ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

茅花(ツバナ)流し

2018-04-15 08:29:20 | 日常
春の嵐に見舞われて、
午前中は強風と大雨。23-16℃


嵐に揉まれたバラ。


家猫達は、家の中でぬくぬくと守られている。




さてと、


My Favorite Things
気持は固まりつつある。
サイズの合った洋服少しと、手元で流動的に動く本。
少しだけこだわった自転車と、小さな楽器は一生。
県で一番大きな図書館が近くにあれば、
もう、いいのだ…。

午後は晴れて、


月謝の支払いついでに散歩。
美しくはない平凡な地方都市、
せめて美しい公園があればネタに困らぬのだろうが、残念ながら。

藤の花が綺麗な事。。




ナニワイバラも見事だ。




ナシ園の、梨の花は散って、
今朝の大雨のせいで湿度が高く、新緑がむせかえる様だ。


寒冷紗をかぶせられている。




そう言えば、ヒマワリばかりでなく、
ゴッホはアイリスも一杯描いていたのだった。


いつもの川岸も溢れんばかりの緑。










もう、茅花の季節なのか…。

故郷の母を乗せて癌研へと走る車の中で、
この揺れる草を見て母は言った、「ツバナ流し」と…。




私は、本当に気持が余裕が無くて、
体もへとへとに疲れ果て、
頭の中は治療と、病理と専門用語で一杯で、
(※胃癌克服の次は、100万人に一人位の稀少癌)
その上、暴れる父親を預ける事で疲れ果て、

あれが、母の最期の春であったのに、、、

人にかかわれば傷つくし、傷つける。
一生のトラウマにならないためには、
他の兄弟のように逃げ回り、
かかわらない事なのかもしれない…。

どうすればって、逃げれない、
どうしようもなかった。

今、ようやく立ち直ってきたのだと思う。




この映画は古いので何回も観る機会があり、

子供の時は、子供目線で楽しみ、戦争は嫌だと思い、
大人になれば二人の身分の差、その後の微笑ましい恋愛や、マリアの子育てに注目し、そして、実話を読み、
今は、ステキな音楽映画として捉えている。

My Favorite Things from The Sound of Music


Sound of Music - My favorite things


「坂道のアポロン」 文化祭ジャズメドレー
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7 コメント

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Re>茅花(ツバナ)流し (mobile)
2018-04-16 09:23:42
この話でなぜか、この絵を思い出した。
三橋節子「花折峠」
http://shiga-motherlake.jp/essay/1621.html
返信する
ああやっぱり、知っているとは思っていたが、絶句した…。 (みゃー大工)
2018-04-16 09:44:37
スワン家のモバちゃん、おはよう。

私ね、梅原とか、湖の伝説とか大好きな、父なら言うだろうと思っていてね。
三橋節子は、私が18までずっと凄い人と騒いでいたわ、奴は。
片手を失い、もう一つの手で、
長々と説明されたし、関連本も何冊かあった…。
父は高校でも3年間一緒だし、描いている絵はチェックだし。
その後、大学進学で父と美術の話をすることもなくなったが、母は一度下宿に油絵の道具を置きに来たなぁ。
卒業後も、父と一緒の職場で、半年で(ry
その後が波乱万丈で、今に至る。
今日思い出した。

というワケで、
今日も紅茶とマドレーヌのプレゼント、サンクス。
返信する
独り言 (みゃー大工)
2018-04-16 10:41:47
全て思い出した、
湖の伝説も、水底の歌も、松本清張の学歴とか、、それはそれは…。
本の置いてあった場所、角度、テーブルの反射まで、表紙の絵はこれだったとか。
いつも片手がダメなら、と騒いで左手で箸を使っているのは、内心、三橋節子すげーだし、
あー、思い出し杉。

反抗期に入った俺は、
のだめ25巻、中古1600円をポチったwwwうひょー
返信する
この絵を見て思ったのは・・・。 (mobile)
2018-04-17 08:24:35
最初にこの絵を見て思ったのは、伝説とは真逆のことで『オフィーリアのように娘は死んで流れていく、娘の死を悼んで花々は折れ、岸辺では弔いの水が撒かれている』だった。
人生は短い。
『より良き者は芸術と音楽のうちに過ごす』と聞いたことがあったが出典不明(いまは手元にないウォルター・ペイター『ルネサンス』だったかもしれん)。
返信する
かなわないわ、とうてい (みゃー大工)
2018-04-17 09:15:49
おはよ、モバちゃん!

私はまだ、十代前半だった、
家に帰ってきたら、グランドピアノの脇のテーブルに、
『湖の伝説』―画家・三橋節子の愛と死―』梅原猛が家にあったのを思い出した…。
皆が読むように、良いと思うものはそこが指定席。
隠された十字架は、最後まで(家を付けるまで)置いてあったわ…。
お土産の本はだんだん難易度が上がっていった、音楽も、イ長調だったのに、
はじめはベルヌやドイルだったのに。

(父親は人生は短い、あっという間だって騒いで、
オマエの世話にはならーーん!って言っておいて、
なお、今、あの有様よ。一昨日、昨日も色々あったわ。泣。)

そして、あの絵からは夏目漱石が絶賛した、
エヴァレット・ミレーのオフィーリアを構図から思い出したのよ。
ミレーは本物も観たわ。

もう、紅茶とマドレーヌでなく、
たまにはドーナツとコーヒーもってこーい、
俺はアメリカンな警察官になるうヽ(`Д´)ノプンプン
返信する
日本では菓子パンと牛乳で張り込み! (mobile)
2018-04-17 10:10:49
いま手元にナイので正確かどうか分からンが、確かシャーロック・ホームズが『我々は知識という大海の岸辺で貝を拾う子供のようなものだ』と言っていたナ。

“Art is long, life is short.”―「芸術は長く、人生は短い」(ヒポクラテス)
返信する
かつ丼がイイ、いっそ犯人になるゾ! (みゃー大工)
2018-04-17 11:12:14
ヒポクラテスの言葉は知っておるわーい、

ホームズの印象は、オンナを一人抜かして馬鹿に思っていること、
ヘビースモーカー、コーヒーガブガブ、化学実験でバーン、
事件解決で、バイオリンガチャガチャのイメージがつおいんじゃあああ!
ああ聴いてみたいけどね。
アインシュタインは、結局演奏が上手い下手の賛否両論。

今、練習していて、
ふと、ショパンとジョルジョサンドの恋愛を思い出していたところ、ピアノでないのに。
あんな男女は嫌だって言っていたショパンが、
結局二人でコルシカ島に行くくだりとか、
そこでの雨だれ作曲とか、
雨季が散々だったこととか、そこらで二人にもヒビ
サンドがショパンのピアノの下で演奏聴いていたとか、
ああ、ロマンチック過ぎてなんか恥ずかしいわw
サンドの「愛の妖精」とかありえん。
だが持っているのだがwww
みたいな脳内で、楽器をガチャガチャしていた…。

今度は、お茶とせんべいを頼むわー。
オマイよりは甘党でないと思ふ。
返信する

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