで惰性で続いていたので、お恥ずかしいです。
老化だけで成長がない日々、
3月19日を振り返って、、、思わずコメントで吹き出してしまいました。あほですね。
萌花様の真面目なコメントは有難いです。
そして、振り返る事により、
3月からとても成長している自分に気が付かされました。特に音楽は、9月に人前で弾いているしね。
思えば自分、お受験並みにがんばったわwww
そうそう、猫が膝から離れない季節です、ウザいですが可愛がってください。
お外の子はこれからが哀れな時期を迎えます。
色々疲れすぎてしまって、
難解な事をした後は、簡単なものでないと、気が休まらないというか、
この続編はいよいよ彼女たちが大人になっていく、
我々の物語になっていくのですが、
それでも、続編よりこの娘時代が羨ましいです。
一応、娘たちは愛する人と巡り合うのですけどね。
詩は、本当にそうですね。
色恋関係なく、
本当に琴線が触れ合える人と散歩が良いです、
音楽仲間とか、文学仲間とか、犬でもいい♡
それは、きっと、人生最良の日でしょうね。
萌花様もご自分を大切に生きてくださいね!
温かいコメントありがとうございます!